槙原隧道 (愛知県新城市豊岡ドウデイ) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

 
2013年1月18日、奥三河彷徨。この日のネタはボチボチ記事にしてるのだが、今回ご紹介するのは水沢トンネルの30分ほど前に巡り合った物件。この後に、戦橋川角トンネル旧廃道
 
 
ブツのご紹介、その前に…。
 
 
 
そこへ行く時に通った飯田線沿いの道が楽しかったので、写真3枚ほどでご紹介を。
 
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なかなかスリリングで楽しい道でしたわ。
 
 
 
 
 
でー。
 
 
 
 
はい、
 
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いきなりドーーン!狭小な素掘隧道でございます。
 
 
 
こう見えて、ここは集落のすぐ近く。隧道を抜けた先にすぐ、その名も「ドウデイ」という集落と三河槙原駅がある。
 
 
 
なので、
 
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しっかりとモルタルで履工されております。
 
 
 
 
さほど長くもないので、
 
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すぐに抜ける。
 
いや~、集落至近には見えないでしょ?この雰囲気。
 
 
 
 
抜けて振り返り。
 
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うあ~ものものしい!
 
ベルギ―ワッフルでガッチガチに固められたその姿。これもまた集落を支える重要な道ならでは、なんでしょうな。
 
 
 
現地にはもちろん扁額も銘板もなく、詳細不明だった。で、帰ってから調べてみて…驚いた。
 
いつもの「平成16年度全国道路施設現況調査(国道交通省)」によると、延長34m、幅員3.0m、有効高5.0m。
 
いや、驚いたのはこのスペックじゃなくて、その建造年。なんと
 
明治19年建造。
 
こりゃあ驚いた。ご覧のようにガッツリと補修されてはいるが、まさかまさかの明治隧道。しかも…おそらくコイツ、愛知県における現存最古の隧道ではないかと思われるんである。
 
ちなみに愛知の古洞といえば思いつくのが旧・伊勢神隧道だが、アチラで明治30年。この槙原隧道は11年先んじている。凄ぇ~。
 
 
 
最後にこの隧道…コッチ側から引きで見た姿が、心に響いた。
 
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うを~凄い!
 
 
 
わたくし、コレを見て個人的に連想しちゃったのが…
 
 
 
 
ドラクエに出てくるコイツ(笑)。※画像はネットからお借りしました。
 
 
コイツの頭部に似とるでしょ~(笑)。
 
 
 
 
 
不真面目に、完結。