東京出張で夜フリーな時は常に狙っている。

新宿、浅草、上野広小路、池袋・・

どこかの寄席におもしろそうなのがないか。

 

事前にチケットを買うような興行だと、行けなくなった時が怖い。

なので寄席がいい。

 

浅草演芸ホールの7月中席を見た時は、ビビった。

なんだこの豪華ラインナップ。

 

これはいきたい。

是非いきたい。

 

数日前にこの情報を知った時からウズウズしていた。

これは・・満員になるのか?

整理券とかになるのか?

 

以前、新宿末廣亭で伯山が主任の時は、満員で入れなかった。

今回は伯山が主任ではないにしろ、出演がある。

主任は伯山の師匠、人間国宝の神田松鯉。

しかも、三遊亭遊雀、桂文治、阿久鯉ねえさんも出る。

 

 

どういうこと!?

何この豪華な寄席・・。

 

戸越から都営浅草線で浅草へ。

思ったより長かったけど、一本でいけるのは便利。

 

浅草。外国人比率5割。

まぁここは来るよね。

 

都営浅草線の駅から演芸ホールまでは結構歩く。

この写真の時刻は17:36。

18:00になるとチケットが2500円になるのは知っていた。

(それまでは3000円)

 

入り口の兄ちゃんに聞いてみた?

 

いっぱい?

いや、まだ大丈夫です。

 

6時になるとチケット25になるんだよね。

いやまぁ、その考えの人は結構いるもんで(笑)

 

そうか・・・

じゃあ入るわ。

 

1名様、ご入場です!

 

入ると、三笑亭夢花がひっくりかえっていた(笑)

伯山TVで何度か見た光景。

 

夢花が下がると同時に、席につく。

狙っていたのは前から2列目の真ん中。

せっかく来たんだから前の方で見たい。

 

が、次は漫才だった。

おせつときょうた

漫才で立たれると、その席からは完全に見上げる形になる。

これは首がキツい。

 

そして18:00

ここから豪華リレー。

 

遊雀師匠。

うわー本物だ。

さすがに貫禄ある。やっぱオーラあるわ。

 

桂竹丸。

初めて見たかな。

小話を連発で。

 

林家喜之輔

切り絵の芸。

最近は大谷翔平ばかりリクエストが来るらしい。でも見事。

 

そしていよいよ伯山。

3mないくらいの距離で聞く講談は迫力がすごい。

マイクを通しての声よりも肉声がそのまま届く。

わずか15分の出番だけど、これだけでも3000円の価値はある。

 

19:00

阿久鯉ねえさん

何度目だろ。自分が行くときの寄席にはかならず阿久鯉ねえさんがいる。

でもこうやって近くで見るとその声量とか迫力がすごい。

 

コントD51

これも前に見たな。新宿だったか浅草だったか。

同じネタだった気もする。

 

文治師匠。

伯山TVでその人柄を知ってるだけに、たぶん初めて実物を見たんだけど、親近感が勝手に湧いてくる。長襦袢のあの文治師匠。

 

柳亭楽輔

初めて。ただ、ここまでの演者が凄すぎてちょっと霞む。

 

20:00

やなぎ南玉(駒芸)

これは見事だった。伝統芸能ってこれよって感じの技。

刀の上を駒が回る。

 

20:15

そして主任、神田松鯉。

人間国宝の講談をこの距離で聞けることにまず感動。

その人柄がホントににじみ出る、やさしい雰囲気。

正直、この時おしっこしたくてどうしようもなかったけど、30分完全に引き込まれました。

 

映像も音も、道具も楽器もなんにも使わず、ただ話をするだけで人を引き込む。

講談とか落語って、ホントに芸術だよなぁ。

集中しすぎておしっこしたいのも忘れるくらいだから。

 

 

外に出ると、どっぷり日が暮れていた。

夢のような約3時間だった。

 

帰りにこの写真と共に、Xで呟いた。

 

 

すると数時間後・・

なんと!

遊雀師匠からいいねが!

 

ビビった。

こんなことあるのね・・。

本人が探したのだろうか、それともお弟子さんとかが教えたのだろうか。

 

それを、さらにこうつぶやく(笑)

 

と、

 

 

なんだこれー。

おもしろすぎるー。

ただ、実はこの最後の文は遊雀「師匠」と書くべきだったと今でも後悔している。

 

今度は遊雀師匠メインのに行かねば。

古典落語の大ネタって、実は生で聞いたことないんよね。

1個楽しみが増えたね。

今年は畑に通った。

出社したらだいたい様子を見に行っていた。

 

じゃがいも生育記録

4月19日

買いそびれるのが嫌だったので、畑の割り当て前から種芋は買っておいた。

武川のコメリでメイクイーンを。たしか1kg200円ちょい。

できたらもう1種類はインカの目覚めがよかったが、売ってない。

 

ならば保留としておいて、別な店で探してみようと。

敷島のコメリに寄ってみると、全然時期が違うらしく(たしかに気温も違う)、ジャガイモはもう最終処分になっている。

売れ残っていた「きたかむい」を1kg100円で引き取る。

 

4月26日

これを植える。

種イモ2kgはさすがに消費できないので、同僚にあげた。

じゃがいもの奥には例年通り枝豆と、キュウリとトマトを。

 

数週間後

じゃがいもは、残念ながら50%くらいしか発芽しなかった。

ただ、発芽した株はものすごくたくましい。

 

5月後半

芽かきをする。

これが意外とデリケート。

うまく抜けた株を、発芽しなかった場所に植えなおす。

 

 

6月

長く伸び、倒れてしまうので盛り土を。

花も咲き始める。

 

7月8日 

 

早めに枯れた株を、いよいよ掘る。(3株)

おお。上出来じゃん!

 

そしていよいよ。

7月19日 メインの収穫

 

まーよく育ってくれました。

左が「メイクイーン」、右が「きたかむい」。

思った以上に量も質もよかった。

これが最初に発芽してくれた分。

 

なのであとは芽かきの分身なので、あまり多くは期待できないはず。

生育時期にズレがあるので収穫はもうちょっと先かな。

 

さて、こっからはキュウリが毎日ずんずん大きくなってくる。

トマトはまだ青い実がついたくらい。

 

あ、そうそう。

今年は枝豆がダメだった・・。

途中でシカに葉っぱを全部食われてしまうという無念。

 

農業たのしい(*^_^*)(*^_^*)

東京のこっちらへんはあまり縁がなかった。

人生で初めて東急池上線に乗った。

(ただ、これじゃなくて本当は都営浅草線でよかった)

 

荏原中延。

この駅に降り立ったのも人生で初めて。

ひときわ目立つ看板。

いや、これ考えた人がすごいわw

 

目指すは蛇窪神社。

なんでも、近くの戸越公園駅はもとは蛇窪駅だったそうで。

歩くこと10分。

住宅街の中に神社があった。

この字体、なんかどっかで見たような・・。

思い出せない。

 

 

 

境内には白い蛇がいっぱい。

蛇を撫でるとどうもいいらしいw

 

御朱印もこの字体。

直書きということだけど、日付以外は定型の押印かも。

 

ここでまずいことに気づいた。

ポータブル充電器を持ってきていない。

これはやばい。

なんとかせねば。

 

ただ、次の目的地が優先だ。

戸越八幡神社へ。

歩いて約20分。

 

こちらも住宅街の中にある神社。

ただ、鳥居をくぐって長い参道に入るとそこはもう異世界。

 

こちらの神社、これまで参拝した神社の中でも初めてのサービスがあった。

 

なんと、御朱印をお願いすると待ってる間にお茶をいただける。

このソファーのある、能舞台(なのかな)の前でゆっくりお待ちくださいと。

おおお。こんなの初めて。

しかもこの東京のど真ん中で。

 

茶器を自分で洗い、御朱印をいただく。

しかもなんと、直書きは水曜日のみだという。

ついてた。

 

ってことは、あのお茶も?

そうだよね。書置きだったら待つ時間ないもんね。

 

五反田駅のATMでお金を降ろしたら、ピン札の新紙幣で出てきてビビった。

ここでそれを出し、そのことで神職の方と少し話もできた。

いい時間でした。

 

戸越銀座の入り口まで来た。スマホがヤバい。

もうすでに5%くらいしかない。

メシを食いながら充電がしたい。

 

なか卯に入り、親子丼とうどんのセットを。

若い外国人男子の店員にお願いし、コンセントの近い席に座らせてもらうも・・

 

なんと穴がふさがれている。

これは困った。

 

厨房の中にコンセントがあるらしいので、そこに預ける。

食べ終わり、スマホを見ると39%まで回復していた。

 

だけどまだ心許ない。

これじゃ夜までもたない。

 

戸越銀座の中に入り、コーヒーショップを探す。

すぐに見つけた。

ベローチェさん、助かりましたよ・・。

 

アイスコ―ヒー1杯で、90%代まで回復。

ついでにトイレも借りれたのは非常にラッキーだった。

しかし平日の昼間から、なんもしないで時間つぶしている人の多いこと。

 

自分もそう見えてたのかなw

 

ベローチェにいるうちに一雨あったようだ。

これもついてた。

 

戸越から電車でいざ浅草へ。

次の目的地のことは次の記事で。

7月6日

仕事ではあるが、かなり楽しみだった。

たくさんの人が集まるし、懐かしい面々と会えるから。

盛岡は新入社員から2年を過ごした場所。

もはや郷愁に近い感情がある。

 

イベントの冒頭5分の挨拶という役割があったけど、それもうまくできた。

 

終了後、街をふらつく。

夕食は一度来てみたかった老舗の洋食屋「金宝堂」へ。

なんと今年創業100年という。

 

開運橋すぐの所にあるのに、これまで来たことがなかったのも不思議。

ハンバーグとトンテキ定食 2000円

 

徳島戦の逆転負けを見届けて1日終了。

 

7日

あいにくの雨。

得意のチャリを借りようと思っていたが断念。

朝、福田パンであんバターのパンをかじりながら予定を立てる。

帰りの新幹線を14:17に決めて、それまでの動きを決める。

 

まずは盛岡八幡宮にいきたい。

バスに飛び乗り、街中を抜けて一路神社へ。

 

街から外れた所に佇む、かなり大きな鳥居。

 

本殿もでかい。

こんなすごいとは思わなかった。

 

 

この広い参道の敷石に12支がいるという。

無理よそんなの探せないって。かろうじて巳だけ見つけたw

 

三大八幡宮は宇佐、筥崎、石清水だというが、この盛岡は筥崎と似ている気がする。

規模的にもそれに匹敵する。

 

雨なのであまりゆっくりはできず、次に。

事前に考えていた次の選択肢は二つあった。

 

1.徒歩で住吉神社、盛岡天満宮というコース。

2.チャリで少し離れた榊山稲荷神社へ。

 

雨なので、どっちも難しい。

というか2はもうこの時点で選択肢として成立しない。

だけど、なんか知らないけど榊山の方に行ってみたくなった。

 

八幡宮からとりあえずはそっちの方向に歩き始めてみる。

調べてみると、歩くと40分以上かかるらしい。

そりゃ無理だ。

 

タクシー通らないかな・・

大きな道ではあるけど、数分みてもタクシーが通る予感がしない。

 

ならばと。

タクシー配車アプリなるものをここで初めてインストールした。

意外と登録もスムーズに行けて、呼ぶことに。

ものの2分で来た。

 

なんという便利。

世の中こんなに進んでたのねw

 

おじいちゃんの運転手だったけど、ちゃんとそのことを知っていた。

ペイペイで自動的に払うしくみだし、ある意味運転手さんにとってもありがたいらしい。

榊山稲荷神社へ行く人は少ないという。

若いのに、いい趣味してるねぇと。

 

若くはないですw

 

榊山稲荷神社。たしかにここは立地的にも不便だし露出は少ない。

 

 

 

たけど・・

何というか、趣という面ではこれまでの神社の中でも指折りかもしれない。

参拝者が自分一人というのもあって、ゆっくり散策できた。

雨であることも、ここの趣を増幅したような気がする。

 

奥の方には長い階段が伸びていて、金殖(かねつくり)神社がこの上に。

境内社はこの他にもいくつか。

 

池の形は「心」の文字の形になっている。

 

盛岡城築城の時に創建された神社であるが、当時はここではなく明治の世になり廃藩置県の時にここに移されたという。

同時に人々の癒しを求めて、より荘厳な神域と庭園を作り上げたという。

 

このコースを選択してよかった。

これを「呼ばれる」と言うのだろうか。

 

帰りもタクシーアプリで迎えに来てもらった。

本来ならここからかなりの距離を歩いて、いつくるかわからないバスに乗らないと盛岡駅まで行けないところ。なんて便利なのタクシーアプリ。

 

盛岡駅。

そろそろ別れを告げる時がやってきた。

最後はここと決めていた。

駅構内の立ち食いそば。

何回か屋号は変わったけど、この場所にはずっと立ち食いそばがある。

たぶん30年前と味もそばの麺もそんなに変わらないと思う。

 

ここの立ち食いそばは日本で一番うまいと思う。

郷愁も入っているので贔屓目ではあるけど、それでも食べながらそう思ったので嘘ではない。

30年前の冬、極寒と雪で曇るガラスを見ながら、この暖かくてうまいそばを食べたことが忘れられない。

 

人生最後のごはん、何が食べたいですか?

と聞かれて真っ先に思い浮かぶのが実はこれだったりする。

 

さて。

それとはまた別の盛岡の名物、福田パンを一個買って新幹線へ。

これは30年前にはなかった(知らなかっただけ?)。

もうすっかり盛岡名物になってるけど。

 

という岩手ツアー。

 

スピってるねえ。

仕事の現場は盛岡だけど、今回は盛岡シリーズとは書かない。

なぜなら、念願だった平泉・中尊寺に立ち寄ったので。

 

スケジュールと行程を綿密に計画した。

いかに効率的に動くかを考えるのはたまらなく楽しいw

 

甲府8:17発、平泉着12:53

鉄道ってすばらしい。日本も狭くなったものだ。(いつの時代と比較?)

朝出て昼過ぎには着けるなんて。

 

時間効率を考えて昼は新幹線の中で。

東京駅地下で買った豆狸(まめだ)のいなり寿司。(大阪発祥らしいw)

行列ができてたけど、それも納得。

仙台過ぎてから一気に食ったけど、うまかった。

 

 

 

一ノ関で新幹線を降りて、東北本線で平泉へ。

いい天気。よかった。

 

電動チャリ4時間900円。

ホントこれ最高。

 

まずは、高館義経堂。

義経最期の地。

 

 

義経はここから見る絶景に惚れたという。

後年ここを訪れた松尾芭蕉が詠んだ名句「夏草や兵どもが夢の跡」の碑がある。

 

続いて、中尊寺エリアへ。

最初の坂がかなりきつい。

ここには30年ほど前に来たことがあるはずなんだけど、まったく憶えていない。

 

坂を昇りきったあたりに、弁慶堂がある。

義経と言えば弁慶とこなくっちゃ。

この2つの御朱印を見開きに収めたい。

ローテーション的に難しかったが、書置きのため後でなんとかできた。

 

これは感慨深い。

オトタチバナヒメとヤマトタケルのページと同じくらい。

 

ちなみにこの写真を撮った東北本線でおそらく小銭入れを落としたと思われる。

まぁそれも備忘としてここに残しておこう。

 

続いて中尊寺本堂へ。

どかーん。

さすがに立派。

しかしよくこんなとこに・・と思うけど、電車もなにもない時代だったら条件は同じ。

金が獲れる土地だったことで、相当繫栄したらしい。

 

奥州藤原氏がホントにこの地で100年も栄えたという、形のある証拠。

 

ここは内部も撮影可だったので。

 

そして、本堂よりも有名な中尊寺金色堂へ。

こうやってみると地味だけど、それはこの建物がそれではないから。

この建物は、金色堂をガードするために建てられたもので、当時は中の堂がむき出しに建っていたという。

 

内部は撮影禁止のため、HPより。

建物自体が金でできていて、南洋から飾りの夜光貝を仕入れて装飾を施している。

どれだけの費用と労力を尽くして建てたのか。

想像もできない。

 

奥州藤原氏4代(清衡、基衡、秀衡、泰衡)のミイラが、この仏像の下に眠っている。

そんな技術は当時の日本にはなかったが、この平泉だけは京を通さず大陸との取引があったため、ミイラとして後世に残す手段を中国から学んでいたらしい。

 

極楽浄土をこの世にも。

初代清衡公によって建てられたこの金色堂が、900年経った今のこの世の中にもそのことを伝える。そしてそこに自らも眠る。

すげえことやったよなぁ・・。

 

その奥の松尾芭蕉像。

奥州藤原氏が滅亡して500年目にあたる元禄2年(1689)

松尾芭蕉「奥の細道」の旅。江戸を発ってから44日後にこの高館義経堂と中尊寺に。

 

五月雨の 降り残してや 光堂

 

本当にそんな日があったと想像するとその場所にいることに感動を覚える。

こうやって歴史というのは伝えられていくのだろうと。

 

しばらくここで佇んでいた。

一番奥にある白山神社にも参拝し、中尊寺エリアをあとに。

 

ここに来た証としてなんか欲しいと思い、手拭いを購入。

 

続いて、チャリで毛越寺へ。

ものの数分で到着した。さすが電動アシスト。楽々。

 

 

毛越寺(もうつうじ)

2代基衡が、これも浄土を表す庭園を造る。

この写真はHPよりお借りしたもの。

池をゆっくり一周。

  

その池に水を届ける川。

ここはほぼ観光客はいなかったが、外国人のご夫婦が1組。

数ある日本の観光地の中でここに来るってセンスいいね。

 

ここでも記念に何か欲しいということで・・

 

俳聖かるたを購入。1000円。

こういうの、意外とうちの姫が喜んだりする。

御朱印も頂いた。

 

時間は15:50。

約3時間、平泉を堪能した。

あわよくば岩にめり込む寺院、達谷窟毘沙門堂と厳美渓にも行けたらとも考えてはいたが、中尊寺と毛越寺で時間いっぱいだった。

今度来る機会があったら、ぜひそちらにも行きたい。

逆側には猊鼻渓もある。これ全部は車じゃないと無理かな。

 

16:25 東北本線盛岡行きに乗車

途中、水沢の駅を通過する時、たしかここには一度降り立ったことあるんだよなぁと。

その時会った得意先の方は若くして亡くなられてしまった。

新人だった頃、すごくよくしてくれた方だったので今でも水沢というとその方を思い出す。

 

北上で新幹線に乗り換え、盛岡へ到着。

30年前とは駅の構造も変わったが、駅ビルのフェザンからメトロポリタン盛岡までの導線は変わっていない。

 

もうすでに足は棒だったが、せっかく盛岡に来たのだからと散歩に出た。

開運橋からの眺めは何度見てもいい。

 

 

夕飯は白龍(パイロン)のじゃじゃ麺と決めていた。

盛岡三大麺といわれる一つ。

めちゃくちゃうまいかと言われればそこまでではないけど、盛岡に来るたびに食べたくなる不思議な存在。

 

櫻山神社の本店まで歩こうかとも思ったが、なんと駅構内に出店していた。

これは体力と時間効率的に助かった。趣込みだと本店なんだけどね。

 

このあと、同僚と飲んで現実に戻る。

そんな1日目。

早いもので、姫14歳の誕生日。

もう、あまり家族でというよりも友達との世界の方が主になっている。

そりゃそうだ。中2になるんだからねぇ。

 

そっちの世界が主になると、家でのふるまいが疎かになるのはまぁあること。

片付けだったり、風呂洗いだったり、弁当箱や水筒を出さなかったり、そういうことでトラブることが多くなってきた。

やりたいことがある時には、やるべきことを後回しにして結局やらない・・

みたいなことが最近多い。

 

まぁ自分もそうだったのかな・・。

 

チーズケーキがいい!

というので、初めての店に挑戦してみた。

美術館裏の住宅街にあるケーキ屋さん。宙(sora)

 

濃厚チーズ、ゴルゴンゾーラ、塩チーズの3種類。

これがなかなかうまかった。

 

プレゼントは、希望していたワイヤレスヘッドフォン。

にプラスして浜松のフライングタイガーで買っておいた絵具セットとスケッチブック。

 

大きくなったのう・・。

 

後日、たまには夕食でオムライスを食べたいというので、奥さんが食事会でいない日に自分が初めて挑戦してみた。

 

結構たのしい。

最後に卵を焼いて、ふわっとかけるとこが難しい。

 

まぁでも味はまぁまぁ。

普通にうまかったし、姫も喜んでくれました。

 

来年は受験生か。

ホントすぐ大きくなっちゃうよなぁ・・。

ひょんなことから決まった仙台。

 

自分の10個上の先輩(現在は再雇用で自分のチームの一員となっている)の契約の件で少し色々あったため、出張に同行することになった。

 

まぁそのことはいい。

自分との関係性においては全く問題はないので。

 

さて。

せっかくだからライフワーク。

仙台といえば鹽竈神社であるが、ここは数年前に参拝したことがある。

であれば・・

 

東北本線で国府多賀城駅へ。

 

 

陸奥総社宮(むつそうじゃのみや)

総社宮というのは、東北に点々とする小さな神社をまとめてここに的な感じ?

その証拠にホントに多くの神社の名前が並んでいた。

 

そこから思い切って多賀城跡の方に歩いてみた。

かなりたくさん歩かないといけないのはわかった上で。

 

途中、多賀神社といわれる祠があった。

滋賀県のあの多賀大社からの分祀という。

この場所の多賀城という名前とあの滋賀県の多賀大社とのつながりはあるのだろうか・・。

 

多賀城跡は、基礎しか残っていなかったがかなり広大。

今来ても不便な場所なのに、この場所に多くの中枢機能があった様子。

すごいねぇ。

 

駅に戻る途中、あやめ園を通り・・

 

電車の時間に余裕があったので、東北歴史博物館に。

 

ひとりで見学していたところ、自衛隊のおびただしい数の隊員さんに飲み込まれてゆっくり見学することはかなわず。

 

仙台市内へ戻る。

 

翌日、仕事の前に参拝したい神社が。

仙台大神宮。

同じ大町西公園駅にある櫻岡大神宮には去年かな?参拝した。

その時は時間切れで参拝を諦めた神社。

 

 

 

大神宮とあって、伊勢を思わせる造り。

「〇〇のお伊勢さん」と呼ばれる神社が全国にたくさんあるが、その一つ。

初めて見た、御朱印撮影用スポット。

 

仙台駅に戻り、牛タンを。

そして仕事に。

 

・・なんかこうやって書くと、ライフワークのついでに仕事してるみたいw

まぁいいか。最近ホントそんな感じも出てきたな。

 

前から観たいと思っていた映画。

「12人の怒れる男」

 

落語で言えば古典落語と言っていい位置づけであろう。

1959年アメリカ。

 

陪審員制度がこの頃からアメリカにはあって、スラム街での父親殺しの裁判を受けて見知らぬ12人が有罪・無罪を議論する。

12人全員が一致しないと結果は出ない。

つまりは部屋から出られない。

(陪審員不一致という結論もあるらしいが・・)

 

どうやって撮ったのだろうという長まわしのシーンが多い。

よくは知らないけど、この演目で舞台もかなりあるらしい。

なるほどと思う。

 

凶器のナイフ

老人の証言

女性の証言

アパートの立地・間取り

電車の音

アリバイ

 

完璧な証拠と思われていたものが、ひとつずつ崩れていく。

そして最初は1人だった無罪派がだんだん増えていく。

 

最初から最後までほぼこの部屋の中。

裁判所の建物以外のシーンはない。

それでもこの緊迫感。

場面転換なしでここまで観させるというのも名作と呼ばせる所以だろう。

 

また、わずか92分の上映時間の中で12人のキャラクターがちゃんと立っている。

これもこの作品の凄い所だと思う。

 

60年以上も前の作品だけど、ものすごく惹きこまれた。

後世に伝えたい作品。

 

三谷幸喜の、この映画をオマージュした「12人のやさしい日本人」。

これも観てみたいけど、どうもサブスクになさそうなんだよな・・。

思いがけず、離れて暮らす息子から父の日のプレゼントが届いた。

 

なんだよおい・・。

家にいた時はこんなことしなかったのに。

 

フロアランプ。

隣の部屋の娘に迷惑をかけないようにと。

まぁこういうコメント見ると、チクッとするんだけれども(苦笑)

 

でもこれ、リビングの方が似合うんじゃない?

 

娘からは、絵のプレゼント。

これは自分からリクエストしたもの。

といっても、題材も構図もすべておまかせで。

 

ホント、なんていうんだろう。

プロか!?

 

ありがとう。

大切にしますよ。

 

あと、自分から二人の父親にも。

沖縄出張の時に購入した、かりゆしウェア。

2人お揃い(笑) まぁ一緒に並ぶことはたぶんないけど。

 

いつまでも元気で。

さて浜松。

 

ここも1年前からスケジュールを押さえられていた。

まるで人気講師だ(笑)

 

浜松はこの時期3年連続で呼んでもらっている。

今回は演目の違う70分。

会場パンパンで45名ほど。

 

相変わらずリアクションのいい皆さんで、気持ちよく喋らせてもらい・・

主催の社長にうなぎをご馳走になった。

まるで人気講師扱いじゃないですか(そんなたいそうなものではない)

今見ても唾液が分泌する(笑)

浜松駅南口のうな炭亭。かなりの老舗の店だった。

 

その後は夜まで少し時間が空く。

ここで計画していたのが、浜松周辺の神社参拝。

浜松でといえば秋葉神社の上社と下社。

カグツチを祭神とするその神社は車でしか行けない天竜区の山の方にあり、そこは3年前に参拝していた。

 

今回は街中に。

浜松八幡宮。

新浜松から遠州鉄道に乗って(最近こういう在来線に乗るの好きだなw)八幡で下車。

駅からすぐのところにある。

 

八幡宮と名の付くところは応神天皇・神功皇后が主祭神がほとんど。

だけどこちらはタマヨリヒメが一番最初に記されている。珍しい。

 

ここからはかなりの距離を歩く。雨はやっぱキツイわ。

浜松城、浜松開誠館高校を越えて、秋葉(あきは)神社へ。

 

天竜区の秋葉神社ともちろん同じ系列。

カグツチが主祭神。

御朱印をいただくと、秋葉おこし(雷おこし的なお菓子)をいただく。

 

ここから徒歩でホテルまで。

合計どうだろ、90分くらいは雨の中歩いたかな。

 

夜は再びこちらの社長とマネージャーと会議というか食事というか。

ちなみにこの社長、夜出ることはほとんどないそうで、自分が浜松に来てる時くらいしかこういう席には出てこないという。(まぁそれもリップサービスだとは思うけど)

 

ここから2軒。

結構酒も入り、突っ込んだ話にもなった。

どうしてもこのモードに入りやすいな。浜松来ると。

 

翌日は神社参拝とおみやげ購入。

五社神社・諏訪神社。

  

タケミカヅチとタケミナカタが両方祀られているとは驚いた。

鹿島神宮からタケミカヅチが諏訪大社にいるタケミナカタを見張っているという関係性を思うと、同じ場所にいるというのはレアだ。

 

その後は浜松駅の駅ビルの中にあるフライングタイガーへ寄る。

姫の誕生日のプレゼント物色と、軽いおみやげを。

これは秀逸。

曜日別ハンカチタオルセット。これなら毎日ハンカチを忘れることはなくなりそう。

 

 

浜太郎餃子。ここは持ち帰り専用、セルフで買うスタイル。

30個入り1000円。中袋で18個ずつになっているので便利。

早速帰ってきて焼いてみた。

大好評で、3人でソッコーでなくなったw

 

また浜松行ったら買おうと思う。

 

さて、こんな感じの金沢・浜松シリーズ。

なんか仕事以外の事中心で書いているので、読み返すと何しに行ってんだ的な感じになるけど、ちゃんと仕事はしていますw