前田健第12回単独ライブ「カメレオンマン」 渋谷TAKE OFF7 | ああいえBAR 旧館・支那竹銀座より

ああいえBAR 旧館・支那竹銀座より

「支那竹銀座」はラーメンズ小林賢太郎さんに名付けてもらいました。
負け犬というよりバカ犬。飼い主には従順素直。
悪そうなヤツや知らない人には、吠えたり噛み付いたり。
エサくれたら恩は忘れません。面白いエンタメを求めて日々彷徨っています。

華奢な子が少ない…といわれてみれば、

自分も含めてそんな気もする…そんな会場内。

というか、女性と男性の比率も半々くらい、

年齢層もバラバラ…なんだかとても楽しげな雰囲気です。

 



まずは女性ダンサー3人を引き連れての、

槙原敬之の「情熱」でのダンス。
振り付けももちろんの前田健さん自身とのことで。

オープニングのご挨拶。

世間はワールドカップ一色ですけども…との挨拶から

始まったかと思いきや
「僕サッカーなんて大っ嫌いですから!」

あ、なんか嬉しい(笑)。
後ろの人たちにも元気ですか?!と声かけると

「Yeah~!」の返事。
「ブスな声が聞こえてくるわ…」


1年4ヶ月ぶりの単独ということで、それまでの間の話を。

夏場に肝炎で入院していた時、

向いの声の出ないおじさんと、気の利かないインターンの

田中くんの話や、健康を害した時、

男性は本能で子孫を残したくなるという話→

大きな仕事がある前、不安になってすごく射精を

したくなる→同棲している彼氏が彼女に隠れて

オ○○ーしていた場合、彼氏は不安になっているので
「○○くんは、そのままで大丈夫だよー」と

安心させてあげてください、という話。

退院してから、自宅療養で太ってしまった話。

スポーツクラブの受付が爽やかすぎてうざったい、
フィットネスのマッチョな人はだいたい“こっち”の

人だという話題。いい天気の日曜の昼、

暗い室内で聞くにふさわしい話ですね(笑)。

R&Bボーカルに憧れて、部屋で“っぽく”録音中の男。

隣室の母親、姉に静かにしてくれるようお願いしながら
“っぽい”歌が続く。中川晃教、CHEMISTRY、

平井堅、Misia、SILVA、ゴスペラーズ、清貴、

宇多田ヒカル…
「“平井堅は~♪俺の神様~♪”…あ、かあちゃん。

俺の白いシャツあったよね。あれ、アイロンかけといて。

素肌に着るから」
「Misiaはぁぁ~♪黒い広瀬香美~♪」
「宇多田はスペシャル~♪…

大御所にタメグチやめろぉ~♪」
「うまいっってワケじゃないんだけど(半端な夢の

ひとかけらがー♪)曲に恵まれるってこともあるー♪」

ゲスト・はなわコーナー。

河村隆一のマネで「ぞうさん」。

「佐賀県第6章」。

みどりのおばさん。

交通整理をしているおばちゃんのところには、

毎日いろんな小学生がやってきます。そんな子供たちを

無事に渡らせるのが、おばちゃんの仕事です。

韓国人or日本人。W杯観戦に韓国にやってきた若者2人

(ナイスミドル→オードリー)。

せっかく来たのだから地元の料理を食べようと屋台に入る。

ちょうどそこを通りがかった謎の男(前田)…

日本人なのか韓国人なのかわからない。
「ヒージッチャンチョンマゲヨーハンブンユッター」
「ヒマシニケガヌケルー。」
「クレラップヨリサランラップー。ヒンシツダー」

エレベーター。エレベーターが止る。

停電になってしまい閉じ込められた前田健と誰か。
脱出方法をいろいろと考えてみるけれど、時間は過ぎて…。
やっと救出されてみたらばそこには前田健ひとり…。

ゲストコーナー・はなわ。

学園祭でパクッたというショートコントから(笑)。
ギターで実話に基づいて作られたという「おやじ」を。

切な可笑しい、ステキな歌。

OLの愚痴。

メガネにひっつめ髪、事務服のOL。

部長の悪口に始まり、合コンの愚痴…と

言いたいことは尽きない。
「あんたさー、最近いいことある?

育ててるサボテンの花が咲いた?

あんたはなちゃんみたいなこと言わないでよ。

おはなカフェか?」
「“みんなちょっといい?かなり酔ってます!”

…ふざけんなってのよ!」
合コンで巻き毛の女が、おしぼりでウサギを作っていれば、

赤ワインをワザとこぼし血みどろにした…とか(笑)。
「格闘家なんかいいじゃない?…私をマットに

沈めろってことなのよ。」
携帯にくるのは迷惑メールばかり、出会いもロクなのがなく、

昔の彼からは指定着信拒否…(笑)。
うん…私はこの人となら友達になれそう(笑)。

…前ネタ終りで、そのまま舞台でメガネを外し、

つけ髪も外し、スカートも脱ぐと…その下からは
白いシャツにジーンズ姿の松浦あややー。

あややーやー。会場も盛り上がります。
「松浦あや、いきまーすっ!」
ということで、「LOVE涙色」を。

3人が出てきて、3人それぞれ大きな紙を持っている。
「3つのコースから1つだけお選びください」…と、

3人同時に1枚ずつその紙を剥がしていく。
一斉にたくさんの文字が出てくるので、どれかしか見られない。

(見ることは出来てもメモまでは取れない(笑))
一番左手が一般的な情報、真ん中が雑学知識?系、

右が前田健のプロフィール。唯一メモがとれたのが
「ホモはスターバックス好き。オリジナルを注文して

世間に認められた気がするから。」(笑)。

振付師・ピエール。今回の振り付けレッスンは「BoA」。
「しごく~、シャブシャブとぉかがしゅきですからぁ~」と

マネしながら、交流をはかるピエール先生(笑)。
『LISTEN TO MY HEART』をレッスンしていきます。

このネタといえば…そう、水浴び。儀式です(笑)。
気持ちよさげに「生きている」ことを実感した先生なのでした。

先生の顔がトランプみたい…という件で、

この日取材で入っていたカメラさん吹き出し笑い、
ピエール先生に

「そんなんでカメラワークいいの?ズームイン!」

といわれてました。

はなわさんとまえけんさんの歌のコーナー。

毎回恒例のコーナーらしいですが、今回はオリジナルソングを。
まえけんさんが鼻歌で唄ったものを、

はなわさんが譜面にしたりしたそうです。

ユニット名は「はなけん」
まえけんさんが息を整えるまでの間、

はなわさんのトークサービス(笑)。まえけんさんちで

う○ちを漏らしたことがあるエピソードなどを。

ゆず、またはポップスピッツを目指したという雰囲気の

曲名は「バニラ」。
2曲目は順風満帆には行っていないカップル…だけど、

うまく行かないところも含めて好きなんだなという
せつない心を歌った曲「ラララララ」。

ゲスト・原口あきまさんのコーナー。

突然始まったモノマネ。後ろ姿でわかる芸能人、

F1、ヘリコプター、一反もめん…と、あっさりと終わり…

次のラジオの仕事の話をしだす…という、

あ。コントだったんですね(笑)。
「前田健のわくわくラジオ」のゲストとして

呼ばれているのが原口さん。そしてADがはなわくん。
本番へのカウントダウンは16秒前だったり、

2秒前だったりするAD。
この番組パーソナリティーの前田健さんが曲者(笑)。

「~ですからぁ~。」が口癖。
「腹黒いんですか?そうやってやってきたんですか?

そういうことで売れるんだったら、僕もやりますからぁ~」
「テレビつけて君がいると、すごく悔しい。

舌打ちしたの親に聞かれましたからぁ~」

アメリカ人の表情+英語。

私の中でのん元祖まえけんさん的ネタ。

初めてみたのがこれでした。
「後半になるにつれクレッシェンドになっていく怒り」

「いろんなYes」とか好きです。
○○がマクドナルドの店員だったら…。好きですねぇ(笑)。

再び、槙原敬之の曲「青春」でダンス。→エンディング。

ダンスメンバー・ゲスト紹介など。告知。

舞台作りはクールな感じがどことなく漂い、

前田健さんも、なにがそうさせるのかはわかりませんが

(わからないことにしておきます(笑))

ネタの中のキャラは粘着質タイプであっても、

ベタベタした感じは受けない方で、

やはりどこかクールで…そんな人が作る舞台だからこそ、

舞台もクールなんでしょうけれども(笑)
なんですけどもね。空気は暖かいんですね。

なんか…いいですよ。外は寒い冬の晴れた日。
色がきれいなかき氷を楽しい仲間とアロハ着てこたつ入って

食べているみたいな…なんだかわかんない(笑)。


帰り際、アンケートを書き終えて外に出ると、

前田健さんがお客さんひとりひとりとご挨拶中。

温かいねぇ。