AKB48総選挙
明日(6月6日)は「AKB48第4回選抜総選挙」です。
いまや日本中の注目の的だそうです。
武道館で発表が行われますが、
フジテレビではこの様子を生中継するとのこと。
前代未聞、国政選挙を思わせる体制です。
不思議なことに数日前までフジテレビのHPには、
このお知らせ記事が載っていませんでした。
国政選挙なみと皮肉られたからでしょうか……?
女の子達の頑張りとファンの盛り上がりにも
興味はありますが、ここでは大人の事情を少し……。
(2012年4月24日付『環球時報』)
秋元康プロデュースは中国でも注目されています。
4月の末、こんな記事がネットで話題になりました。
「【北京共同】環球時報は、『会いに行けるアイドル』を
コンセプトにファンを獲得し、アジア各国に姉妹グルー
プを結成するなどして進化を続けるアイドルグループ
AKB48の戦略に学ぶよう呼び掛ける記事を掲載した」
環境時報は中国共産党機関紙『人民日報』傘下の
国際情報紙なので記者の注目を浴びたのでしょう。
以前、大学教師に新聞の役割を質問したことがあります。
「党の方針を人民に分りやすく伝えるのが“任務”です」
「任務(レンウー)」なのだそうです。
もっとも環境時報はハリウッド情報やスポーツなど、
やわらかい記事も多いのですが、それでも異例のようです。
(「AKB48 真夏のSounds Good!
劇場盤開封動画 前編 50枚」
48nonchan48 さんのup画面)
上の写真はYouTubeで検索したものです。
「AKB48 真夏のSounds Good! 開封」
と入力してみてください。
その数の多さにびっくりされることでしょう。
AKBの選挙に参加するには資格が必要です。
その一つが新作CDの中に入っている投票券です。
応援するアイドルのために何10枚も
購入するファンがたくさんいるのだそうです。
そうしたファンが開封風景を動画にし、
YouTubeに投稿しているのでした。
オリコン週間シングルランキングによると、
新作CDは初週で162万枚売れたそうです。
ちなみに、これまでの初週売上記録の1~5位は、
このシステムのおかげか、AKB48が独占。
ファン心理を巧みに使っての販促です。
ふ~む、ちょっと行きすぎのような気がしませんか?
ほかにも大人の事情で書きたいことがあるのですが、
今日はここまでとします。
まあ、大人の事情は横に置いときまして、
明日の中継の興奮と涙に身を置いてみますか……!
これもまた時代の一断面です。
いまや日本中の注目の的だそうです。
武道館で発表が行われますが、
フジテレビではこの様子を生中継するとのこと。
前代未聞、国政選挙を思わせる体制です。
不思議なことに数日前までフジテレビのHPには、
このお知らせ記事が載っていませんでした。
国政選挙なみと皮肉られたからでしょうか……?
女の子達の頑張りとファンの盛り上がりにも
興味はありますが、ここでは大人の事情を少し……。


(2012年4月24日付『環球時報』)
秋元康プロデュースは中国でも注目されています。
4月の末、こんな記事がネットで話題になりました。
「【北京共同】環球時報は、『会いに行けるアイドル』を
コンセプトにファンを獲得し、アジア各国に姉妹グルー
プを結成するなどして進化を続けるアイドルグループ
AKB48の戦略に学ぶよう呼び掛ける記事を掲載した」
環境時報は中国共産党機関紙『人民日報』傘下の
国際情報紙なので記者の注目を浴びたのでしょう。
以前、大学教師に新聞の役割を質問したことがあります。
「党の方針を人民に分りやすく伝えるのが“任務”です」
「任務(レンウー)」なのだそうです。
もっとも環境時報はハリウッド情報やスポーツなど、
やわらかい記事も多いのですが、それでも異例のようです。

(「AKB48 真夏のSounds Good!
劇場盤開封動画 前編 50枚」
48nonchan48 さんのup画面)
上の写真はYouTubeで検索したものです。
「AKB48 真夏のSounds Good! 開封」
と入力してみてください。
その数の多さにびっくりされることでしょう。
AKBの選挙に参加するには資格が必要です。
その一つが新作CDの中に入っている投票券です。
応援するアイドルのために何10枚も
購入するファンがたくさんいるのだそうです。
そうしたファンが開封風景を動画にし、
YouTubeに投稿しているのでした。
オリコン週間シングルランキングによると、
新作CDは初週で162万枚売れたそうです。
ちなみに、これまでの初週売上記録の1~5位は、
このシステムのおかげか、AKB48が独占。
ファン心理を巧みに使っての販促です。
ふ~む、ちょっと行きすぎのような気がしませんか?
ほかにも大人の事情で書きたいことがあるのですが、
今日はここまでとします。
まあ、大人の事情は横に置いときまして、
明日の中継の興奮と涙に身を置いてみますか……!
これもまた時代の一断面です。
身障者と共に生きる
早朝散歩の途中、突然足が止まってしまいました。
時折お会いする中年のご夫婦(?)を見かけたからです。
幹線道路の反対側を歩いておられたのですが、
なぜかいつもと様子が違います。
奥さまは身体障碍者。
小柄な体に度の強いメガネをかけ、足がご不自由な様子。
杖をつき、もう一方の手をご主人の腕に絡めて歩いています。
ご主人の目線は下方向、いつも足元を見ています。
歩幅を奥様に合わせ、ゆっくりゆっくり歩いています。
しかし、今日はちょっと様子が違いました。
奥さまの立ち位置が少しご主人から遅れ、
なぜか引きずられているような感じです。
いつも物静かに黙々と歩いているのに、
今日はわめき声のようなものが聞こえてきます。
突然ご主人が立ち止り、
後ろを向いて奥様の顔を両手で挟み、
何やら怒っている様子……。
今度ははっきりと奥様の泣き声が聞こえます。
いったい何が起こったのでしょう。
その後もご主人の歩調はいつもより少し早く、
奥さまは必死にご主人の腕につかまり、
泣きながら急ぎ歩きをしています。
そんな様子が40~50mも続き、
段々といつもの歩調になり声も聞こえなくなりました。
早朝とはいえ6車線の幹線道路なので、
なにがあったのか、T生には皆目見当がつきません。
何やらいたたまれない思いのみが残りました。
人間、身近に生活していればいるほど、
食い違いは起こるものです。
そこに身障者(病人)と世話する者という関係が
加われば、さらに微妙になることでしょう。
(ドクダミ。散歩しているといたるところで見かけます)
T生は思わず同い年の知人女性・Hさんを思い出しました。
4~5年前、彼女が身障者の方と結婚したと知らされました。
ボランティア活動をしていて知り合ったとのことでした。
「私がいなければだめなの……」
こう言って彼女は結婚に踏み切ったようです。
心が通い合っているお二人には失礼かもしれませんが、
相手の方を知らないだけに、驚くしかありませんでした。
大変な生活が待っていることは目に見えているからです。
若い頃はソーシャルダンスが好きな華やかな人でした。
その後の人生で彼女の雰囲気はすっかり変わったようです。
どんな選択にしろ、幸・不幸はその人次第です。
選択が選択だけに普通より困難な生活を送っているはずです。
それだけに、濃密で幸多きことを祈るばかりです。
早朝のご夫婦にも「お幸せに」と同じ思いが残りました……。
時折お会いする中年のご夫婦(?)を見かけたからです。
幹線道路の反対側を歩いておられたのですが、
なぜかいつもと様子が違います。
奥さまは身体障碍者。
小柄な体に度の強いメガネをかけ、足がご不自由な様子。
杖をつき、もう一方の手をご主人の腕に絡めて歩いています。
ご主人の目線は下方向、いつも足元を見ています。
歩幅を奥様に合わせ、ゆっくりゆっくり歩いています。
しかし、今日はちょっと様子が違いました。
奥さまの立ち位置が少しご主人から遅れ、
なぜか引きずられているような感じです。
いつも物静かに黙々と歩いているのに、
今日はわめき声のようなものが聞こえてきます。
突然ご主人が立ち止り、
後ろを向いて奥様の顔を両手で挟み、
何やら怒っている様子……。
今度ははっきりと奥様の泣き声が聞こえます。
いったい何が起こったのでしょう。
その後もご主人の歩調はいつもより少し早く、
奥さまは必死にご主人の腕につかまり、
泣きながら急ぎ歩きをしています。
そんな様子が40~50mも続き、
段々といつもの歩調になり声も聞こえなくなりました。
早朝とはいえ6車線の幹線道路なので、
なにがあったのか、T生には皆目見当がつきません。
何やらいたたまれない思いのみが残りました。
人間、身近に生活していればいるほど、
食い違いは起こるものです。
そこに身障者(病人)と世話する者という関係が
加われば、さらに微妙になることでしょう。

(ドクダミ。散歩しているといたるところで見かけます)
T生は思わず同い年の知人女性・Hさんを思い出しました。
4~5年前、彼女が身障者の方と結婚したと知らされました。
ボランティア活動をしていて知り合ったとのことでした。
「私がいなければだめなの……」
こう言って彼女は結婚に踏み切ったようです。
心が通い合っているお二人には失礼かもしれませんが、
相手の方を知らないだけに、驚くしかありませんでした。
大変な生活が待っていることは目に見えているからです。
若い頃はソーシャルダンスが好きな華やかな人でした。
その後の人生で彼女の雰囲気はすっかり変わったようです。
どんな選択にしろ、幸・不幸はその人次第です。
選択が選択だけに普通より困難な生活を送っているはずです。
それだけに、濃密で幸多きことを祈るばかりです。
早朝のご夫婦にも「お幸せに」と同じ思いが残りました……。
低侵襲手術 半月板損傷
「低侵襲手術」という言葉を知っていますか?
簡単にいえば「患者にとって負担の少ない手術」
と言ったところでしょうか。
「内視鏡」を使った手術などはその最たるものです。
この先端機器と外科医の手技向上のおかげで、
術後の傷跡がどれだけ小さくなったことでしょう。
(今が盛りの松葉菊)
T生が2度目のひざ手術をしたのは15年程前のことでした。
この時の病名は右ひざの「半月板損傷(断裂)」です。
私たちのひざには半月板というクッションがあります。
若い頃はスポーツで右ひざを酷使し、社会に出てからは
肥満でひざに大きな負担をかけていました。
そのせいで半月板がギザギザに断裂し、
炎症を起こすようになったのです。
最初は何かの拍子に痛みを感じる程度でしたが、
それが頻発するようになり、最終的には、
あまりの痛さに階段の上り下りができなくなりました。
近所のS整形外科で見てもらったら、
すぐに手術をしてくれる医師を紹介してくれました。
この頃のT生は医療情報に敏感ではありませんでした。
「もちはもち屋」、病気は医師に任せておけばよいと、
あなたまかせで能天気なものでした。
何故なら渡辺淳一さんに執刀していただいた後、30年間、
なんら不便を感じたことなく生活していたからです。
しかし、幸いは続きました。
紹介されたA医師も名医だったのです。
手術後にそのことが分かりました。
A医師がなさった手術は膝関節鏡という
ファイバースコープを用いた手術法でした。
関節の両横に6~7ミリ(?)の穴を2つ開け、
そこからひざ関節鏡を入れて断裂した半月板を
切除し、取り出すという手術でした。
手術を受け、T生は驚いたことが3点ありました。
まずは全身麻酔です。
子供の時は脊髄に麻酔注射を打たれ、ほんとに痛かった…!
2度目の時は最初に吸入器で軽く麻酔し、
その後に麻酔注射を脊髄に打ったようです。
したがって、まったく痛みを感じませんでした。
次に麻酔が覚めてから自分で杖をつき病室に戻りましたが、
この時から退院以降も痛みを感じることはありませんでした。
本当に手術をしたのだろうか、という感じです。
3つ目の驚きは手術の傷跡が全くないということです。
すぐに傷跡が見えなくなりました。
これぞ低侵襲手術の最たるものですよね!
T生は自分の右ひざを見るたびに
医学の進歩を感じざるを得ません。
低侵襲手術、ありがたいですね。
簡単にいえば「患者にとって負担の少ない手術」
と言ったところでしょうか。
「内視鏡」を使った手術などはその最たるものです。
この先端機器と外科医の手技向上のおかげで、
術後の傷跡がどれだけ小さくなったことでしょう。

(今が盛りの松葉菊)
T生が2度目のひざ手術をしたのは15年程前のことでした。
この時の病名は右ひざの「半月板損傷(断裂)」です。
私たちのひざには半月板というクッションがあります。
若い頃はスポーツで右ひざを酷使し、社会に出てからは
肥満でひざに大きな負担をかけていました。
そのせいで半月板がギザギザに断裂し、
炎症を起こすようになったのです。
最初は何かの拍子に痛みを感じる程度でしたが、
それが頻発するようになり、最終的には、
あまりの痛さに階段の上り下りができなくなりました。
近所のS整形外科で見てもらったら、
すぐに手術をしてくれる医師を紹介してくれました。
この頃のT生は医療情報に敏感ではありませんでした。
「もちはもち屋」、病気は医師に任せておけばよいと、
あなたまかせで能天気なものでした。
何故なら渡辺淳一さんに執刀していただいた後、30年間、
なんら不便を感じたことなく生活していたからです。
しかし、幸いは続きました。
紹介されたA医師も名医だったのです。
手術後にそのことが分かりました。
A医師がなさった手術は膝関節鏡という
ファイバースコープを用いた手術法でした。
関節の両横に6~7ミリ(?)の穴を2つ開け、
そこからひざ関節鏡を入れて断裂した半月板を
切除し、取り出すという手術でした。
手術を受け、T生は驚いたことが3点ありました。
まずは全身麻酔です。
子供の時は脊髄に麻酔注射を打たれ、ほんとに痛かった…!
2度目の時は最初に吸入器で軽く麻酔し、
その後に麻酔注射を脊髄に打ったようです。
したがって、まったく痛みを感じませんでした。
次に麻酔が覚めてから自分で杖をつき病室に戻りましたが、
この時から退院以降も痛みを感じることはありませんでした。
本当に手術をしたのだろうか、という感じです。
3つ目の驚きは手術の傷跡が全くないということです。
すぐに傷跡が見えなくなりました。
これぞ低侵襲手術の最たるものですよね!
T生は自分の右ひざを見るたびに
医学の進歩を感じざるを得ません。
低侵襲手術、ありがたいですね。