宇佐神宮の奥宮、御許山にある縄文時代からの祭祀 | 運の良い座敷童子的な生き方

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こんにちは。

今日から久しぶりにお仕事です😅

今日と明日は、水星と冥王星がタイトな凶角になりますので、ネットワークの遅延や渋滞、トラブルなどには気を付けてくださいね。

 


 

 

さて、わたしは先週の木曜日から九州南部(阿蘇~宮崎)にかけて旅をしてきました。

初日に向かったのは、こちら、大分県豊前国一宮、宇佐神宮です。

 

 

 

この壮大な鳥居とくまぐましい森林😆✨

なぜか当日の朝にスケジュールの大幅変更があって、こっちを先に参拝しなさい!と言われました。

そのおかげで、車の中で着替えを済ませたり、けっこう大変でした😅💦





宇佐神宮八幡の総本宮として有名ですが、創建は725年となります。

鶴岡八幡宮の元宮は石清水八幡宮ですが、その元宮が宇佐神宮となりますよ。




「八幡神(ヤハタノカミ)」が宇佐の地に現れたのは571年、神功皇后は823年に三之御殿に祀られており、宗像三女神こと比売大神(ヒメノオオカミ)がもっとも古い神さまとなります。

 



 

ヒメノオオカミ。

 



 

この比売大神がミステリアスな「謎」とされているのですが、

日本書紀では宗像三女神が宇佐の地に降臨したことが書かれていますので、比売大神=宗像三女神とされております。

 

 


 

なお、応神天皇や神功皇后は八幡神(ヤハタノカミ)とともに、中世になって祀られているので、もともとの原始信仰は比売大神だったのです。


 

 

 

つまり、宇佐のおおもとの氏神は比売大神であり、ここは縄文時代からの聖地となります。


※二之御殿


 

そして、宇佐神宮の元宮こそが、

 

 

 

 

御許山(おもとやま)です。


※大元神社遥拝所

 


 

その山頂には、「三巨石のイワクラ」があると伝えられておりますが、そこが宇佐神宮の奥宮であり、ヒメノオオカミの元宮となります。

 

 

 

 

ヤハタノカミは元宮がないのですよ😅

八幡神は古事記や日本書紀には登場しないのですが、

745年~752年にかけて行われた東大寺の奈良の大仏を造る際に、国家の守護神として華々しく登場しました。

 

 

 

 

宇佐の八幡宮というのは、奈良時代に「道鏡事件」を引き起こしたくらいにご神託が強大で、

そこには、国の政治を揺り動かすような強力な神が鎮まっているようですね。



 


なお、ヤハタノカミは、渡来氏族である秦系の「辛嶋氏」が祀っていた神さまと、

応神天皇の神霊を合体させた神さまであり、

さらに仏さまの「八幡大菩薩」でもあります。

宇佐の地は、神と仏が初めて出会った地、なのですね。


神仏習合の始まりの地


 

そのヤハタノカミよりももっと古い神が、比売大神(ヒメノオオカミ)となるのですが、





この比売大神の「ヒメ」って、

 

 

 

「日女(ヒメ)」

 

 

 

なんじゃないでしょうか😅

アマテラスの本名は大日孁貴神(大日女/オオヒルメ)なのですよ。

邪馬台国の卑弥呼も、日巫女(ヒミコ)、が正しいのかもしれないですね。

なお、天皇家は名字がありませんが、「姫氏(きし)」だとする説がありますよ。

 

 

 

 

 

ということで、謎が深まる宇佐神宮の奥宮、縄文時代からの聖地、御許山を登拝してみましょう✨

そこは禁足地となっており、大元神社がありますよ。


※御許山 正覚寺コース

 

 

しまった、

驚くほどの迫力のある登山口です😅←笑






 

がごろごろしておりますね。

けっこうぬかるみがあります。

これは、雨の日の翌日などは避けてくださいね👀

 


 

 

けっこうが染み入っている山ですね。

こういった湿り気のある山にはがいるのですよ。



 

娘が「怖いよおお」とぴったりとくっついてきます。その時に、ガサッと音がして、びっくりして振り返りました。

すると、グレーの野うさぎが慌てて逃げていきます。

 

 

 

 

うさぎ👀

 

 

 

 

初めて野うさぎを見ました。

「ここ、うさぎさんがいる山なの?」

と、娘の顔がぱっと明るくなります。

「うさぎ年だからね」

とよくわからない返答をするわたしでした😅

そういや、ここは宇佐市でしたね。



 

すると、娘が勢いよく前に出て、歌い出します。





「ちいかわ、はちわれ、うさぎ、いつも一緒~♪ 

三匹そろうと癒されます~♪」

 

 

 

 

 

まさかのこの迫力のある御許山で、ちいかわの歌…。

縄文時代からの数千年の歴史の中で、恐らく初めてのちいかわの歌ですよ。





「三匹の力 合わせると〜♪

大変な毎日もなんとか乗り切れる~♪」





宗像三女神と微妙にマッチしております😅

そうか、やはり、1+1=3なんですよ❗️





さて、そんな娘の歌声とはうらはらに、仏ゾーンが次々と出てきます。

ここは御許山雲仙寺の跡地となります。

すごい迫力です❗️




ここは縄文時代からの原生林なのですが、これはすごいご神域です😅




そんなちいかわのメロディと一緒に、40分ほど山道をてくてく歩くと、




なんと石畳の道が現れました👀




突如、近代的なエリアが❗️




ちょっと人工的な建造物に安心するわたし😮‍💨






これが、宇佐神宮奥宮、大元神社です⛩





ここに鎮まる神こそ、





ヒメノオオカミですね。




これはすごいご神域です。





近づいたわたしは、強い既視感を覚えます。


※ここから禁足地です




あれ…?





わたし、ここ知っている…





脳裏に浮かぶのは、ある鳥居だけ置かれている禁足地でした。

その場所と、エネルギーが酷似しているのです。





なぜ?




と、後ろを振り返ると、




大元八坂神社がありました。





そうか、スサノオがいるのですね‼️





この宇佐の地は、古代はもともと、だったのです。

宇佐市は緑豊かな平野と、漁業が栄える豊前海に恵まれているのです。

海と海をつなぐルートの出入り口でもあったのです。






宇佐神宮といえば、天皇の祖神(応神天皇)が祀られているのですが、初代天皇は神武天皇です。





神武天皇は高千穂に降臨してきたニニギノミコトを祖とする天孫族です。





ですが、ここはスサノオの領地でもあったようですね。





そうか、だから宗像三女神は宇佐に降臨したと日本書紀に書かれているのかもしれないですね。





そうか、




スサノオは高天原を追放されて、出雲の地に降り立ったと、古事記にも書いていたじゃないか‼️


※里宮の八坂神社⛩




その二日後に、わたしは「高天原発祥の地」を訪れるのでありました😅





こちらの弊立神宮ですね。


※弊立神宮



九州って色んなものを内包していてすごいなあ…。





宇佐の海を挟んだ愛媛県にも、「八幡浜」がありますが、瀬戸内海のルートを渡って、勢力を拡大していったようですね。





その「おおもと」こそ、





この宇佐、なのかもしれません。



阿蘇



弘法大師空海の謎


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