ラーメン一番 小竹向原 | グル狂日記

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長くてクドいです。
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かしこ。

か2024.3.29(金)

  ラーメン一番 小竹向原

  de狂った話です。

 

 

 相棒(MINI)が壊れましてん。

 

 この間の日曜日、朝からビシビシに洗車をキメ、その日新新代田でやっていた

 

 

 何とも唆りまくりの汁ナッシングを頂こうと関越を気持ちよく流して谷原に差し掛かったころ、猛烈な違和感が…ガーン

 

 

  恐怖のEGチェックランプは点灯しなかったんですが、明らかにエンジンがバラついて今にも止まりそうなふいんき←何故か変換できな(ry

 

 結局、笹目通り沿いのオートバックスに緊急避難させて頂いていつものミニ専門ショップに連絡してレッカーしてもらう羽目に…

 

  こんな時のために任意保険にはレッカー特約とレンタカー特約を付けていますが、完全に元を取っている1年2ヶ月ぶり4回目。

 

 

 前回は去年の2月、リニューアルおペンしたばかりのTCKW二郎の帰りにエンコ。その時はミッション周りの電装系トラブルでラーメン二郎約200杯分の出費。

 

 

 今回はいよいよ事態は深刻で、エンジン本体が壊れました。排気バルブの損傷で周辺部品も含めて複数の交換修理とエンジン自体の分解清掃即ちオーバーホールが必要だと…

 

 ある意味直噴エンジンの宿命ともいうべきカーボンの目詰まりは、マメなオイル交換や添加剤だけでは防ぎきれない、また自分の様に過走行の車では避けて通れない問題だとは理解していますが…

 

 

 にしてもですよ。先月、27マソ掛けて車検通したばかりのこのトラブルに泣く涙すら枯れ果てました…

 

 まあ、切り替えて直しますけど。えぇ、えぇ。

 

 

 今回の代車は熊谷ナンバーのダイハツのタント。

 

 

 去年ダイハツは色々とありましたが、まあ良いクルマ。窓はバスの如く開放感満点ですし、なんせめちゃくちゃ燃費がいい笑笑

 

 気になる点はデフォで光軸が高いのと、オートハイビーム機能。相当対向車に迷惑かけてそう。取り敢えず光軸は一番下げて乗ってますけど、レンタカー会社から譲り受けた時は最高位まで上がっていて目つぶしビームを放っているだろうなぁという調整になってました。

 

 

 そんなタントを駆ってやってきましたのは練馬区は小竹向原にありますラーメン一番。

 

 

 環七沿いのコインパに停めてお店に向かいます。

 

 

 年度末で仕事が長引き、西台二郎を諦めてやって来たんですがまあ混んでます。

 

 

 21時頃の到着で20人くらいでしょうか?

 

 

 コチラのお店をアメブロトップラーメンブロガーのダイソン師匠®︎に教えていただいて以来すっかりどハマり。初回はデフォルトの醤油を。

 

 

 2回目は師匠激推しの塩をいただき大変満足度しました。そして、前回食べ終わってお店を出た時に西台二郎の常連さんにお会いして、その方は味噌にオロチョンが推しであるとの事。

 

 

 なので3回目となるこの日は、未食の味噌にオロチョンという辛味の素を入れて食べてみようと。

 

 

 回転速度は結構遅めです。その間、本日開幕したプロ野球の途中経過を見ながら過ごします。我が燕軍はあまりピリッとしない内容ではありましたが無事に初戦を獲ることが出来ました。

 

 

 接続から約1時間で入り口まで。やはりラーメン二郎なんかと比べると列が進む速度は遅めですね。入り口付近にいると中から店主さんがアイコンタクトで注文を聞いてきました。

 

 「一番ラーメン、味噌、中盛り、ネギ、モヤシ、オロチョン小辛で!」と呪文を唱えました。

 

 

 やがて席が空き、カウンター左端の落ち着く空間へフェードイン。壁には常連の方々の通い倒した記録が掲示されており、お店が愛されているのが良く分かります。

 

 

 中本は店主さんと男性助手さんの2名体制。店内には80年代のJ-POPが流れており自分的ど真中の選曲で心地良いです。

 

一番ラーメン(味噌) 1,050円

中盛り 100円

ネギ 50円

もやし 50円

オロチョン(小辛) 50円

1,300円也。

 

 

 綺麗に盛り付けられたビジュアル。盛り付けのプロセスを拝見したのですが、丼の縁を何度も布巾でキレイに拭き取るなど、一見豪快なようでいて繊細な一杯である事を再認識しました。

 

 

 モヤシとネギを増量していますのでサイドビューは迫力満点。

 

 

 味噌といえばコーンですよね。バターを乗せている方もいらっしゃいますが、背脂との相乗効果で凄い事になりそう…

 

 

 ネギは刻みの細かいヤツがたっぷり。50円でこの増量感はお得ですねぇ。

 

 

 醤油や塩ではアレですが、味噌にはマストであろうモヤシのトッピング。此方も50円也。

 

 

 メンマと一番ラーメンにデフォルトで付いてくる味玉。

 

 

 ルーシーは自家製辛子である『オロチョン』由来と思われる黒胡麻が浮くブラウンスープ。背脂と味噌にオロチョン、果たしてどんなお味なんでしょうかね。

 

 

 おぉ…濃厚な味噌ダレに背脂と液体油の甘味とコクが加わって超パンチのある仕上がり。多分、デフォの味噌だと結構なパンチになるんじゃないかと思いますけど、そこで効いてくるのが自家製辛子であるオロチョン。

 

 なんでもコチラが発祥なんだとか。唐辛子系の辛味とニンニクと香辛料で構成されているであろう辛味成分がマッタリと濃厚一辺倒になりがちな味噌スープをキリッとスパルタンに仕立て上げていてすこぶるうんまいです。

 

 

 そんな濃厚なルーシーですから、茹でモヤシのお供にも最適。コレだけで酒のツマミになりそうな感じ。

 

 

 ピンボケですみませんが、そのパンチのあるから味噌スープを受けるのが豊華食品という製麺所の低加水中細ストレイト麺。

 

 

 少しだけボソった舌触りの麺がスープを強烈に吸い込んでこれまた旨いですねぇ。周りの方はニンニクをトッピングしていましたが恐らくペーストタイプで自分の苦手な奴。

 

 刻みの生ニンニクだったら絶対にいれていますけど。いずれにしても良く合いそうですニンニクと。←倒置法

 

 

 なんせ味が濃い目なので野菜とかと食べても全然薄まらない力強さ。

 

 

 刻みの細かいネギが与える清涼感が堪りません。ネギはダブルでも良かったかな。。。

 

 

 チャーシューはモモとかですかね?しっとり柔らかい赤身です。個人的にはもう少し脂身が入るとド真ん中なんですけど…

 

 

 メンマは良い箸休め。

 

 

 で、東京豚骨ラーメンにはカエシの種類にかかわらずマストと思っている黒胡椒。コレが背脂の甘味とコクで少しマッタリしがちな後半戦をキリッとピリッとスパイシーに仕上げてくれるんですよねぇ。

 

 

 コチラの味玉はハードボイルド。半熟トロリの味玉が幅を利かせるご時世にあってココと品川二郎の味玉は硬茹で玉子マンセー派の自分にとっては非常に貴重なお店なんですよ。

 

 

 やっぱこのスープ旨いですわ。

 

 勿論、コチラでもそうですし、同じく3種のスープを扱う東京豚骨の老舗「弁慶」でもデフォの醤油こそが昭和ノスタルジー溢れる「背脂チャッチャ系」の完全スタイルであることに揺るぎは無いのですが、一番に関しては味噌+オロチョンもかなりアリ寄りのアリです。

 

 

 自分は辛さ耐性が非常に低くてあまり辛いのは食べられないんですけど、小辛なら十分に旨さを感じつつピリ辛も楽しめる仕様となっているので、辛いのが苦手な人でも大丈夫だと思います。

 

 この辺は、先日お会いした西台二郎の常連親子のお父さんにも事前情報を頂いていた通りでした。KeeenZ師匠有難うございました。

 

 

 穴あきレンゲがデフォで付きますので、固形物は完全にサルベージ可能です。ルーシーは断腸の思いで飲み干すのを堪えました。

 

 

 ごちそうさまでした!

 

 店主さんに謝意を伝え外に出ると相変らず10人以上の方々が並んでおられました。週末はこの後深い時間にもたくさん並ばれるんでしょうね。なんせ午前3時までやってますから。

 

 

 駐車料金は500円。

 

 相棒の居ない週末を迎えるのが淋しいです…早く帰ってきてほしいなぁ。

 

 R55JCW 拝