その流れで、足を踏み入れた長野県最南部。そこで見つけたのが、今回ご紹介する物件でございます。
場所はコチラ。
地図で見てニオイを感じ、来てみた橋。見た瞬間気に入った。これは好みだわ~。しかし車を停めるところがないので、とりあえず渡ってしまい、スペースを見つけて停車。
そこから振り返ったのが、
予告篇で使ったこのシーン。
橋もさることながら、目を引いたのは手前にあるもの。…わかります?
何とも立派な
架橋記念碑。しかも二基も!
もちろんじっくり観察したのだが、記事上では後回しにする(笑)。やっぱまずは橋をね!
ご覧あれ、
この独特なフォルム!
ゴツくてマッシヴな、なかなか見ないタイプの橋。サイドから見るとその異形が顕わになるのだが、それは後ほど。
まずは正対。
うむ、好みだ。間違いない!
過去何度か書いてるが、たま~に巡り合うこういうブ厚くてゴツくて開口部のないコンクリート欄干、個人的に偏愛しておりまして…(笑)。
この手の橋で以前こんなのを記事にしたりもしてるが、けっこうレアなのよね~。
右端になんか写り込んでるのも今はスルーしまして(笑)。
左の親柱には
「おゝたはし」。
お名前のかな表記。実際は架橋記念碑で名前ははわかってたのだが(笑)。
右の親柱は
「根羽川」。河川名だった。
この手の銘板、おそらく一種の陶製だと思うのだが、しばし割れてしまって欠損してたり、あるいは書かれた文字が薄まって判読できなかったりする。
そんな問題児(笑)なのだが、ここのはなんとか判読可能そうだ~。
さ、それではサイドビューをご覧に入れる。
うーむ、伝わらんか?
橋台と一体となった桁。これは「門型ラーメン橋」ってやつだ!
コレも以前にこんなのを記事にしてるが、要は橋台と主桁・橋脚が、支承を用いず一体化(剛結合)されている型式をラーメン橋と呼ぶ。
ちなみにここでのラーメンはドイツ語、決して醤油とか味噌とか脊脂とか、そうゆうのは関係ないのである(爆)。
では…
対岸へ参ろう。
【後篇】に続く。