丹後に住む日本最古の天女が造る、どんな病気でも治すお酒 | 運の良い座敷童子的な生き方

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こんにちは😃

今日は桃の節句であり、昨日からお屠蘇(おとそ)を作っておりましたよ🍶

節句は神さまがやってくるので、朝から掃除や植物の植え替えに大忙しでした。





さて、わたしは先週の満月の日に京都にある日本最古の天女伝説を回ってきました。

そう、ここは伊勢神宮外宮の古伝地でもあるのですね。



※「真」



この豊受大神は、お稲荷さんこと「宇迦御魂(ウカノミタマ)」だったのです😅




ウカ→食料



ミタマ→魂(タマ)であり生命力



稲荷大明神→稲作が伝来してからの称号。




なんだそうです😅

そして、この食の女神は、太陰暦(旧暦)を司るツクヨミノミコトと密接な関係にある、月の女神でもあったのですね🌕



※多久神社



こちらは丹後の真名井伝説の天女が降臨してきた多久神社⛩️です。

この京丹後市弥栄町では、




豊宇賀姫(トヨウカヒメ)




というお名前で祀られています。

ウカとウケは同意語、なのですね。



まさに弥栄✨✨



※よく来たな!



そして、この周辺は弥生時代の一大都市で、文化や技術がとても発展しておりました。

そんな多久神社の由来書きには、驚くことが書かれていました。




天女、よく噛み酒を造り、

その酒を一杯飲めば、すぐに病が治る





そうか、とわたしは衝撃が走ったのです。

丹後に住む日本最古の天女というのは、





口噛み酒





を作っていたのですね。


※君の名はより



口噛み酒とは、新海誠監督の「君の名は」でもヒロインのみつはが作っておりましたが、若い巫女が作る日本最古のお酒であるのです。

まさにこれこそ、





麹菌のルーツ





でもあるのですね。

麹菌というのは日本に生息する国菌なのですが、人間の唾液には微生物が含まれており、麹菌と同じ働きをするのです。





そう、真名井の天女トヨウカヒメは、穀物をかじってお酒をたくさん作っていたのですが、




これが、




「醸す(カモス)」の語源なのです。




噛むことは、神なのです。




お酒も味噌も醤油もみりんも、かもして作られるのですが、まさにこれが神の領域、なのですね。




※奈具神社⛩️



わたしたちは、





何か大切なことを忘れているのではないか…





当たり前のように日々食べる、お米やお味噌やお醤油といった、日本固有の食材…




最近、やたらと、植物や微生物の情報が入ってきているのですが、わたしたちは神の力を見誤っているのでは…



※月の輪田



ここは月の輪田。

アマテラスに捧げるために豊受大神が稲作を作っていた、三日月型の田んぼです。





この田んぼは祟りがあると伝わっているので、長い間放置されていたのです。




しかし、保存会が動きだし、子どもたちを含めてお酒作りが始まったそうですよ。




日本最古の稲作発祥の地、




として伝わっています。

さすがに祟りという言葉に、一瞬、躊躇します。



と。





なんとパッと電気がついたように、辺りが明るくなります👀

振り返ると、太陽が雲間から現れていたのです。





この太陽は、

もしかしたら、

一週間ぶりだったのではないでしょうか…




受食神(ウケモチカミ)について書かれています。




これが、豊受大神の別名なのか、とわたしの脳裏に、浮かび上がってきた文字がありました。




ウケ→食料




モチ→望月(満月)





そうか、ウケモチって満月のことだったのかあ‼️





では、豊受大神は、満月の女神なのですね‼️





すると、酒の神であり、月神を信仰していた大山積神(オオヤマヅミ)の娘であるコノハナサクヤヒメというのは、





サクヤ




朔夜(新月)





ハナを咲かせる




裂く




避け







新月の女神さまなのじゃないの?!

と衝撃を受けておりました😅

お酒ってもしや、新月と満月に仕込んでいたのかしら👀??




なお、




ウカとは、豊受大神の生前の本名なんだそうです😅




ウカさまー‼️





月の輪田を八乙女に祀らせたのは、崇神天皇なのだそうです。

これこそ、




元伊勢外宮、




比沼麻奈為(ひぬまない)神社⛩️





以前の天橋立の記事で、「ここが外宮の元伊勢だ」と確信した場所でありますが、崇神天皇の命令によって、八乙女たちが祀ったのですね😅





その後、雄略天皇が1500年前に、豊受大神の神霊をこの場所から移してきたのですね。





ということで。丹後日本最古の天女は奇跡の口噛み酒を作る、満月の女神でした。




丹波風土記にある八人の天女降臨伝説は、また別の話、みたいですね😅

以前に宮司さんが、

「時代が違うんだ」という言葉が染み入ります。




ちなみに、この度の高校の歴史の教科書が改訂されて、弥生時代が紀元前1000年まで伸びたのですよ。

今から3000年前までは弥生時代であり、けっこうハイテクだったようなのです😅



※ようこそのお参りだ!



そしてこの場所、わたし初めて気が付いたのですが、龍穴スポットだったのです😅

生まれて初めて龍穴を見たわあー💦





真名井の「真」とは、




わたしたちの目が、まなこ、と呼ばれるように、




とても素晴らしく、とても可愛い、という意味なのだそうです。




外宮の遷宮を伝える最古の文献、「止由気宮(とゆけのみや)儀式帳」に、




丹波国比治の真奈井に坐す我が御饌都神、豊受大神を、我がもとに欲する」




というアマテラスのお告げがありますが、

この丹後国の丹波郡の比治に坐す日本最古の天女は、とびっきりの可愛い女神さまだったようですね😍✨




境内をとてもきれいに管理されているのですが、この心構えこそ、元伊勢外宮の古伝地にふさわしいですね。





ということで、とても可愛いウカさまに出会えた京丹後の羽衣伝説巡りでした❗️




ますます稲荷系として精進しようと思った満月でした😅