2016年5月2日、石川県シバキまわしツアー2日目。この日のネタで記事にしているのは真佛道トンネル、アリスの橋、宮島隧道、大岩橋梁、地代隧道。今宵ご紹介するのは、再訪した地代隧道に続いて訪ねた物件。
もはや記憶が曖昧だが、ここへはなかなか複雑な道のりだった。右折してまたすぐ右折とか、山の中にしてはけっこうややこしいルートだった。
…みたいな道のりを経て、
とうちゃく~。現在地こちら(ざっくり)。
お名前は、
水元隧道。
洞内はすべて、
波型ライナープレート巻き。ではさっそくお邪魔いたしましょ~。
振り返りの、鉄板の構図。
カーブしながら隧道へ突っ込む線形。あれで一応車が来ても通れるスペースはちゃんとあるのでご安心を。(誰に言ってんだ
まあ結局、ここの行き返りも含めて一切車は通らなかったけど。
さて、洞内は全然変化もないので、
特に引っかかることもなく出口が近づいてきた。
ここで振り返り。
これ、なんか好き。
鉄板の構図。
こっちの隧道前は広いな。こっちに車停めたらよかった。
抜けまして~の
はい~、こちらも無骨なコンクリポータル。
こっちには銘板があり、そこには
「昭和55年10月完成」とあった。
しかしながら記事を書くにあたりQ地図様で確認してみたら、「1945(昭和20)年完成」となっている。マジか。終戦の年とか、ちょっと嘘くさいけれども。
今昔マップで見てみたけど、確かに1968~69年の地図ですでに描かれていることだけはわかったが、くわしい建造年次の絞りこみはできなかった。
なんにせよもっと古い隧道なんだとすれば、昭和55年ってのは巻き立てが行われたタイミングなんだろう。しかし富山県境に近いこんな山深い場所、やはり林業用だったのかなあ。
道はまだ続いていくが、
わたくしはここまで。戻るとする。
最後、これもなぜか
ちょっとお気に入りな一枚。
どちら側から訪ねても、ルートが入り組んでそうな水元隧道。道迷いにご注意あれ。
以上。