長いので、赤字のとこだけ読んでくれれば大丈夫です。
そこから、私は学歴について色々考えだした。なぜ、高学歴の人が偉そうにすると鼻につくのに、低学歴の人が偉そうにするとそうでもないんだろう? 『男はつらいよ』の寅さんとか、低学歴で調子に乗ってるけど、なんかあまりイヤな感じしないんだよなあ。
考えた結果、「私が『低学歴=かわいそう』みたいな固定概念を持ってるからかな」という結論に辿り着いた。低学歴は惨めだから、多少 調子に乗ってもしょうがない、みたいに思ってるのかな。だとしたら、私って相当イヤな奴だな。
まあー、私がここまで落ちぶれたのは、ノエル・ギャラガーに憧れすぎたからだろうね。どうにかしてノエルになろうとしてしまった。自分自身でいるのが大事って、ノエルも言ってるのに。
だって、こんな記事を書いてるくらいだもん。↓
自分自身でいることが、ノエルになるための1番の近道って分かってなかったから、なんかテキトーに受験して、よく分からないことになってしまった。合格が分かったときの記事でも、全然 喜んでないもん、私。↓
マジでどうすればいいか分からなくて、というか何がロックなのか分からなくなってきて、私は『アーネスト・ダム』という小説を書き上げた。主人公は、私と同じ悩みを持つ女子高生だ。学歴とはなんなのか。果たして何が本当のロックなのか。この小説を通して、私はその2つだけを突き詰めた。
そして辿り着いた結論と、この小説のテーマは、以下のようなものだった。
「学歴なんてない方がロックだけど、『学歴なんてない方がロックかな』とかいちいち考えるのは、全然ロックじゃないよな」
それは自分のこともそうだし、妹のこともそう。最終的に、自分と妹がどんな学歴 背負って生きてくのかとか知らないけど、何を背負っても気にせず突っ走るのが本当のロック。妹が今後ロックに憧れるかは知らないけど、とにかく私は憧れている。絶対に、マジで、ロック。
ていうか、妹の進路に首を突っ込んで気にしてるのも、それも全然ロックじゃないんだよね。自分の人生だけをガムシャラに生きるのがロック。だから私は憧れている。絶対に、マジで、ロック。
そして私は、近ごろ一人暮らしをすることを決めた。前回で引っ越しは嫌いだと書いたが、今度は自分の意思でする引っ越しだ。父の事情に振り回されて引っ越すのではない。自立するために引っ越すのだ。だから大丈夫。
☆ ☆ ☆
追記
このエッセイを書いている途中、私はThe Rolling Stonesにハマり、よく知りもしないブライアン・ジョーンズに、なぜか親近感を抱いた。(このことは、コチラの記事で書いている↓)
彼はバンドの初代リーダーだったものの、メンバーとあまり上手くいかず、バンドを脱退し、最終的には27歳という若さでこの世を去った。
メンバーと上手くいかないブライアン。家族と上手くいかない私。この辺りが似てるのか…?と考えていたところ、ひょんなことから とある楽曲を知った。
それは、ボブ・ディランの『Like A Rolling Stone』である。
人の忠告も聞かず、やがて全てを失って、転がる石のように転落人生を送る女。
それが、この曲の主人公である。彼女は未来の私だと思い、恐ろしくなった。
そしてRolling Stoneと言えば、The Rolling Stones。その初代リーダーだったブライアン。このバンドの名付け親。
そうか、彼もRolling Stoneだったんだ。だから、私は彼に親近感を覚えたんだ。
私も27歳で死んじゃうのかもな。
そんなふうに、ブライアンとディランを巡って、色々なことを考えた。
☆ ☆ ☆
…まあ…私の『学歴ロック』、ザッとこんな感じです。
唐突な終わり方からも分かるように、このエッセイはまだ終わってません。途中です。なぜなら人生の途中だからです。だからこのエッセイは永遠に終わりません。ずうっと学歴ロックです。
そもそも、今の自分がなぜモヤモヤしているのか、何にモヤモヤしているのかを書き出すために書いた記事なので、読みにくかったかもしれません。
ここまで読んでくれた方、本当にありがとうございます。心から感謝申し上げます。ありがとう。ありがとう。