2024.1.3(水)
ラーメン二郎 西台駅前店
de狂った話です。
ラーメン二郎行脚
年末年始6DAYS
需要があったかどうか、全く分かりませんけど、自分で言い出した事なので最後までやり遂げますシリーズの最終日。
【第1弾】
【第2弾】
【第3弾】
【第4弾】
【第5弾】
【第6弾】
懲りもせずに5日で6杯の直系二郎。そのどれもが特徴的で唯一無二といって良い仕上がり。
そして最終日となる本日は【第7弾】として我がホーム西台。
直系店最多訪問回数であり、当フンコロガシブログでレポの最多回数を持つコチラこそアテクシのホームグラウンドといえると思っています。
我がホーム西台二郎ですが、本日1月3日が年始営業初日となります。
2024・辰年スタート
— ラーメン二郎西台駅前店(公式) (@jiro_nishidai) 2024年1月2日
今年も美味しい二郎をお届けします。
西台の美味しい麺をお楽しみください
with モーツァルト❗️ pic.twitter.com/ydSj3BSvtf
そんな(どんな?)新年初営業に向け、昨日から仕込みが始まった様子が公式Xにアップされた様です。
初日の本日は100食限定。営業時間的には『通常営業』との事なんで午前11時おペンの筈。しかしながら『皆さんお盛んですね』は明確なのでアテクシも負けずに開店2時間前の9時を目指して伺います…
って並ぶ前に博店主に新年のご挨拶をしに少し前にお店に到着…そう言えば、昨年の年始のご挨拶は盟友と共に伺ったんだよなぁ…アレから1年経つのか…
※ブログに掲載した店内画像は博店主の許可を得て撮影させていただきました。
元日の大地震から始まって、昨日2日の飛行機事故など、年の初めから天災・人災が多発しており先行き不安な気持ちになりますよね。
そして昨日の海保の輸送機は能登半島地震へ救援物資を運ぶ予定だったんだとか…負の連鎖って怖いです。
今年の残り364日(今年は閏年)、何も起きずに平穏な暮らしが続きます様に…Kさん!2番シートの遥か上空からその穏やかな笑顔で皆んなを見守ってください!
そんなことを思いながら博店主と年頭の挨拶を交わし、正月の近況報告なんかをした後、とある御仁と待ち合わせて並ぶために再びお店を出ます。
本日は昨年末バーチー二郎で偶然お会いした麺トリーヴォ®︎師匠とご一緒させていただく事に。
師匠と待ち合わせの9時に合流して並びに接続します。我々のポジションで26〜27番目と、数をカウントしにきた博さんから告げられました。
師匠と二郎の事、特に某店の某よ○お店主さんの話題で大変盛り上がり、他にも野球や音楽のことなどを話しているうちに烈はどんどん伸びて10時半頃に前倒し開店と共に終了宣告が出ました。
入り口付近に到達したのが11時頃。博店主のアナウンスに従い入店します。
いつもはミニ専門なんですけど、今日は西台始めという御目出度い日なのでな、な、なんと『半分』のボタンを震えながらプッシュ。当然ネギリアンですから白ネギもね。
本日水曜日の通常営業時間は11時から13時30分までですので夜の部はありません。まあ、皆さん年明けの西台を楽しみにされている方ばかりなので限定100食ですと開店前に売り切れるのはほぼ予想通りでした。
改めましてメニューボタンと麺量、店内の並び方について再掲しておきます。基本は博店主のアナウンス通りに動いていれば問題ありません。
コチラは席の出入りや連席等について、お客さんがどれだけスムーズにまた希望通りになるように博店主自ら考えて付け回しています。乱さないためにも出来るだけ店主さんの指示に従いたいものです。
師匠と5番6番の齧り付き席をご案内頂き、改めて博店主にご挨拶。したらば先ほど外で話題になっていた某店主はそんなに話しかけて来るのか?っていきなりニヤニヤ。恐らくこの間の立川レポを見て突っ込んできたんだなぁなんて思いました。
「でも、知り合いが来ると嬉しくて話したくなっちゃうんだよなぁ~」ってさり気なくフォローもされていて、店主さん同士の結束なんかも感じたり…
ピットは博店主と現在夜の部月曜火曜を担当されている男性助手さん。博店主の指示にテキパキと答えていて頼もしい限り。
その助手さんから先に白ネギが届けられました。底の方が熱くなっているので気を付けてくださいと気配りも忘れません。
そうこうしているうちにコールタイムとなり、師匠の大ラーメンが…なんと重ね丼(通称:白丼)に入った溢れんばかりの一杯です。恐ろしや…
これを食べてもビシビシに締まったフィジカルを維持されていてどうしたらそんなことになるんだって自分は不思議でなりません。
ラーメン(半分) 770円
白ネギ 110円
880円也。
今、ラーメン業界の中で所謂『1,000円の壁』が崩壊しつつある中、この材料費含めすべてが高騰している中でこのボリュームとクオリティーのラーメンがトッピング付きで880円で食べられるとか。最早奇跡の領域です。
細かい背脂がビッシリと雪の様に浮いた非乳化スープが丼の縁に見え隠れしており、本日の優勝が決まった瞬間です。
デフォのニンニク量はこれくらい。刻みが細かくて大変おいしいんですが、オイニーはそりゃぁもうキョーレツですよ。えぇ、えぇ。
なので本日はお風呂には寄らずに帰宅し、自宅にニンニク臭をまき散らしながらこのブログを書いております。
西台のスープはクリアな非乳化というよりも細かな背脂が散りばめられた非乳化スープといった印象。従いまして、一瞬見た目はアブラが回っているかのごとく見えますが、ふとした瞬間に背脂が無くなった隙間から見るルーシーは正に琥珀色の液体そのもの。
その非乳化スープに野菜を潜らせてまずは一口…
ウホッ!
うんまッ!
豚出汁が極限まで抽出されたスープはカエシとのバランスが絶妙。加えて細かく散りばめられた背脂が甘味とコクを追加し、グルとニンニクで完結するタイプ。
そしていつも「ミニ」なので豚は1枚分(といっても相当いつも入っています)となりますが、本日は半分なので豚は小と同等扱いです。
見るからにゴイゴイスーな豚の群れが見えます。その一つに早速喰らい付いてみましたが、イキって喰らい付いた俺の青春を返せ!ッテ言いたくなるくらい柔らかいんですよ。はい。
で、柔らかいと言えば麺。西台の麺と言えば『ヤワフワ』って表現するのがピッタリ。本日の博メーンもその特徴を溢れんばかりに湛えたスンバらしい出来栄え。
周り中に「ズルズルッ!」「ズゴーッ!!!」っていうバキューミングサウンドが木霊しています。合間に博さんの湯切り音「チャッチャッチャ」を挟んで実に来着心地の良いサウンドが店一杯に広がってます。
そして先ほど説明しました破壊力抜群のニンニクを塗して喰らえばアルマゲドン。←意味なんか無いんです。只そんな感じの言葉をチョイスしただけです。スマソ。
ヤサイとほぐし豚も一緒に麺と啜ればさらに奥行きのある味に。
途中で白胡椒を振り掛けて。常識の範囲内で多目に振り掛けるのがコツ。実に非乳化スープとの相性が良いって思います。
最後は薬味の白ネギを加えて。やはり白ネギが入ると中華そばっぽいテイストになりますよね。品川なんかはもっと顕著にそう感じるような味になります。
モチのロンde麺と一緒に頂くのが一番おいしく食べられるコツです。
いやぁ、やっぱ豚のボリュームがハンパないっすわ。普段ミニだとここまで豚に詰められることは少ないですけど、後半は少しだけヒヤヒヤする展開に。
10年ほど前になりますが、旧高架下時代に『小豚』を野菜コールして食べていたのが夢のように感じます。老いというものは、ありとあらゆるものを奪って逝きやがります…食欲さえも。
味は勿論特級品ですよ。えぇ、えぇ。文句なんてつけようがありません。
最近スープが旨すぎて入れるのを忘れてしまうことが多かったのですが、今日は花椒も最後に入れてみました。
爽やかな香りと痺れが広がって、白ネギともメチャクチャ合います。
そしてスープに浮かんだ白ネギをしっかりと回収する時間になりました。
今年もよろしくお願いしますと心の中で念じながら高性能穴あきレンゲで固形物を根こそぎ掬ってまいります。
ごちそうさまでした!
博さんに謝意を伝えると「今年もよろしくお願いします!」と気持ちよく見送り頂きました。
さて、年末からお送りしてまいりました当シリーズもこれにて完結。全く馬鹿な事をやったもんです。明日からは働きマンにならなきゃなので少しでも蓄積した脂肪を燃焼させられるよう頑張って行くつもりです。←行くとは言っていない。
R55JCW 拝