【3】より続く。
スタート地点に戻ってきた。
最後に、あの向こう側の様子を少し探ってみようと思う。
天下の大動脈である名神高速道路。もちろん通行止めなどにするはずもないのだが、
普通にあんな感じでアンダーパス工事ってするもんなんや…と思った。なんかあったら怖いよなあ…。
さて、では
この「彦根122」カルバートで南側へ。
道路と黒血川でカルバートを分け合っている。そういえば、以前記事にした彦根117カルバートは、ここから南西に1.5kmほど。
天下の大動脈を支えるカルバートは、
存外に安普請だった(笑)。
きっと迷信拘束 名神高速開通(1964年)以来の構造物なんだと思うけど、いやいや、あかんレベルでしょうコレは。戦前のコンクリトンネルやあるまいし…。
抜けた先には、
いくつか気になるものもあったんやけど、今回はスルー。
右手対岸上に
当然、あの道の続きが作られていた。なんとコッチ側には作業車も停まってる。
この日、休工日ではあるようだったが、
やっぱコレ…単なる作りかけの道だ。
新幹線から見えていたパートに限っては、一時期は「廃道?」と空目したほどの雰囲気だったんで、もっといわくつきな感じの未成道かと期待(笑)していたけど、そういう意味では残念。
それよりも、
背後のようわからん施設横にあったコンクリ水路橋のほうが、ちょっと萌えた(笑)。
サイフォンになってんのかな?少し追いかけようかとも思ったけど、この日の主目的は煉瓦だからして、やめといた。ついでに、あの道路の先も、同じ理由で。
正直、もはやさほど面白そうでもなかったし…(笑)。
最後に、全体のイメージを。
後で見たら、この先の未供用区間はあとわずかだったみたいで、そこに「黒血川1号橋」であろう橋も架かっていたようだ。
全体的に見ればこの未成の広域農道は、国道365号線のバイパスとして関ケ原町中心部や特に関ケ原ICを通らなくてよくなるので、ちゃんとしたスペックで開通すれば、それなりに有用な道路として使われるのではないだろうか。
…いかがでしょうか、あーやん様、もしくはやっちゃん様(笑)。
ところで…
このマッシヴな感じもなかなか素敵ね~。
その後。
コレはいつだか忘れたが、冬場の出張時に新幹線から見た「黒血川2号橋」地点。名神下のアンダーパスは完成し、そして「2号橋」も架かってる!
ブルーシートが敷いてあるから、仕上げ中だったのかな。
で、つい先日、9月13日の出張時に久々に見たら、もはや「今記事にしとかないと、貴重な未成道ネタがひとつボツっちまうぜ、メーン!」状態になっていたので、こうして急いで投棄した次第。
予想通りの反応の少なさ(爆)に、ある意味納得の小ネタではございました。
以上、完結。