【1】より続く。
市原トンネル…の旧道の市原隧道…の旧道(笑)を進んでいくと、その頂点にあったのは、
石仏群。
ココに写っているので全てではなかったような。今ならもっとじっくりと拝見させていただくところだが、この日のわたくしはそうしなかったみたいで…。一体は倒れてしまってるし、これも今なら絶対に起こすね(笑)。
ずっとここにいらっしゃるのか、集められてここにいらっしゃったのか。
こういう石仏って、もうちょっと勉強してみたい気がしてる。
さて、旧々道の頂点を回り込むと、
白飛びしてわかりにくいが、エライことになってた。
寄ってみませう。
コレモンですわ。
路肩がガッツリと落ちて…そしてそのまんまで固められてる!?
おまけに転落防止措置ナッシン。
路肩の抜けを直すにしちゃあ中途半端すぎる。なにこれどういう状態?生きてんのか死んでんのか、どっちなんだ?この道。
見下ろしてみると…
ひょおおお。
推測だが、すでに旧道落ちしていて(かつ旧々道落ち以前)、この道自体はどうでもいいが、放置すると隧道自体にまで影響が及びかねないという判断により、さらなる崩落だけを予防した…って感じなんじゃないか。
ここが、前回に「二輪でもおススメしない」と書いた理由である。
崩落の向こうはAバリで封鎖。
やっぱ死んでんのか。
現道…じゃない、旧道との取り付きもなんだかふんわりと閉じられてるし。
それより再度書くけど、マジでこの道、車道だったんだろうか。やっぱ信じ難い幅員になってんですけど?
振り返りで。
ほれ、ここが車道だったって言うのかえ?
やべぇ道だ。アカンやつだ。
旧道に立ってた看板を見て納得。
ああ、やっぱり死んでるんだ。
旧道が死んでるのに旧々道が生きてるなんてレアケース!って盛り上がりつつあったけど、やっぱりね(笑)。しかし、コッチにだけ立てられてもあんまり意味ないと思うんだけども。
まあとにかく。旧々道を迂回してやってきた、
市原隧道・北側坑口。
ぐぐっと廃オーラがレベルアップしてるな。探索時点で旧道落ち後3年半ほど。閉じられてからはどのくらい経っていたのかは不明ながらも、悪くない熟成具合。
扁額。
コチラは漢字表記。
ちなみにひらがな表記の扁額って関西圏ではほとんど見ないけど、房総ではよく見たなぁ。全国的にはどうなんだろうか。
さあ、向き直って、
3ケタ国道の旧道を楽しもうじゃありませんか、皆さん(政治家ふう)。
…っていうほどの距離を歩くこともなく、
お二人目、おられますな~。
【3】に続く。