【2】より続く。
導水路の取水地点まではほぼほぼ確認できた。
これより最後の宿題…すなわち
水圧鉄管遺構の確認及び発電所建屋の場所特定作戦へと移行する。
水圧鉄管遺構に関しては、先人であるtellさんの記事を見ておおむね目印を頭に入れてきた。そして発電所建屋については、第一次探索でお話をうかがったハンターの方の
「この林道沿いに小さいお堂があったやろ?」
「昔の発電所はその辺にあったんや」
という証言(【6】参照)をしかと覚えていたわたくし、朝イチに車でとおりすがりにその存在を確かに目視していた。
基本的に水圧鉄管が降りてくるのは発電所建屋の至近だと思われるので、おのずとtellさん直伝(謎)の目印もそのあたりにあるはずだったが、極狭林道の運転に集中していたため気付けなかった。まあ徒歩でなら見つけられるだろう…。
…って、
これや…見つけた。いやっしかしコイツは…ステルスすぎる…。
パッと見では、
天然の巨石に見えてるが…
傍らに建つは、
紛うことなき、関電杭!マジか~!
そう、この巨石に見えるもの、これ実は水圧鉄管のサドルらしいのだ。うそーん。
あえて印をつけずに、改めてその場所を。
これはわからんわ~…。念のため書いとくと、写真中央ですよ。
確かtellさんも何度も通ってたのに地元の方に教えてもらうまでまったく気づかなかったってことだったが、そりゃ当然だ。しかも車を運転してればなおさらのこと。
大事なとこなんで、写真4枚も費やしてご説明した(笑)。
で、上の写真を撮ってる場所の背後近くにあるのが、
ハンターの方に教えていただいたお堂が。そう、お堂っていってもこんなにささやかなもの。夏場なら隠れてしまうかもな。
不覚にも写真撮ってなかったんで、これは帰り際に車から撮ったものだ。
結論から書くと、お堂周辺での発電所建屋跡地探索は時間切れで断念した。とりあえずこの日は、念願の水圧鉄管遺構の確認だ。
巨石にしか見えないサドル脇をよじ登ってみれば、
果たしてその上の斜面には、今度こそサドルにしか見えないコンクリ塊が。ついに見つけた~。
結果的に、第一次探索で探しまわってた(【3】参照)場所よりも数十~百mほど下流側ってことになるのかな、と。
木立の中に点在する、
サドルたち。
導水路があの細い陶管だったからには、
水圧鉄管も華奢なものだったのだろう。サドルのサイズからもそれがうかがえるようだ。
面白かったのはここで、
斜面の起伏を超えるところでは、このように(だいぶ崩れているが)小さな掘割状に溝を掘り、そこに鉄管を通していたことがわかった。簡単な石積み土留めも確認できる。
これが確か、
見つけた中では一番上部にあったサドル。
状況的にはこのもう少し上あたりに上部水槽があったのかと思われるが、そのあたりは一度ならず流されているのか、それっぽい遺構は見つけられなかった。
さらに見上げると、
鳥越林道のガードレールが見える。
ここから写真左方向に無理くりトラバースしていけば、第一次探索【4】で断念したあたりへ至るはずだ。が、もうそこは追いかけない。きっと何もないだろう。
たぶんこれが、
トレースできた最上部から見下ろした、水圧鉄管が降りていく斜面。こうしてみるとわけわからんな(笑)。
こうして、一部不完全な部分を残しながらも、草野川第一発電所関連遺構の探索、おおむねカバーしたかと。あとは取水堰付近と発電所建屋付近の詳細な探索が宿題ってところかな。
探索終えて、
ノートさんへ。
まあこれ、朝練だったんだけども(笑)。
今回は書いてない、現発電所の取水地探索を含めて3時間強。いささか濃厚な朝練だった。
以上、完結。













