過走行MINI 23.7万㌔の車検 | グル狂日記

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長くてクドいです。
ここから先は覚悟してお進みくださいませ。
かしこ。

  過走行 BMWMINI R55JCW             23.7万㌔での車検顛末記

 本日はクルマネタです。

 

 

 二郎回りに同行してくれる我が愛しの相棒、2013BMW MINI クラブマンの車検を通しました。

 

 

 2016年に約4.5万キロ落ちの相棒を購入しMINIライフがスタート。8年が経過し、約19万キロを共に走破してきました。

 

 年間約2.3万キロ、月間2,000キロ弱と割と走る方かと思いますが、その内訳は通勤に往復約16キロで月間約320キロ。これは必要に迫られた移動です。しかしながら残りの1,700キロ弱はプライベートで走っている計算になります。

 

 

 全く週末だけでどんなけ走り回っているんだっちゅー話なんですけどね。

 

 大概金曜の夜と日曜昼間はどこかの二郎に行ってますし、土曜日も相方と出掛ける事が多いんですが、自分としてはそんなに走っている感覚はないんですよ。

 

 兎に角、身体の一部のように馴染んだ愛機は乗り疲れるという負担を感じた事が無く、本当に乗りやすく乗っていて未だに楽しくワクワクするクルマなんです。

 

 とは言え、やはり日本車と違って欧州車は部品は消耗品で壊れる前提で作られているフシがあるので、5,000キロ毎のオイル交換の度に専門家にしっかりメンテをしてもらいながら過ごしてきました。

 

 

 で、今回、自身4回目の車検を迎える事となりました。

 

 

 前回は18.5万キロで検査を受けていますので2年で5万キロくらい走った計算です。

 

 

 で、しっかりメンテをお願いするのはコチラ。

 

 

 いつもお世話になっている伊奈町にあるAGオーディナリーさん。

 

 

 預ける時の様子は千住二郎のリポートに併せて掲載してありますので、興味のある方だけ参考にしてください。

 

 

 まあこれだけ走ってますから、消耗品類はもちろんのこと、ありとあらゆる部分にガタが来ている事は間違いないわけで…

 

 

 色々と気になる事を伝えてお願いする事一週間後…

 

 

 千葉二郎でニューカマーの汁ナッシングをいただき大満足した刹那、お店から

『車検終わったよッッ!』

 って更にテンションぶち上がりの朗報が舞い込みました。

 

 代車の軽自動車スバル・プレオでの運転に限界を感じていた最中であったので、最後のチカラを振り絞って千葉市から埼玉の伊奈町まで爆走しました。

 

 ETCなんか当然ついていない代車だったので、途中料金所で手動の「パワーウインドウ」を何度も開け閉めしていたら最後には指が攣りました。ゲッソリ

 

 

 そんな(どんな?)悲しき代車ライフとも別れを告げ久しぶりに我が愛機との再会に、嬉しい反面、どれだけ直してどれだけお金が掛かるのか…とまあ

ガクブル

 で向かいました。

 

 お店について愛機と無事に対面し、担当のメカニックの方から、どこをどのようにメンテナンスしたのか、非常に事細かく説明していただきました。

 

 その内容には全て納得すると共に、これだけキッチリ診て頂いたので、まだ暫く愛機と付き合って行けそうだという安心感をいただきました。

 

 

 因みに前回の車検費用は上記画像の通り。前回は足回り一式の交換費用が約10万円かかって27万円ちょい

 

 

 そして今回の車検整備に掛かる費用が上の画像の通り26万円弱。今回は車検に関係ない部品交換はフューエルキャップとアンテナベースの交換費用4万円のみです。

 

 諸経費込みの車検整備費用だけを見ると前回が約17万、今回が約21万と、過走行車ゆえ右肩上がりになってくるのは仕方のない事だと思います。

 

 それより、必要な整備をしっかりとやって頂き安心感を得ると共に、この相棒を可能な限り乗って行けるようにメンテして頂けた事に感謝したいと思います。

 


 

 それでは今回の整備の概要について以下に簡単に整理します。同じMINI乗り特に第二世代のR型に乗られる方の参考になれば幸いです。

 

【基本整備(画像無し)】

 ・2年点検基本点検

 ・テスター

 ・ブレーキフルード交換

 ・オイル交換(AGO R56用対策オイルSP)

 ・オイルフィルター交換

 ・AGOオリジナル清浄剤注入

 ・スパークプラグ交換(デンソーイリジウムタフ)

 ・シャフトオイルシール交換

 ・リフトサポート交換(2か所)

 

 基本点検料金は3万円です。長年の経験でこの年式、走行の車体のどの辺がヤバイのか熟知されていますので目視や触診による点検に加えてテスターも併用して徹底的に修理個所を炙りだして頂きました。

 

 結果、基本のオイル交換一式(フィルター交換・洗浄剤添加)に加えてプラグ交換、定番のオイル漏れ箇所であるシャフトシールの交換と、オイル周りは過走行車の宿命である点のリカバリーをしていただきました。

 

 そしていつ落としたのかまるで見当がつかない「リフトサポート」(リフトを入れる際に車体との間に緩衝材として咬ますゴム製のクッション)を新品交換していただきました。多分、何か障害物にヒットして落としたんでしょうね。

 

【エアガイド交換】

 

 

 エアガイドはジョイント部に亀裂が入っていたので新品に交換して頂きました。コチラの部品はオイル交換の際に毎回取り外すらしいので傷みやすい部品とのこと。これで当分は大丈夫でしょう。

 

【Vベルト交換】

 

 

 ウオポン周りからはVベルトの交換。亀裂が入っていますね。

 

【ドライブ ギア交換】

 

 

 そしてベルトとセットとなるドライブギアも交換。これは社外品ですとかなり安いんですけど、BMW純正だと1.4マソほど掛かります。因みにAGオーディナリーさんはよほど信頼のおけるOEM製品以外は基本的に純正品にて整備されます。

 

【ATF交換】

 

 

 実は1年前に立川二郎を初訪問した帰り道、突如セーフモードがかかり、チェックランプにはミッション系のトラブルと表示され、立川からドナドナされたんですよ。

 

 原因はATの電装系トラブル。回転数センサー(イン・アウト別)と温度センサー、ワイアハーネス交換一式でドえらい出費(約16マソ)をしてましてん。

 

 その際にATFを全量交換、パッキンも交換しているんですが、そこから2万㌔強走ってまた少し変速時にATシフトの辺りに軽いショックを感じると伝えたら、今回も念のために交換しておきましょうと。

 

 結果、変速ショックは一切なくなり超絶滑らかになりました。交換してよかったです。

 

【フューエルキャップ交換】

 

 

 まあ大したことないんですけど、キャップと本体をつないでいるワイヤーが切れちゃったので新品と交換。前の黒の無地キャップからピクトとQRコード入りの今風のデザインになりましたね。ちょい給油時の気持ちが上がりそう。

 

【ルーフアンテナベース交換】

 

 

 ルーフアンテナのベースが経年劣化。本体一部に亀裂とルーフとの接地面のゴムパッキンがボロボロになってしまいました。

 

 暫く中華製の『カーボン調』のベースカバーを貼って誤魔化していましたけど、ゴムパッキンの欠損部分から水が入り込みそうで天井でも腐ったらいやだなと今回思い切って交換。

 

 

 このアンテナベースがな、な、な、なんと3万円以上するんですよ?信じられます?ついでにアマゾンでポチッたショートアンテナ(1,500円)も付けて気分一新です。チュー

 

 

 色々ありましたけど、お金とは引き換えにならない安心安全と愛機の延命を頂くことができたと考えれば今回の出費も痛くない…とは言えませんが、このように過走行のクルマと付き合うにはそれなりの出費も覚悟しなければならないと毎回思うわけでして…

 

 

 暫くの間はノントラブルでオネシャス!(って、あと少しでタイヤ交換もしなきゃなんですよねぇ~爆  笑

 

 R55JCW 拝