2014年9月14日、嫁と三重県伊賀市にある「さるびの温泉」に入りに来た帰りに立ち寄った橋。実は行きに見つけて、「帰りに絶対寄るから!」と嫁に宣言してた物件でございます(笑)。
それは国道163号線から丸見え。場所はコチラ。
国道の路肩にちょっと失礼して。南(西)側より。
たぶんこの写真じゃ、ポイントは伝わらない。これで「ん?」となる方は、なかなかの猛者かと。
正対すれば、誰でもわかるはず。
ご覧あれ。
なにこれぇぇぇ。
極めてマッシヴなコンクリート欄干のせいでよくわからなくなっているが、幅員は普通車でまあ精一杯。2mないくらい。
やはり最大の特徴はこのゴッツすぎる欄干なのだが、
特筆すべきは、この
スラント・ノーズ。
スッと傾斜(スラント)して先端部が最も低くなっているこの形状。橋の欄干としては極めて個性的なフォルムだと言える。類似した橋は、あったかなぁ…ほぼ記憶にない。
この向かって右の親柱…いや欄干には「服部川」と。
で、肝心のお名前は?
ちょっと見にくいが「瀬古口橋」と。
そして側面にも小さな銘板が。
「昭和八年拾月架橋」。古っ。思ったより古っ!
まさか戦前の橋とは!我が初見での見立ては、昭和三十年代モノくらいかと思っていた。いや~このデザインでねえ~。まあでも、このいかにも剛健なフォルムは時代を反映しているのかなあ…。
しかしまあ
なんとも
ゴッツいね~!
欄干の横幅つうか厚み、50センチは下らないだろうな~。
コチラ対岸より。
向かって左の親柱…もとい欄干には「せこくちはし」、右のものには「はつとりかは」とあった。
改めて、サイドビュー。
ズームすると、異形さが際立つ。
いや~個性的だ。
ところで…
コレはどうなった!?いつになったら出てくんねん!!
出さずに終わろうかと思ったけど(笑)、ネタ振りしちゃった以上そうもいかんか~。
橋上から望む、
服部川の清流…
って、あら?あらら??欄干になにやら?
はい、お察しのとおり。例の写真は、この穴を接写したものでございました!
ああ!石投げないで!!
あ~、申し訳ございませんでした。
三重県にはほんと、変態橋梁がてんこ盛り!嬉しくなっちゃうね~。
以上、完結。