幻の「自転車並進可」 (滋賀県野洲市) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

 
2018年2月25日。サイバーシティ・野洲への潜入を果たしたわたくし、引き続き周辺を徘徊しまくったのだが、ちょうどこの機会に、サイバーシティネタと同じくハルニチさんに、もうだいぶ前に教えていただいたネタを確認しに行こうと思っていた。
 
 
というわけで、やってきた。
 
 
ここは滋賀r48が家棟川を渡る地点。「やなむねサイクリングロード」のスタート地点なんだが…ありましたなあ…。
 
 
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アレか~。
 
「アレか~」って言われても(笑)。って方がほとんどだと思うので、今からちょっくら説明を。
 
ちなみにこの川を数キロ上流へ向かうと、こんなのもございます。
 
 
 
さて、アレとは
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二台並んだ自転車が描かれた、この標識。
 
 
これは、「自転車並進可」の標識だというのだが、そもそも自転車が並走してはいけないって、(お恥ずかしい話だが)わたくしはすっかり忘れていた(汗)。
 
 
でもこんな標識、見たことない?それもそのはず。
 
 
コイツが、相当貴重なもんなんだそうだ。

 

 
この「自転車並進可」標識、ここ野洲市以外では愛媛県新居浜市にあるのみ。
なんと、全国でわずか二ヶ所しか存在しないというまぼろし~!級のレア標識なんだそうだ。
 
わたくし決して標識マニアではないのだが、そう聞くと、コレはやっぱり見とかなアカンな、と。思いつつもズルズルと時は過ぎ、やっとこの日に見に来た、と。野洲って中途半端な距離なのよね…(笑)。
 
 
 
場所変わりまして、
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ココは「やなむねサイクリングロード」が国道477号を渡るところ。
 
 
サイクリングロードは、途中で橋を渡って右岸に写っている。これは下流側を向いて撮影しているが、
 
 
 
 
 
 
国道の向こうに、

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やはりありますなあ、「自転車並進可」。
 
 
 
 
振り返ると、
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さっきいたほうにも完備。なにげにR477のおにぎりも写っております。
 
 
 
 
R477上からここを見ると、
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両側に「自転車並進可」 標識。

 

新居浜の方の設置状況がわからんけど、国道の両側に対面してあるなんて、もしかすると全国でここだけなのかも?
 
思えばR477、京都市左京区内の百井別れが有名だが、ここだって有名になっていいスポットなのかもしんない(笑)。
 
 
 

んで、またまた場所は変わって、

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サイクリングロードの終点へ。
 

場所コチラ→https://www.its-mo.com/z-126475058-489666136-14.htm

 
ここ終点にも標識があると思いこんでやってキタんだけども、予想に反してなかった。あらら…拍子抜け。
 
ってことで、確認できた「自転車並進可」標識は、都合三枚ってことになる。
 
 
本来、標識の趣旨としては、ここはやはり複数で訪れて実際に自転車で並走するのが筋というもの(何が?)。が、この日はあいにく単独で、しかもダホンちゃんでなく車で。ということで、邪道ながらこのサイクリングロードを辿ってはいない。
もしかして、自転車でサイクリングロードをトレースすれば、道中にも設置されていたり、って可能性も、なくはない。
 
 
ちなみに、上の写真でもわかる通り、このサイクリングロードは基本ダート。ロードタイプの自転車には敬遠されるだろうし、寂しいことに全く自転車は見かけなかった。
 
誰か…誰か並進してくれぇい!!(←バカ
 
 
 
最後におまけ。
 
 
この終点近くから望んだ、家棟川河口。

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琵琶湖対岸には、雪をいただいた比良山系の山々。
 
 
「プチ立山」的なこの風景。けっこう好き。なにげに滋賀の絶景のひとつかと。
 
 
 
以上でございます~。ハルニチさんありがとうございました~!