前橋 (愛知県豊田市大野瀬町) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

2012年11月4日、10時3分。先日のネタから一夜明け、流れ流れて奥三河。長野県境にもほど近い、現在地はコチラ。
 
 
 
素敵な橋に巡り合いました…てか、この日は他にもたくさん素晴らしい橋に出会うことができた。おいおいご紹介を。
 
 
 
稲武から国道153号線を東進していると見えてきたこの橋。
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古びた欄干の風合い。イイねえ~!b633ba23.jpg
 
なぜか撮影し忘れてしまったが、右側に倒れているのは親柱。しかも刻字面を下にして(泣)。左側の親柱には竣功年が書いてあったが、対岸のもののほうが読み取りやすいので、後ほど。
 
 
 
左側からサイドビューを。
 
 
 
 
 
 
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なんでやねん(爆)
ウソです(笑)。これは約3ヶ月後の2013年1月26日、おろろんさんとの雪中OFFで通りかかった時のもの。
 
 
 
実際はこっちこっち。
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いや~天候でここまで印象が変わるとは。そんなことよりも、開腹アーチだ~!
 
 
ストラーーイク!!
 
 
 
 
では、対岸へ渡ってみよう。
 
 
 
 
 
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この日、朝方こそ激寒だったが、好天に恵まれてこの時間になるとそれなりの気温に。周囲の風景も実にのどかでイイ感じだ。
 
 
 
 
 
橋上から見下ろすと、アーチ橋の上に立つ自分の影が。
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思わず自分に、「やぁ、こんにちは~!」をしてしまいました(笑)。この美しい流れは、野入川。
 
 
 
 
 
 
 
華奢な欄干。
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けど状態としてはまあまあではないだろうか。
 
 
 
 
 
 
 
なぜならば、
 
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大正八年十二月架
 
コレはうれしい、大正橋梁だった!親柱の下のほうは埋まってしまっているが、「橋」「設」あたりもうひと文字続いていたんだろうか?
 
 
 
 
 
対岸より。重量制限標識が真新しくて浮いてるが、まあいいか。
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って、ちょっと待てよ?右側の親柱はとっくにお亡くなりになったのか、欄干ごと改修されている。国道側も、健在なほうは同じく竣功年の表記だった…ってことは、
 
 
 
名称はもしかしてさっきのうつぶせに倒れてる親柱に?えー名前が分からんのかよ~(泣)
 
 
 
 
 
と落胆したが、帰ってから調べてみたら、「うさ★ネコサンド」さんで記事を発見!いつもお世話になります…。そこでの表記が「前橋」だったので拝借…てか、「うさネコ」さんも「弥生の森の散歩径」さんでの表記を踏襲されたということなので、孫請けとして?拙ブログでもその名前を使わせていただきます。
 
さらに言えばこの橋、地味に土木学会選近代土木遺産のCランクに選定されている。
 
 
 
 
 
最後に、こちらからのサイドビュー。
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こうして見ると、補修された欄干と他の部分の経年感が同じくらいに見える。もしかしたら、欄干すべて後年のものなのかもしれない。
 
 
 
 
魅惑の奥三河。また行きたいな~。
 
 
最後に、おまけとして2013年1月再訪時の画像をもう1枚。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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寒くなったやろ~(爆)
 
 
 
以上、嫌がらせとともに完結。