ラーメン二郎 一橋学園店 | グル狂日記

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長くてクドいです。
ここから先は覚悟してお進みくださいませ。
かしこ。

2024.1.5(金)

  ラーメン二郎 一橋学園店

  de狂った話です。

 

 

 いやぁ〜働いた働いた。二日間ですけど。口笛

 

 年末年始に狂ったようにラーメン二郎を喰い倒しましたが、中一日空けたし2日働いたんで今夜は消費したカロリーを取り戻しに1284GEへ。

 

 

 ホントは第二のホームグラウンドSDでネギ始めをしたいんですけど、まだ夜営業してないので別のお店からチョイス。

 

 

 一昨年盛夏にグランドおペンした1284GEことラーメン二郎一橋学園店は神保町二郎で修行された大柄で物腰の柔らかい店主さんのお店。

 

 

 昨年の秋以来、およそ3か月ぶりとなる訪問です。

 

 

 コチラはJBCイズムをガッツリ引き継いだ大盛りのお店。開店以来怖くて一度もデフォを頂いたことがありません。

 

 因みに上の画像をご覧いただくと分かると思いますが、上段の2杯は麺半分と更に3分の1の画像。野菜コールはしないでこの標高です。

 

 下段は「野菜少な目」をコールしたもの。4分の1というのは直前に立川を食べた後だったので流石に無理だろうという事で減量しましたが、やはり野菜少な目が功を奏して穏やかな盛りに収まっています。

 

 

 自分的にはお腹が空いている時は麺半分、そうでもない時は麺3分の1で共に野菜少なめ・豚1枚で頂くと美味しくいただける適量だという結論に至りました。

 

 

 未だ地元は初詣客の影響で大渋滞していて、市外に出るのに一苦労。出発からおよそ90分強で小平市は一橋学園へやってまいりました。

 

 

 コチラは駅前へと通じる一通にあるコインパ。お店のある通りの1本南側に当たる道です。コチラがお店に最も近くて安めな設定のコインパのような気もします。(未確認)

 

 

 お店の斜め向かいあたりに出る砂利道を通って向かいます。今時、未舗装の道路って中々見ませんよね。もしかしたら私道なのかもしれませんけど…

 

 

 20時少し前の到着でお店の前に並びはありません。ただ店内には待っている方がいて取り敢えず入店するのを待って一人出てきたら入ろうと入り口付近で待機します。

 

 

 3名ほど出てこられましたので自分も入店。1世代前の券売機で左上のボタン『小』850円のボタンをプッシュ。

 

 助手さんの案内を待って指定された席へフェードイン。ピットはいつも優しげな雰囲気の店主さんと初めてお見かけする男性助手さん。

 

 

 席の案内からトッピングの確認、そして配膳作業と慣れた手つきでされていて優秀ぶりが覗えます。卓上の調味料は白胡椒と醤油ボトルに出身店譲りの種入り粗挽き唐辛子。

 

 先にカタメコールの方の配膳が終わり、助手さんから「ニンニク入れますか?」との問いに「野菜少な目、ニンニク少し、アブラで!」とお願いして待望の一杯が到着。

 

小(麺半分)

850円也。

 

 

えっ?

ナニコレ?

こんなに乳化しているGE初体験なんスけどぉ~チュー

 

 

 いやぁ、乳化ですやん。それも『ド』が付くほどの乳化ですやん。夜は結構脂が回ったチューニングにしているのかな?神保町も自分は滅多に逝きませんけど遅い時間は結構乳化してるって聞きますけどね。

 

 初体験の出来事に俄然食欲がわいてきました!

 

 

 豚1枚でお願いしましたけど、まぁデカイのが乗ってきましたよ。えぇ、えぇ。トンテキとかトンカツに十分できそうなボリュームです。

 

 

 ニンニクは少しだとこれくらい。刻みは割と粗め。かなりファンキーな香りを持っていますので食後は人と会話はできません。覚悟してくださいませ。

 

 

 アブラは細かいのがタップリと。今流行の味付けタイプではなくプレーンな奴。

 

 

 でぇ、マジマジと見てやりましたよ。このド乳化ルーシーを。どんな感じなんスかね?

 

 辛抱堪らんので丼を持ち上げて直呑み…って

 

しく

火の如く

みが溢れて

るんですぅ~!

 

 ベースとなるスープからは骨とは違う明らかな肉汁の旨味が鉱泉の如く湧き出でており、乳化した脂がそこへコクと甘みを与える強烈な

ぶたじる

 ただクドくなる一歩手前にウエイトが収まっているんですよ。

 

 誤解を恐れずに言うなら少しだけライトな松戸汁。松戸二郎のスープって、一口目のインプレッションがゴイスー過ぎて旨味が一気に脳天へ突き抜けるんですけど、自分の様なアラポン®︎(アラカンのポンコツ)には少々ヘビー過ぎるのも事実。

 

 したらば後半は結構な確率で詰め寄られてアップアップになることが多いのですが、今宵の学園汁は一口目こそ松戸ほどのインパクトはありませんが、少しだけライトな松戸汁が延々と続く感じ。なんかドーピングが効いて足が勝手に回って走っちゃってる感じ?知らんけど。

 

 

 その要因の一つでもあるアブラは上質なのがよく分かるもの。軽くてコクがあってほんのり甘いやつ。コレが絶妙な旨みを加えてる感じ。

 

 

 丼の底から麺を引き出すと、ずっしりとした重さが箸に伝わってきました。

 

 

 期待に胸を膨らませてその麺を啜って行きます…あっちぃッ!灼熱です。こんなにココのスープ激アツでしたっけ?

 

 

 そのヘヴィーな麺をハフハフと啜ると、まず滑らかな食感が舌を刺激し、続いて呑めるような柔らかい麺の硬さが喉を妖しく触りながら通り抜けて行く最高の『ユル麺』。

 

 自分のロットでは半数の方が「カタメ」コールしていました。ただ自分にとってはこの柔らかさからから明らかにJBCイズムを感じます。大好きな麺ですね。はい。

 

 

 白胡椒を振り掛けて刺激的に啜っても良し。

 

 

 で、1枚でお願いした豚は明らかに「デカイ」サイズの腕肉。肉質も味も神レベル。

 

 

 コレはいい豚使ってまんなぁ。

ネ申!

 

 

 で、やはり粗挽き唐辛子の出番ですよ。

 

 

 このタネのたくさん入った粗挽きの唐辛子。某西台の輪切りタイプとは明らかに違いますね。コチラの方が辛さが控えめかな?その代わり香ばしさは凄いですよコレ。

 

 

 旨味満点のド乳化スープは激レアなのか普段からなのか分かりませんけど、自分的には開店以来初体験であり、その新鮮なビジュアルを遥かに上回ってかつバランスの良い旨味に調整されてる店主さんの技量に脱帽です。

 

 

 最後は名残惜しくここから5口直呑みして断腸の思いで丼をカウンター上部に返納いたしました。

 

 ごちそうさまでした!

 

 

 店主さんに謝意を伝えお店を後に。

 

 今夜は新たな1284GEの側面に接することが出来て益々通いたくなりましたね。

 

 

 駐車料金は200円也。都合1,050円で至福の時を味わう事が出来ました…

 

 R55JCW 拝