わたしたち日本人の母なる女神 | 運の良い座敷童子的な生き方

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こんにちは✨

NHKBSスペシャル「デジタル・アイ」で考古学が最先端AIによって古墳が可視化しているようなのです😆✨

わたしたちが住む日本🇯🇵は、「空白の4世紀」というものがあって、古墳時代の書物がないため、解明されていないのですよ。

「倭の五王」は、やはり応神天皇、仁徳天皇、そして雄略天皇なのかもしれないですね😅

 

 

 

 

さて、最先端DNA解析によってわかっているわたしたち日本人のルーツは、

 

 

 

 

縄文時代(2割)+弥生時代(2割)+古墳時代(6割)

 

 

 

 

であり、この縄文人のDNAというのは、

 

 

 

 

「西日本の縄文人を母」としていることがわかったそうなのです😅



※土佐神社⛩️



つまり、弥生時代にやってきた渡来人は、西日本の縄文人の女性を妻として、に向けて広がっていった、のですね。

これ、神話でも、日向族の神武天皇がまさに海の神、山の神と婚姻していき、東征しております。

 

 

 

さて、そんな日本ですが、わたしたちの「母なる存在」はいったいどなたになるのでしょう👀?





さて、わたしはゴールデンウィークに故郷である四国に遊びに行っておりました✨

四国は中央構造線という大断層があり、まっぷたつに四国を分断しております。

わたしはこの真上で泳いで育ったのです😅





古代の四国は、「伊予二名島(いよのふたなしま)」と呼ばれており、ふたつ並んでいるよ~という意味なのですが、深い断層により、真っ二つに分断されていたからだろうと思われます。

 

 

 

この中央構造線が、「吉野川」でありまして、豊後水道や紀伊水道とつながっているのですね。



※樹齢3000年の大杉

 

 

わたしの故郷である「愛媛」というのは、日本で唯一女神さまの名前であり、明神大社である伊予神社にはツクヨミノミコトが祀られております。

大分県の一宮「西寒多神社」もツクヨミノミコトが祀られております。




古代の海人族は月🌙を信仰しており、ワダツミやオオヤマヅミ、因幡の白兎に出てくるうさぎさんも、月の国だったのです。

 

 

 

 

「豊の国」

 

 

 

 

というものが、古代九州にあったのですが、この勢力が南海道に広がっていったのです。

なんと、いまだに王宮が残っております😅

それが、宇佐神宮なのですね。



※宇佐神宮⛩️


 

さて、古代祭祀を司っていた忌部氏による「古語拾遺」によると、

「古語に大蛇(おろち)を羽々(ハハ)という」

と書かれています。

島根県には、「加賀(かか)の潜戸」がありますが、

 

 

 

母=かか

 

 

 

なのですね😅

わたしの近所には、「かかー!」とお母さんを呼んでいる子供がおりますが💦

このわたしたちの母なる存在は、大蛇が語源なのです。

関東の氷川神社の古代の祭神、アラハバキ神も同じです。

 

 

 

 

さて、この大蛇が大きくなり、神格化された姿が、「竜」であります🐉

 

 

 

 

日本のルーツは、竜蛇であるのですね✨



※鵜戸神宮⛩️

 

 

 

だから、海神(ワダツミ)のお宮は竜がたくさんのにょきっと出ているのでしょうか🐲

竜が持っている玉は、海の潮を操るのですが、同じ作用が月にあるからです。




いや、

 

 

 

月が司っている「引力(潮汐力)」こそ、この地球の生命を司っているのです🌕

 

 

 


古代の女神の名前には「ツキ」や「オケツ」「オキツ」など、月のキーワードが隠されているのです。




古代の祭祀は、「月を読む」、すなわち「コヨミ」がメインだったのです。

暦とは太陰暦のカレンダーのことです。

だから、月齢を読む=ツクヨミ、なのですね🌕

 

 

 


この海神の信仰は、沖縄を超えて東南アジア古代インドから伝わっており、だからこそ出雲でも「竜蛇が海からやってくる」ときが、神在月があるのです。



※へび🐍

 

スサノオがヤマタノオロチ伝説で斬った剣も、「天羽々斬剣(あめのははぎりのつるぎ)」でありますが、

ハハ(大蛇)を斬ったから、そういった名前が付けられているのでしょう。

 

 


 

このハハの語源は、刃物でもわかるとおり、「先端がとがっている」という意味があり、

ハハはであり、わたしたちのでもあり、でもあり、植物のでもあるのです。


 

 

 

 

ギリシャ神話では、豊穣の女神デメテルが、弟のゼウスや海神ポセイドンに強姦され、子供を産んでおります😅

このとき生まれた娘のペルセフォネーが、冥界の王ハーゼスに誘拐され、ザクロを食べてしまったので、この世には冬が訪れることになった…という伝説があるのですが、

 

 


 

同じような内容が、日本神話でも残されているのですね😅

 

 

 

 

そう、イザナミの比婆山伝説です。



※比婆山

 

 

この豊穣の女神デメテルは、蛇の頭をしたメドューサでもあり、ポセイドンの愛人となっていますが、もともとはギリシア先住民の農耕民族が、渡来人の遊牧民に征服されていった話であると伝わっております。




これが、起源1000年前。

つまり、今から3000年前のギリシア神話なのですね😅

 

 

 

つまりわたしたちの母なる神は、まさにイザナミノミコトであり、

それはもしかすると、食の女神オオゲツヒメなのかもしれません。

 

 

 

 

オオゲツヒメというのは、阿波国(徳島)の女神であり、同じように斬り殺された伝説があるのです。

 

 

 

 

それが、スサノオ(出雲族)やツクヨミ(豊の国)によって、征服されていったお話…なのかもしれないですね。

 

 

 

 

なお、母なる女神はイザナミやオオゲツヒメだけではありません。

白山のククリヒメ。

この神さまは、どちらかというと、中国ルートの女神でありますね😅

 

 

 

 

縄文時代は今よりも体感が強く、エネルギーが渦巻く様子がのように見えたので、縄文土器にも蛇の紋様が彫られています🐍

 

 

 

 

起源をずっとさかのぼると、沖縄のハブ、そしてインドの蛇神・ナーガラージャに辿り着くのです🐍




仏教では竜王として取り入れられ、八大竜王となっています。

中国に伝わると、コブラがいないため、「龍」になったのです😅

 

 

 

 

ということで、わたしたちの母なる存在は黄泉の国にいるぞ❗️というお話しでした😅