謎めくミステリアスな佐太神社 | 運の良い座敷童子的な生き方

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こんにちは。

先週の土曜日にお札をおさめるために島根県の佐太神社を訪れました。

出雲国二宮である佐太神社は解明されていない謎も多く、古い出雲の歴史を残す神社となります。

出雲国風土記では「佐太御子社」と書かれており、どなたかたの神さまの子供、であるのですね😅

そんな謎がたっぷりつまったミステリアスな佐太神社は、

 

 

 

裏神在祭のまっさいちゅう✨




その前日に参拝しました😅

裏があるんかい❗️

って感じなのですが、神在祭に駆けつけられない神さまが、今くらいに来られて会議中なのです。

※5月25日の土曜日まで


※佐太神社⛩️

 

 

この佐太神社の祭神は佐太大神ですが、猿田彦大神で合っております😅

本名が「サダヒコ」なので、「佐太大神」として祀っているサルタヒコの故郷、でもあるのですね。

正しくは「佐陀大神」となるのでしょうか✨





九州の霧島エリアの神楽でいわれていた、「地上はとてもうるさく~暗黒に包まれ~騒がしかった」というナレーターの通り、天孫降臨とうじの地上の統治者ですね😅



※サルタヒコなり!

 

 

この「うるさい」というのは、

 

 

 

五月蠅い

 

 

 

さばえ

 

 

 

さえ

 

 

 

賽の神

 

 

 

なのです😅

だからお猿さんって、サルと発音するのですね💦




「へ」って火山灰を示す古語ですが、九州では「ハエ」も意味するのです。

サルタヒコこそ、「賽の神」であり、境界線を守る神さまなのですね✨



※しじみくじ♪

 

 


そんなうるさーい!と言われていたサダヒコが生まれたのが、「加賀の潜戸(かかのくけど)」と呼ばれる海の洞窟ですが、産んでくださった女神さまは、キサカヒメで、赤貝の女神さまです。


※毎年必ずいただいております

 


キサ=の古語🐘

 

 


なので、サルタヒコが鼻が長いのは、古代インドの信仰が根付いていたから、天狗と習合したのかもしれないですね😅

四国の土佐神社のかつてのご神体も象によく似ておりましたし、讃岐のこんぴらさんも「象頭山」です。




佐太神社…いや、かつての「佐陀大社」古代インドのルーツがよく残っている貴重な場所でもあるのです✨


 

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かかのくけど

 

 



「くけど」はクナト神で、ちまたの神、塞の神です。

「かか」は、という意味であり、竜蛇を意味します🐍

ハハという神さまが多いのも、おそらく蛇神なのです。





アラハバキ神という氷川神社のかつてのご神体も竜蛇神でして、古代出雲の信仰を引き継いでおります。

さいたま市の武蔵国一宮氷川神社は「高鼻」にあるのです✨

 

 

 

 

それにしても、わたしたちのDNAに沈み込んだ、ヘビへの畏怖というのが、いったいどんな霊長類の歴史となっているのか、ちょっと気になります😅





そんな古代のハハ(竜蛇)が祀られる佐太神社は、たくさんの謎がいっぱいです✨




 


まず、佐太大神というのは「導きの神」として有名ですが、実際には「縁結び」の力がとても強いのだろうと思います。

なぜかというと、キサカヒメは造化三神のカミムスヒの娘でもあるので、「ムスヒの神」を祖神としているからですね。



 

 


苔むす、すべての生成の源であるムスヒの神は、もっとも古い信仰であり、子供が生まれる生殖を意味するので、出雲にはけっこう性器のモチーフが多いのです😅

これもまた塞の神であり、こういったムスヒの力をもらって、命をつないでいくのです。



 

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よって、古代の佐太神社は、カミムスヒと佐太大神とキサカヒメだったのではないかな、と思うのです。

カミムスヒは、出雲の祖神さまなので、「佐太御子社」だったのかもしれないですね✨

 

 

 

 

よって、縁結びが得意ということは、「縁切り」がもっとも強力である、ということなのですね✨



 

そして、改めて謎が残る佐太神社には、もうひとつの狛犬さまが見守る参道にあります。

ここから向かうのが裏山の「母儀人基社」ですが、神在祭の八百万の神々の会議は、実はこちらで行われております。




旧暦10月に出雲に全国から神々が集まってくるのは、佐太神社なのです⛩️




 


ここが、かつての佐太神社でもあります。

古墳時代よりも前の時代と祭祀跡なのですね。

この直前に立石神社を訪れていたので、古代祭祀の旅路になりました😆✨




 

さて、佐太神社には境外摂社の田中社があります。

背中合わせで摂社が建っておりますが、京都の伏見稲荷大社の田中大神はこちらとなります。

伏見稲荷大社にはサルタヒコも祀られておりますよ✨



※田中社は御朱印があります✨



背中合わせて建っているのが素敵ですね😆✨

まさに縁切り効果抜群ですが、

縁切りというのは、




先に切ってから結ぶのですよ✨




だから、不倫や浮気は順番が逆なのです😅





女神さまのおみくじがあったので、娘と引いてみると、




 

ふたりともまったく同じ👀

玉依姫でした‼️




今取り組んでいることを、忍耐強く続ければ、それはいつか財産となり、大きな幸運がもたらされるでしょう。





さて、ラストはとてもピカピカとした宇多紀社です。

祀られているのはシタテルヒメです。

ちょうど直前にアジスキタカヒコネの息子さんの出産現場に行ったので、そのことをご報告いたしました。






 


ということで、ミステリアスな佐太神社でした😆

けっこうあちこちに古い仕掛けが施されていて、とても面白かったです✨



 

 

ということで、古代のサルタヒコに出会えた佐太神社でした⛩️

古代の日本は五月蝿いサルタヒコが統治する国だったのですね😆✨