こんにちは。
ゴールデンウィークも後半に入りましたね♪
わたしは前半に淡路島を家族で旅をしました。
伊奘諾神宮を出た後は、フェリー乗り場に向かって車を南に向けて走らせます🚗
この淡路島の離島に、「沼島(ぬしま)」と呼ばれる島があるのですが、ここが神話の伝説の舞台、国産み神話の伝承が残されているのです。
そう、目指すは沼島‼️
イザナギとイザナミが日本🇯🇵国土を次々と生み出した伝説の場所、そしてたくさんの神々の誕生の地でもありますね。
※沼島
この沼島は、中央構造線という断層の外にあるため、周りの地層よりも古く、一億年前の地層と言われております。
さらに、黒潮の急流がぶつかるところにあるため、変わった奇岩や岩礁が数多く、
鳴門のうずしおも、この黒潮の急流がぶつかったことにより起きておりますよ。
向かう道中、たくさんの玉ねぎ畑があったので、8歳になる娘が後部座席で八百屋さんごっこをしておりました。
「玉ねぎはいかがですか〜♪ セロリもありますよ〜」
セロリ?
セロリなんてものが娘の口から出てきたのは、これが生まれて初めてだったので、
「よく知ってるね」とわたしは言いました。
フェリー乗り場に降り立つと、突然、猫が走り抜けて、その後を子猫が探し回るという、
にゃんにゃんパニックにしばし巻き込まれます😅
無事に猫の親子を再会させたところで、島の散策がスタート❗️
当たり前なんですが、沼島は徒歩なんです😅
立派な沼島八幡神社を横目に見ながら、スタスタと海辺に向かって歩きます。
この日はひんやりとしていて、本当に良かったです😅
ここから延々とわたしたちは夕暮れまで歩き回ることになるのですが、
目指すは自凝(おのころ)神社⛩
と、
イザナギとイザナミが婚姻を行った天の御柱、
「上立神岩(かみだてかみいわ)です。
そう、この沼島には、古事記の冒頭である国産みの舞台である、「おのころ島伝説」が残っているのです。
おのころ神社は、山全体がご神体とされており、港を見下ろす丘の上に建っております。
かつて集落だった石垣が多く残されており、遺跡を散策するような気分になってきます。
なお、この山は「おのころ山」と呼ばれて社が建っているのですが、
いったいいつからその名前がついたのかは、誰にも分からないのだそうです。
歴史の重みを足下に感じながら、急な斜面を登っていくと、わたしたちを待ち受けていたのは…
大量のセロリの香り‼️
なんと野生のセロリがあたり一面に生えているのです。
野生のセロリなんて、わたしは生まれて初めて目にしました。
セロリ…。
道中の娘の八百屋ごっこの言葉が思い浮かびます。
その強力な香りは、その日一日抜けないまま、
わたしはこの先も、セロリの香りをかぐたびに、おのころ伝説を思い出すのでしょう。
「よくぞ参られた!」
イザナギ、イザナミが「こおろ、こおろ」とかき混ぜ、漂っている国土を固めていきます。
自ずから凝ってできた、「自凝(おのころ)神社」に到着しました。
神聖すぎる‼️
写真が公開できません。
境内の記念碑に刻まれた「皇紀二千六百年」という文字にくらりとめまいすらします。
拝殿の中にかけられた絵に、イザナギとイザナミが描かれております。
そしてその背後には、
イザナギとイザナミの石像がありました。
この石像はけっこう有名で、あちらこちらの本に載っておりますね‼️
そこに、キラキラと太陽が映り込んできました✨
イザナギとイザナミが輝いております✨✨
さあ、そこから目指すは海岸線沿い‼️
ここから延々と、
延々と、
和歌山方面に向かって歩いていきますよ😅
なんと、この日は晴天だったので、海を隔てた近畿地方がうっすら見えるのですー!
ひたすら島の反対側に向かって歩き続け、
ついに海に辿り着きました❗️
おお、あれですね‼️
イザナギとイザナミが交わった天の御柱、
上立神岩(かみたてかみいわ)‼️
後ろに見えますのは、和歌山県でございます〜。
この辺りは世界的にも珍しい断層になっており、竜宮伝説の舞台ともなっている岩礁「平バエ」など、名前のついた奇岩が多いのです。
この、場所の真北に、伊奘諾神宮が建っております。
ようやく着きました…😅
いや〜足が棒のようですね。
フェリーの時間まで空いていたので、先ほどの八幡神社に向かうと、なんとここで「自凝神社」の御朱印が受付されていたのです‼️
八幡神社の拝殿内には、たくさんのイザナギとイザナミの絵が奉納されておりました。
どれも素敵ですね‼️
と言うわけで、日本最古の島、そして日本最初の国土である沼島ことおのころ島でした‼️
最強の夫婦神が鎮座するおのころ島は、セロリの香りがしましたよ✨