こんにちは。
昨日テレビで富士山が特集されており、その裾野が広がるすごい独立峰の光景にうっとりとしました😍
去年に会社の人が撮ってくれた芝桜が見ごろということで、とても素晴らしかったです✨✨
※こちらは去年の写真
さて、この富士山とフォッサマグナは無関係ではありません。
フォッサマグナというのは、日本列島を東西に引き割く、巨大な大地の「裂け目」なのですが、日本の文化がなぜか東西で違っているのは、実際に地質も動植物も種類が違っているからなのです😅
そんなフォッサマグナに位置する富士山は、南海トラフ巨大地震と連動しやすく、だからこそ古代から強い畏怖の対象となっているのです。
※飛鳥時代をさかのぼってみました
さて、古代史を追っていくと、なぜか到達するのが、日本の断層や地層といった「日本国の成り立ち」なのです😅
これを追っていくと、古代人の「荒ぶる神」への祈りが、とても響いてきます。
このフォッサマグナという断層の巨大な裂け目こそ、現在の日本国土を作り出したのです。
それまでの日本は、ユーラシア大陸の一部だったのですが、
ある日、
裂けたのです😅
ぽきんと地層が折られた、というのでしょうか。
※フォッサマグナミュージアムのサイトからお借りしております
これが1600万年前ですが、その折られた間に広がる地層は、海底の隆起によって埋め立てられました。
これが隆起したときにできたのが、富士山や八ヶ岳、箱根と言った火山帯なのですね。
そう、フォッサマグナは裂けたため、ここはかつては「海底」だったのです。
つまり富士山というのは、
フォッサマグナの海底から隆起した火山、
のです😅
お、おやぶん…。
長野県にある諏訪湖は、その裂け目により生じた「断層湖」なのですが、あの場所は中央構造線も通るクロスポイントなので、まさに恐ろしい「古代の記憶」が眠っているのです。
そんなフォッサマグナの心臓部は、おそらく富士山そのものなのですね。
さて、今から300年前の1707年に南海トラフ巨大地震(宝永大地震)が起きており、その49日後に、富士山は大噴火をしています🌋
富士山はおおよそ2000年間で43回噴火をしているのですが、ここ300年ほどは噴火をしておらず、わたしは学校の日本史で「休火山」という言葉を習いましたが、今はそれが否定されているようですね😅
海底のマグマの活動と、巨大地震は関係性が深い、ということなのですね。
最近はインドネシアで大噴火が起きましたが、「対岸の火事」では決してないのです。
こういった火山の側面こそ「荒ぶる神」であり、噴火や地震によってもたらされた恵みこそ、日本なのです。
そして、日本がもしも今でも、アジア大陸と隣接していたのなら…
※フォッサマグナミュージアムより翡翠
わたしたち日本人の歴史は、もうとっくに、生まれる前から変わっていたのではないでしょうか。
香港のように。
さて、そんな富士山ですが、ぐるりと囲むように浅間神社が建っております。
すべて記すことができないかもしれませんが、書いていきますね✨✨
・駿河国一宮 富士山本宮浅間大社(静岡県富士宮市宮町)
・山宮(静岡県富士宮市山宮字宮内)※元宮
・奥宮(富士山山頂)
・静岡浅間神社(静岡県静岡市葵区)
・富士六所浅間神社(静岡県富士市浅間本町)
・富智神社(静岡県富士宮市朝日町)
・甲斐国一宮浅間神社(山梨県笛吹市)※旧一宮町
・河口浅間神社(山梨県南都留郡富士河口湖町)
・冨士御室浅間神社(山梨県南都留郡富士河口湖町)
・一宮浅間神社(山梨県南八代郡市川三郷町)
・小室浅間神社(山梨県富士吉田市)
・北口本宮冨士浅間神社(山梨県富士吉田市)
ですね😅
なんと一宮がふたつも入っているのです❗️
古社が囲むように建っていることから、かなり古い起源ということが、地名からもわかります。
富士山本宮浅間大社の元宮こそ、山宮となり、こちらは本殿がなく、山をご神体としております。
そう、祀られているのは、「浅間大神」ですが、「せんげん」ではなく、「あさま」と呼ぶのです。
これが火山の古い言葉であり、神の名前なのですね。
※阿蘇山
そう、フォッサマグナの神は、アサマオオカミ。
九州も「阿蘇(あそ)」といいますが、アソ、ウサ、イセ、イズモ、イズ(伊豆)など、なぜか韻を踏んでいるのは、偶然ではありません。
縄文人は音がどんなふうに響くのか、よくわかっていたのだろうと思われます。
ということで、まさに日本列島の心臓部、アサマオオカミについてでした✨
まさに縄文の神。
かぐや姫が焦がれたかつての富士山は、どうも、山頂から煙があがっていたようですね。
まさに、不死の山ですね✨