2021年11月13日、南紀周回宿題回収ツアーの初日。この日のネタで記事にしているのは、メインターゲットだった千人場の滝の隧道訪問記。今宵ご紹介するのは、この日の夕方に訪ねた物件。
まずはこれ。
現橋に並行して架かる旧橋。現在地はこちら。
こいつのことは、事前の航空写真チェックで見つけていて、その現地確認に来た次第。実際に目にしたこの見え方、どっかに似てるなと思い…そうそう、旧・鐘打橋みたいだなって。
現橋の西詰より。
正面にわだかまったグリーン・ヘルが旧橋だが、
先に現橋のお名前をチェック。
「王子橋」。まあこれも実際はQ地図様で事前に知ってはいたが。
なので、この旧橋はかなりの確率で「旧・王子橋」であるはずだが…
親柱も銘板もない!金属柵のような貧弱な欄干があるのみ。
西詰での旧橋写真は、これ一枚のみ。記憶が定かでないが、橋上のグリーンヘル突破を嫌って対岸へ回り込んだのだと思う。
つうわけでこちら、東詰より。
こっちには、わかりやすい旧道分岐があった。
ちなみに現橋のお誕生日は、
「平成17年1月竣工」。
ということで、訪問時点で旧橋化後16年が経過しており、熟成が進みつつある感じだった。
アプローチの旧道も、
うん、ちょうどそのくらいの経年感があるね。
そして、見えてまいりました旧橋。
どうやらこっちにも親柱、銘板の類はなさそうだ。残念。
とりあえず、現代の目で見れば、
この低くてスカスカの欄干はないな~。まあ日常的に人が歩くような橋でもないので、大したこっちゃなかったんだろうけど。
右手前とか、
こんなんなってるし。
橋上の中央部分は、
現橋からの見え方でわかる通り、案外スッキリしている。これは上流側の景で、川の名前は宇筒井川。
そしてこちら、下流側。
冒頭写真の逆アングルですな。
こうして、旧橋の大部分はカバーしたが、
西詰からの突破を諦めた、短い距離ながらも強烈なグリーン・ヘルについてはスルー。
行って行けないことはなかったと思うが、単純にイヤだった。いや~もう、若くない(笑)。
この後は、中崎の材木流し隧道の下見をしてから、早々にお風呂に入りに月の瀬温泉に行ったっけな。
以上。