ここは東栄町、三輪市原地内。
国道151号・市原トンネルの、コレは南側坑口。
銘板によると、
2009年6月建造の、真新しいトンネル。
この市原トンネルを含む「三輪バイパス」は、2009年10月に供用開始された。旧道は急カーブと狭小なトンネル二本を含む事故多発区間で、その解消を目的としたものだった。
で、わたくしのターゲットは当然旧道のほうになるわけだったが…
ありゃああ??
閉じられてるやん!
我が探索のお伴、県別マップルじゃあ普通に書かれておりましたぞ?
なんとも中途半端な位置?いや、この旧道沿いにある施設を過ぎたところで閉じられてるので、普通の人は支障はないはず(笑)。
閉じられてるものの、この極めてびみょ~な間隔の車止めを見ると、二輪車は通行できる…ってか、そもそもこの場所には通行止めの文字はなかった(ように思う)。察しろと、そういうことか?
でも、二輪でもおススメはしない。そのあたりは、また次回にでも…。
本題へ入る、その前に…
戯れにお付き合いを(笑)。
いや、あまりにビミョ~な間隔なんで、なんか…ツッコミたくなってしまい(笑)。頑張ったら抜けられそうな…いや、無理やっちゅうねん(笑)。
いや、失礼しました。
ココまでの写真では想像しにくいが、閉じられた場所から先を見ると、
ここが、正に重要なシーン・チェンジの直前であることがわかる。
生の世界から、黄泉の国へ。…とまで言うと大げさだが、明らかに空気が変わっているのが目に見えるよう。そして…すでにもう、見えている、アレが。
アレとはもちろん、
隧道であります。
旧道にあった二つの隧道のうちの一つが、早くも登場。フェンスで封鎖されてしまっている。白飛びしてわかりにくいが、特に個性のないコンクリ隧道のよう。
扁額があった。
「いちはらずいどう」。現道のトンネルと同名だ。
やはり「『新』が付かないと旧隧道・旧橋殺されてしまう説」(笑)は有効なのか?
それよりも気になるのは、「昭和40年1月巻立」の文字。てことは、建造はもっと古くて、かつては素掘りだったってことか?
覗きこんだ、洞内。
通り抜けられないとわかると、余計歩きたくなるなあ(笑)。
立入禁止とも書かれていなかったので、いつもなら「やってる」だろう(笑)。しかし延長34mと短くてすっかり向こうが見えているし、
なによりもそれ以前に
魅惑のアレが見えてるんだからして。
ここは全然事前情報なくこの現場で初めて知ったのだが、旧道は閉じられていれども旧々道は進めるっぽいぞ!
さっそくに辿ってみる。が、この旧々道…
これで車道だったんだろうか?本気で?
振り返り。
さっきの写真の路肩フェンスは後付けっぽいし、こうして見れば辛うじて車道であったと認められる幅員はありそうだが…これはかなりハードコアな道路だったことは一目瞭然。
そしてすぐにさしかかる、旧々道の頂点。
佇むカーブミラーのその先にあったものは…?
【2】に続く。