ラーメン一番 小竹向原 | グル狂日記

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長くてクドいです。
ここから先は覚悟してお進みくださいませ。
かしこ。

2024.3.1(金)

  ラーメン一番 小竹向原

  de狂った話です。

 

 

 昨日は4年に一度の閏日(うるうび・じゅんじつ)でしたねぇ。


 あっ、ラーメン一番の話は当分始まりませんので悪しからず。いつもの様に次の区切り線までスクロールしてくださいね。はい。

 

 

 普通、マトモな人々なら昨日はこの話題で持ちきりのはずなんですけど、世間にはごく一部にアタマがニンニクとグルとアブラに侵された人々がいるんですよ。

 

 そんな好き者の方々にとって昨日は『ニンニクの日』だったらしいです…

 

 

 …まあ御多分に洩れず、アテクシも4年前の閏日には1010二郎で呑んでました。ユル麺を。←倒置法。(昨日は仕事に忙殺されていて二郎どころじゃ無かったんですけどね。)

 

 ただですね、こんなマトモな方々は勿論の事、アテクシを始めアタマがアブラで沸いているジャンキーですらを驚愕させる、正に

青天の霹靂

 と言って良い出来事が勃発ッッ‼️

 

       
 
 な、な、な、な、なんとッッ!

 

 日本の宝、否ッッ!  

 

 世界の宝、否ッッッッ〜!

 

宇宙の宝ッッ!

 

 である

 

オオタニサン!

 

ご結婚♥

おめでとうございます!

 

 

 いつかはこんな日が来るとは思ってはいましたが…

 

 世界のショウヘイ・オオタニの突然のサプライズ発表に、こんなアラポン®︎(アラカンのポンコツ)がコレだけ衝撃を受けてるんですから、若い婦女子の方々は悲鳴に近い声を上げている方も多いのでは?

 

 ジッサイ、自分の職場の女性陣も終業時刻直後に舞い込んできたサプライズニュースに一時騒然となりましたもん。

 

 ただですよ、今彼は新天地でのスタートで大事な時期。

 

 我々にできる事は、そのハレのプレイボールを最愛のパートナーと迎えられる喜びを世界中でお祝いし、どうかお相手の日本人女性の方を含め

そっと見守ろう

 これに尽きますよね。

 

 マスコミ各社を始めネット民の皆様、どうか世界の宝を守るためにそっとしておいてあげてください。オジサンからのささやかなお願いです。

 

 

 世界のオオタニサンにビッグフライを連発して貰うためにも、余計なノイズを彼の耳に入れさせたくはありませんしね…

 

 さて、そろそろラーメンの話を始めないと運営から警告⚠️されてしまいます。お待たせいたしました。えっ?誰も待ってないって?

 

 構いませんけどぉ〜別にぃ〜。勝手に始めさせてもらうだけなんでぇ~。えぇ、えぇ。

 


 

 さて(シレッ)、今回リポートしますのは練馬区は小竹向原、環七通り沿いにありますラーメン一番。

 

 

 1984年創業のコチラは、東京豚骨ラーメン、所謂背脂チャッチャ系の老舗。

 

 

 自分は80年代後半のバブル狂乱の時代を現役大学生として遊び倒していました。当然、千駄ヶ谷ホープ軒、常盤台土佐っ子、堀切弁慶と当時の東京豚骨所謂背脂チャッチャ系の人気店は軒並み通ってました。

 

 特に自分は土佐っ子派で、夜中に赤い箸を握り締めて並んだ佳き思い出が…

 

 

 

 

 そんな(どんな?)土佐っ子は色々?あって今は有りませんが、千駄ヶ谷ホープ軒や弁慶は現役絶賛営業中。そんな昭和ノスタルジーをビソビソに引き継ぎ絶賛営業中のお店がもう1軒あったんですねぇ。それが今回のターゲット。

 

 ただですねぇ、今回お邪魔することになったラーメン一番。自分の記憶をいくら辿っても訪問はおろか、その存在すら覚えて無いんですよ。

 

 偶々気付かなかったか、近くの土佐っ子に夢中になり過ぎて他に目が行かなかったのかは定かでは無いんですけど。行ったことは無いのは事実です。はい。

 

 で、なんでこのお店を知ったかと申し上げますと、我が敬愛するアメブロトップブロガーであられまするダイソン師匠ことyana-G®︎師匠の熱い現場リポから。

 

 

 師匠は前々から度々コチラをリポートされていて、自分的に気になって仕方なかったので、前回YAENのチャリティーに参加した時にご一緒した師匠に「連れて行って欲しい」と直談判しましてん。

 

 んで、今回念願叶ってご多忙中の師匠自らアテンドして頂ける事となりました。

 

 師匠と待ち合わせいたしましたのは華金のプライムタイムど真ん中ともいえる20時半ころ。自分もなんとかその時間に間に合い現地に到着しました。

 

 

 R254川越街道を板橋中央陸橋で右折して暫く行った左手にお店はありました。お店はすぐに見つかったんですが、コインパは裏の住宅街の一角にやっと見つけました。

 

 

 道がかなり狭いので、大型の車両だと難儀しそうです。料金は20時以降は100円/60分とカクヤスで安心。

 

 

 お店の前には10人ほどの並びがありました。近くに大学があるみたいで、学生さんがたくさん歩いてますね。

 

 この環七通り沿いのお店、確かに目抜き通り沿いにあるんですけど、街路樹が繁って店舗が見えにくいのに加えて、自分的にこの区間は反対側(外回り)は良く走るんですけど、川越街道を右折して環七を高円寺方面に行く内回りのルートをほとんど使わないんですよ。

 

 

 ダ埼玉から高円寺方面は関越を使って新目白通りから中村橋を右折、その先新青梅街道を経由して丸山陸橋から環七に入るパターンが自分的ルート。ただ、逆方面は新代田方面から蓮根の&TAKANO PAINへ行くときに良く使うルート。

 

 また、お店の付近にはオービスがあることからそちらに気を取られていて気づきにくいというのも考えられます。まあ、いずれにしても初訪問で場所はよく分かりました。

 

 師匠が到着するのを店の先で待っていると、遠目にも大きなフォルムが近づいて来るのが分かり無事に合流。

 

 

 師匠、お忙しいのにアテンド有難うございます。師匠曰く、今夜は並びが少ないとのこと。

 

 

 まあ、何と言っても深夜型営業なのでこの先の時間帯なんじゃないのかと思ってみたり。真夜中のラーメン、流石にもう何年もやらかしていません。

 

 

 メニューはトッピングが色々と乗った「一番ラーメン」がイチオシの模様。それぞれに「醤油・塩・味噌」の設定があり、辛味成分として「オロチョン」も装備。各味に対応とのこと。

 

 麺は豊華食品という製麺所が作ってるとのこと。そして各種トッピング類はオール50円という破格値。

 

 師匠に相談した結果、自分は一番ラーメンを中盛り(1.5玉)醤油で、そしてトッピングに「モヤシ、ネギダブル」を口頭で注文しました。

 

 

 店内はカウンターのみ。席数は確認しませんでしたが10席前後だと思います。厨房内は2代目だと思われる年頃の店主さんと男性助手さんの2名体制。

 

 カエシの醤油の風味が香る店内は、どことなくノスタルジック。二郎ですと豚の香りが強く漂っているお店が多いんですけど、コチラはカエシの醤油の匂いが香ばしい。

 

 暫し待っていると師匠の大丼と自分の普通の丼が同時に運ばれてきました。カメラの撮り方が下手糞すぎて大きさの違いが分からなくてすみません。左の方が断然デカい丼です。

 

 

一番ラーメン 1,050円

中盛り 100円

モヤシ 50円

ネギネギ 100円

1,300円也。 

 

 

 どうです?この満艦飾感(笑)パッと見、コーンの存在とネギのカット方法以外は弁慶のビジュアルとよく似ていますね。

 

 

 モヤシトッピングしていますのでサイドビューはご立派。

 

 

 ダブルでお願いしたネギはこれくらい。みじん切りです。自分的にはこの手のタイプには千駄ヶ谷ホープ軒や弁慶で採用されている「輪切りのネギ」が合うと思っていますが、勿論これでもウエルカムです。ネギリアンなので。えぇ、えぇ。

 

 

 モヤシは茹でた奴。味が付いていないのもこの手の東京豚骨の特徴。

 

 

 デフォルトでコーンが入る模様。

 

 

 メンマも良く見かけるタイプですね。

 

 

 味玉はしっかりと色がついています。果たしてどんなお味なんでしょう…。

 

 

 っとその前に「ベジファ」ですからモヤシをルーシーに付けていただきます

 

 ウホッ!うんめぇ~!

 

 

 細かい背脂の浮いた醤油スープは一言で言うとバランスの極致。ルーシーの豚出汁感、カエシの醤油感、そして背脂の香ばし感、決め手は化学の力のグル感。

 

 その全てが丁度エエバランスで調和されたスープなんです。簡単に抽象的に言うと「出すぎず、かと言って物足りないわけでもなく」のベストバランスでメチャクチャうんまい。

 

 

 その長年の経験から導き出された珠玉のスープを受け止めるのは豊華食品の「特選小麦粉使用麺」の中細麺。加水率は低めで博多ラーメンのような抵抗感ある舌触りとパツっとした食感が特徴の麺。

 

 茹で加減はやや硬めでしょうけど、一般の方にとっては丁度エエ硬さになるかもしれません。なんせデロ麺ハンターなので悪しからず。

 

 

 モヤシと一緒に食べても勿論旨いですよ。

 

 

 チャーシューは薄切り大判のものが3枚。

 

 

 部位は腕肉でしょうか?クセや臭いもなく優秀な豚です。

 

 

 この辺は土佐っ子とは大きく違うんですけど、コチラの一番や弁慶なんかはモヤシやネギなど野菜類を結構大量に乗せながら食べるのが合いますね。

 

 

 そしてこれまた東京豚骨背脂チャッチャ系に合うのは粗挽きの黒胡椒。これに尽きますね。

 

 

 メンマは良く見るヤツ。別に気にしていません。そういう味わい方のラーメンではないので。

 

 

 味玉(50円)は結構色付いていますね。さて、どんなお味なんでしょう…

 

 

 硬ショッパ馬ッッ!

 

 黄身までガッツリ茹でられた硬ゆで卵は黄身の部分を中心に塩分が結構効いていて、本当に旨いです。但し、師匠みたいにデフォで味玉入っているラーメンに更に2個目を追加するとか、鬼畜の所業はしませんけど。

 

 

 麺を粗方啜り終わったら、穴あきレンゲで残りの固形物をサルベージ。このへんで相当喉が渇いてきてもおかしくないんですけど、先程も申しあげました通り、カエシのショッパさは控えめで豚の出汁と野菜のエキスがいい塩梅に抑えられている為、詰められた感じはしません。

 

 

 旨いわぁぁぁ~、このスープ。

 

 

 あらッッ!

飲んじゃった!

 

 

 師匠も飲んでるし。何してんの2人とも。

 

 ごちそうさまでした!

 

 会計は別会計にもご対応して頂きました。

 

 

 流石に1時間では収まらずに200円支払い。まあでも安いですよ。

 

 

 さて、野村訓市でも聴きながらのんびりと帰りますかね…

 

 R55JCW 拝