こんにちは。
去年から高校で使われている日本史の教科書が、大きく改訂されました。
最先端の科学により、縄文時代と弥生時代の開始年代が引き上げられたからです😅
土器の出現を約一万6000年前と定めたので、
縄文時代は3500年前、
弥生時代の水田稲作の始まりを2800年前としたのです。
古代の日本はかーなり進化した文明を持っていたのですね😅
す、すぎょい💦
※縄文時代からの聖地
日本最古の神社は大神神社と言われておりますが、
縄文時代というのは、生活圏内のなかに、祭祀場がありました。
古神道は精霊信仰(アニミズム)で、自然崇拝が本質であり、これを「古神道」と呼ぶのですが、正しくはかんながらのみち、ですね。
沖縄の各地にある御嶽(うたき)は琉球八社よりも古い起源を持っておりますよ✨✨
なんと、縄文時代からの聖地は現代まで引き継がれており、古代の聖地はわりと公園として残っていたり、神社が建っていたりします。
それが、すべての都道府県に存在する、日本列島は霊地聖地の集合体、なのですね✨✨
というのも、日本は侵略されていない世界最古の国なので、その後も祭神や建物は変わろうとも、当該地そのものは引き継がれ、信仰されているのです😅
そんな縄文時代のご神体は、
特別な山(カンナビ)、
特別な岩(イワクラ)、
特別な森(ヒモロギ)、
特別な池や川、島や滝など、自然そのものを崇拝してきたのですね。
太陽も月も星も神で、風も雷も神なのですね⚡️
そして、日本人は聖地のそばに住むことを好んだのです。
これは火山の周辺などは、水が豊かで、恵みが多い場所だったからですね。
時は下り、弥生時代。
水田稲作が始まり、人々は食物や穀物を育て始めます。
ツクヨミルートの口伝では、太陰暦(月を読む旧暦)を司る部族が祭祀を行っていたそうですよ。
弥生時代の前半は、まだまだ縄文時代の精神が引き継がれていますが、大きな変化が訪れます😅
そう、剣の文化を持つ部族が渡来してきたのですね。
※縄文時代からの聖地
ここから、ご神体が変わります。
剣となっていくのです。
まさに女性性優位の時代から、男性性優位の社会に切り替わったのですね⚔️
これはある日突然ではなく、かなりの年代を経て行われましたが、背後には鋳造鉄器を使用する人々が技術革命を起こしていったからです。
これにより、土地の開拓や水源地の争奪戦が行われます😅
力があるものが、日本を制する❗️
この精神が、なんと2020年頃まで続くのです😅
※古代の磐境
それでも、弥生時代はまだまだ縄文時代の精神を引き継ぎます。
大きなポイントは、食物の女神が殺され、その死体から五穀が生成されたことですね。
古事記ではスサノオが大宜津比売(オオゲツヒメ)を殺し、
日本書紀ではツクヨミノミコトが受保(ウケモチ)神を切り殺します。
オオゲツヒメ
ウケモチ
どちらも、
月を示す言葉が入っているのです🌕
※古代の祭祀場
さて、日本のターニングポイントはなんと古墳時代😅
おおよそ飛鳥時代の始まりでもあります。
今からDNAゲノム解析が進んでいくと思われますが、ものすごく広域な大陸から、多様な人々が日本に渡来してきて、国内はしっちゃかめっちゃかになったのです😅
ここで大きく変わるのは、渡来人は都会を目指す❗️
それは、平野部だからです。
まあ、今も海外の移住者は都会を目指しますが…😅
ということで、近畿地方が都となっていきます✨✨
そりゃ、アマテラスも各地を巡幸しなくてはいけないくらい、大変でした💦
※縄文時代からの聖地
弥生時代の終わりは、邪馬台国の卑弥呼が亡くなった西暦247年から始まります。
ここから大変な内乱となり、日本はしっちゃかめっちゃかで、おとぎ話の桃太郎の鬼退治がなんとなく様子を語ってくれます😅
桃太郎は川から下ってきたのです。
赤鬼と青鬼👹
赤い塗料は、まさに丹。
和歌山〜四国の中央構造線沿いに、丹の女神が点在しているのは、偶然ではありません。
これはのちの水銀でもあります。
弘法大師空海も、だからこそ高野山を選んだのですね。
※縄文時代のご神体
なお、この鶴石は縄文時代からのご神体ですが、
この石は大地の神がせりあがった姿、なのですね。
日本列島は火山帯に位置するので、古代から地震や津波や噴火など、災害が多い国でもあったのです。
地霊を鎮めながらも、自然を崇拝して、みんなで踊り明かし、楽しく祈りを表現する。
ちょっと変わった不思議な人たち、それが縄文人であり、日本人は柔軟性が高いのです😅
東のエデンにはたくさんの人が流れ着いたのですね😆✨✨
ということで、日本列島はけっこう多くの霊地や聖地が残されているぞ、というお話でもありました✨