ブツのご紹介、その前に…。
そこへ行く時に通った飯田線沿いの道が楽しかったので、写真3枚ほどでご紹介を。
なかなかスリリングで楽しい道でしたわ。
でー。
はい、
いきなりドーーン!狭小な素掘隧道でございます。
こう見えて、ここは集落のすぐ近く。隧道を抜けた先にすぐ、その名も「ドウデイ」という集落と三河槙原駅がある。
なので、
しっかりとモルタルで履工されております。
さほど長くもないので、
すぐに抜ける。
いや~、集落至近には見えないでしょ?この雰囲気。
抜けて振り返り。
うあ~ものものしい!
ベルギ―ワッフルでガッチガチに固められたその姿。これもまた集落を支える重要な道ならでは、なんでしょうな。
現地にはもちろん扁額も銘板もなく、詳細不明だった。で、帰ってから調べてみて…驚いた。
いつもの「平成16年度全国道路施設現況調査(国道交通省)」によると、延長34m、幅員3.0m、有効高5.0m。
いや、驚いたのはこのスペックじゃなくて、その建造年。なんと
明治19年建造。
こりゃあ驚いた。ご覧のようにガッツリと補修されてはいるが、まさかまさかの明治隧道。しかも…おそらくコイツ、愛知県における現存最古の隧道ではないかと思われるんである。
ちなみに愛知の古洞といえば思いつくのが旧・伊勢神隧道だが、アチラで明治30年。この槙原隧道は11年先んじている。凄ぇ~。
最後にこの隧道…コッチ側から引きで見た姿が、心に響いた。
うを~凄い!
わたくし、コレを見て個人的に連想しちゃったのが…
ドラクエに出てくるコイツ(笑)。※画像はネットからお借りしました。
コイツの頭部に似とるでしょ~(笑)。
不真面目に、完結。