階段隧道と龍宮窟 (静岡県下田市田牛) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

2011年10月30日、第二次伊豆探索にて出会ったネタ。この日の既出ネタとの時系列では、このあと23分後に手石の謎トンネル、1時間7分後には小城隧道横の廃石丁場
 
 
 
今回ご紹介するコレ、予備知識は皆無でありまして、手当たり次第に隧道をシバキ倒してたら巡り合ってしまいましたの。この看板に惹かれて思わずストップ。
 
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看板の足元が、尋常じゃなく落ちくぼんでいるのがわかるでしょうか?
 
 
 
 
 
 
ご想像通り、その足元は急な階段となって下っており、そして、
 
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予告篇でお見せした穴が。
 
ず、隧道!?コレは行くしかない!
 
 
 
 
 
 
どきどきしながら階段を降りて穴の前に立ったわたくし。そこで目にしたものは…
 
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やはり隧道。しかもアレだ、拙ブログ得意の階段隧道ではありませんか!
 
 
階段隧道のパイオニアたる拙ブログ(爆)、コレとかコレとか、あるいはコレとかをご紹介してまいりましたが、ここにまた新しい階段隧道が登場!(ちなみに階段隧道の持ちネタはまだある…少しだけw)
 
 
 
階段から振り返り。
 
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正面の擁壁の上が道路。かなり下がっていることがわかりますね。
 
 
 
 
この隧道の階段はふたつのパートに別れていた。
 
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コレは下部階段(勝手に命名)。ここで、抜けた(降りた)先の光景が見えてくるのですが…
 
 
 
 
この階段隧道の先に広がった光景は、ちょっと想像を超えておりました。
 
 
 
 
 
最初に見える光景がコレ。
 
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…海です。入り江かな? 
 
…ちなみに右のほうに写り込んでいるのは、他に訪れていた親子。心霊的なアレではありませんので、ご安心ください(笑)。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
この先の光景には、穴橋至上主義のわたくしも、思わず唸った。
 
 
 
 
ご覧ください。
 
 
 
 
 
 
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すげー!なにコレー!!
 
コレが看板にあった龍宮窟ってやつか!
 
そういえばはっきりくっきりと二穴って書いてあったな~。二穴って言っても階段隧道は関係ないでしょうが(笑)。正面に見える、外海へと通じる洞穴と、もうひとつはこの巨大な吹き抜け、ぽっかり空いた天井部分を指して二穴でしょう。
 
この日全然気づかなかったんですが、逆に上へ登ってこの穴周りをぐるっと廻れる道もあったそうで。せっかくならそれも行ってみたかったな~。
 
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いやいや~、コレは奇観、名勝。どなた様も、一見の価値は充分にあります。
 
 
 
 
 
 
ましてや、同業諸氏には
 
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コレがあるし!
 
この龍宮窟側からのビジュアルは、かなりインパクトあるですよ!
 
 
 
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もしかしたら、元々は浸食によりできた洞穴だったのかもしれないですね。しかし現在の姿は、明らかに人の通行のために人が手を加えた、まさに隧道。我が趣味的見地からは、単なる自然の洞穴とは意味合いが大きく異なるのですよ。ね~皆さん(謎笑)。
 
 
 
でもまあ、龍宮窟、別名二穴の奇観に免じて?「道路トンネル・隧道(現)」書庫じゃなくて「穴系その他」書庫で記事を上げましょうかね。
 
 
 
最後に、場所はコチラ。
 
 
 
伊豆へお越しの際は、ぜひどうぞ~。
 
 
 
 
 
 
 
以上、完結。