こんにちは。
わたしは木曜日から会社を休んで九州を旅して、ようやく戻って参りました😆
火の国であり、水の国でもある阿蘇の魅力に取り憑かれ、たくさんのことを学んだ旅でもありました。
なお、同行した8歳の娘の感想は、
「旅館のお兄さんが超カッコよかった」
だそうです😅
確かに星野リゾート界は美男美女ぞろいなんです。
娘の感想で知る、彼女の成長具合…😅
さて、そんな九州には特別な聖域があります。
それは、九州のへそと呼ばれている、ちょうど真ん中あたりに位置する熊本県山都(やまと)町にある神社なのですが、地球のへそでもあるのですね。
そこは、天照大御神(アマテラス)が邇邇芸命(ニニギノミコト)に、天孫降臨を命じた場所です。
そう、高天原神話発祥の地、弊立神宮ですね。
ここは高天原の隠れ宮であり、確か1993年くらいまで、祭祀も一般参拝客を受け入れていませんでした。
祀っている神は天地開闢の神々です。
元伊勢ではありません。
外宮や内宮がありますが、伊勢神宮の前身ではありません。
伊勢神宮よりも以前にこの地にあり、主には、国がらみの神事を密やかにしていたのです。
ここは、一万年前から存在すると伝わる聖域で、隠れ宮だったのです。
またの名を日の宮、国の歴史にも大きく関わっている宮となります。
例えば昭和39年の東京オリンピックの成功祈願に、オリンピック担当大臣が訪れたり、
昭和16年には大東亜戦争の祈願祭をしたり、
神代には、神功皇后の三韓征伐の祈願祭も、行われておりました。
ここは山都町なので、「やまと」です。
神武天皇も始め、天孫降臨のニニギノミコトが、高天原を離れた場所、なのですね。
ニニギノミコトが生活に困窮している地上のひとびとのために、
稲穂のモミを種として取り帰った、という伝わる場所でもあります。
稲作に用いられる八大龍王が鎮まるご神水もあります。
※阿蘇山
なお、阿蘇山は過去に4回大噴火(ASO-1〜ASO-4)があったのですが、
それによってもたらされた大きな恵みが、大量に噴出する湧水なのです。
熊本県は100パーセント地下水で賄われている水の国なのですが、
それは火山の地層が水を流しやすいから、なのです。
※高千穂峡
その恵みは、阿蘇山の周りに清らかな水をもたらします。
まさに火と水の国であり、阿蘇山の周辺は邪馬台国始まりの地、でもあるのですね。
神の語源は、火➕水でカミなのです。
なお、この阿蘇の治水事業を行ったのは、かの加藤清正公であります。
加藤清正は阿蘇神社の再興にも力をいれたので、まさに熊本の第二の神、でもありました。
なお、阿蘇山のアソは、全国にある浅間山の古い呼び名です。
火山はもともと全てがアサマと呼ばれており、日本列島の各地の浅間山は、
アソ→アソヤマ→アサマと名前を変えていったのです。
富士山ももともとはフジではなく、浅間大神を祀るアサマなのですね。
※ご祈祷中
阿蘇は縄文時代から歴史が残っている場所ですが、この弊立神宮は、かなり濃厚な聖域で、エネルギーが研ぎ澄まされております。
さて、八大龍王が鎮まる湧水のご神水は、ずいぶん下った場所にありますよ。
なお、弊立神宮の祈願により、湧いたと伝えられている湧水が、白川水源です。
さあ、ニニギノミコトが汲んだご神水に行ってみましょう♪
あたりは静まり返っております。
下に降りていくと、やがて水の音が聞こえてきます。
こちらのひっそりとしたお社です。
太陽がキラキラとしております😆
日本の竹筒があるのですが、わたしはここで水筒に水を汲みました。
これを飲んでもいいですし、少量を持ち帰って、自宅に流すと、そこに神の御霊を移すのです。
ニニギノミコトはこうやって、各地にご神水を増やしていったのですね。
こちらの道がとても清々しいので歩いてみると、
とんでもない迫力のある巨木が現れます。
これはすごい。
これはすごい‼️
ということで、九州のへそであり、地球の万物の根源の神が宿る隠れ宮、弊立神宮でした⛩
なお、ご神陵などもありますので、色々と散策してみてくださいね✨✨