つうわけで、例によって早朝から動いていたこの日、14時すぎに
この日のメインターゲットのひとつにやってきた。
ここはだいぶ前に師匠んとこで見て以来、ずっと気になっていた。実質初めての兵庫県遠征であったこのタイミングで、ようやく訪問が叶った、というわけで。
いや~、ココねぇ、ヘンタイなんですよ。ナニがヘンタイって、わかる人は、この時点で違和感・・・(笑)。
目指すのはもちろん、
![d40b6b53.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20190331/13/quicknick/f8/f0/j/o0560037214382050378.jpg?caw=800)
あの正面であります。意外?予想どおり?
では、粛々と長靴をONしまして身支度を整え・・・
(拙ブログのお客様ならばきっと)予告篇でお気づきの通り、この奥には隧道が眠っている。だったら、上の写真群での違和感を言葉にすると、こうなる。
「なんで現道のほうがさらに上に続いてんの?」と。
大前提において交通用の隧道ってのは、本来的に峰越えを克服するためのもの。
掘削技術の向上と安全性・利便性追求のために、時代が下れば下るほど、トンネルの掘削位置はより低い位置になって延長も長大化し、羊腸のごとき線形もより直線的なものへと改良されてきた。
であればこそ、現役の長いトンネル脇から別れるヒョロヒョロの旧道が、さらに峰の上のほうまで登っていくという、お馴染みの光景があるわけで。
翻って、ここ。
ご覧のように、隧道があったのに、それを放棄して新道が峰越えをしてしまうという、異常事態。
こんなとこ、空前説後とは言わないまでも、相当珍しいと思う。
同方向のカット3枚連続という実験的手法(爆)を採っておるのは、他でもない、ここのヘンタイ性を強調したいから、でござる。現地では、改めてこの変なロケーションに興奮したのだが、こんなんに興奮してるわたくしが一番ヘンタイかもな(笑)。
この探索時期を考えれば当然なのだが、そこはグリーン・ヘル(久々)だった。まあ、全然想定内で、股丈くらいなら可愛いもんだが、進むほどに背が高くなってきてるような・・・。
藪漕ぎすることわずか2分。
あっ・・・
出た~名物!!
高さ1.7m、幅員2.5m。朽ち果てた制限標識が緑の海の中に佇むその姿。この衝撃的なシーンは大変印象に残っていて、ぜひとも拝みたかったもの。
だが、相当に風化が進んでいる。
まあまだ数年はもつだろうが、そのうち朽ちて落ちるんだろうな・・・。
ぬおぅ!
が、それもつかの間。モーセの前の紅海のように藪は左右へ退いて行き、
そこに・・・
ヤフゥ~クオリティなのか写真がアップできなくなったのでやむを得ず
【2】に続く。