中島橋 【1】 (兵庫県朝来市佐嚢鉱山) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

 
昨日の神子畑小学校跡記事の末尾で、「次回はこの近くの橋をご紹介する」と書いた。
 
 
コレを見た方の反応として、
 
 
 
 
この手の趣味をお持ちの方ならば、「神子畑」といえばやっぱりコレ。
 

 
土木学会選近代土木遺産Aランク、国指定重要文化財
 
であるこの橋を思われた方が多いかと。
 
 
 
が、そうではない。
 
 
 
 
 
いやいやいや、神子畑といえばこれでしょう!
 
土木学会選近代土木遺産Bランク、当時東洋一と言われた、大規模なアレ。
 
 
 
 
これらは素晴らしかったし、いつか記事にすると思うが。
 
 
 
 
というわけで、もちろん前回記事と同じく2015年8月22日。こういった、「ここに来たら見るべきとされている物件」を見終わって、国道429号線の西進を再開直後の17時38分。
 
 
 
国道から見えたこの光景に、
 
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再度緊急停止。
 
最初に目にとまったのは、巨大な樹木だった。次いでその下に架かる、味のある橋。それらのマッチングの美しさとともに、橋それ自体にも何やら興味を引かれるものがある。
 
 
特に
 
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このあたりとかさ。
 
 
正直、「神子畑のターンは終了」と思っていた。
 
 
実際、そろそろ今夜のメシどころやフロどころ、そして翌日の動きもあわせてどうしようかな~、とか、終了モードになりかかっていたが、即刻スイッチオン!
 
で、何を隠そう、この写真奥の緑の平場が、前記事・神子畑小学校の校庭である。そう、実はこの橋に引っ張られて、小学校跡に巡りあったのでありました。
 
 
なおかつ、昨日の記事の地図、位置が間違ってましてね(笑)。実際はコチラあたり。
 
 
 
 
 
さっそく接近。
 
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橋脚と呼ぶにはあまりにゴツイ、中央のあのコンクリ塊。
 
やはりコレは…かなり変則な2径間桁橋か…。奥側(小学校側)のワンスパンがどうなってるのか、めっちゃ気になるなあ。
 
 
 
 
正対。
 
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イイよ~非常に好みの雰囲気だよ~(誰)。
 
惜しむらくは、電柱が邪魔!
 
 
 
 
右の親柱。
 
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「なか志まはし」。
 
 
 
左の親柱。
 
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「昭和八年一月架」。
 
ほっほう!古い橋だとは思ってたけど昭和ひとケタ橋とは!
 
 
 
 
ちょっと薮が五月蝿い逆サイドから。
 
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あの方の存在感・オーラが凄い!
 
あの大木のおかげで、ただでさえ個人的にストライクなこの橋の魅力が、五割増しほどにもなっているように思えた。
 
 
 
 
 
橋上から望む、下流側と国道429号線。
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ちなみにあの橋の名前は、中島橋ではなく、「錫の橋」という。
 
 
 
 
こちらは上流側。
 
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ああ、そうだ、川の名前は、神子畑川という。
 
 
 
 
 
そして…やってきました、
 
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大木のもとに。
 
 

 

 

【2】に続く。
 
 
ニーズがあろうがなかろうが、今回はいつもにも増して執拗な感じでお送りします(爆)。