木津川橋梁より続く。
昨晩の記事、ラストのこの写真。
そこにあるのは、紛れもない冠水型式の橋!
あれが今宵のお題。雰囲気あるでしょ~。
接近して見下ろし。
イイ。実にイイ。
橋の名前は「潜没橋」。まさに言い得て妙な、素晴らしいお名前。名は体を表す、を地で行く。
なんでこの段階で知ってたかといえば、
フツーに地図にも書いてあるのだった(笑)!
ちなみに、わたくしなんぞはこの手の橋をひとくくりに「沈下橋」と呼んでしまっているのだが、実際はそう単純なものではなく、各地で様々な呼び方があるようなんである。
この手の柔構造の橋のスペシャリスト、DAiNさんの解説記事に頼ってしまうが(笑)、「沈下橋」はあくまで呼び方のヴァリエーションにひとつに過ぎない。
そんなスペシャリストにとっても、「潜没橋」との呼び方は初耳だったようで、上の記事でわざわざ追記してくださってる(笑)。
さて、さっきの写真をよく見ればわかるのだが、(珍しいことに)ちょうどこの橋を渡ってくる人たちがいた。
で、
ちょうどわたくしがウロウロしたいあたりで、のんびりと過ごされている(笑)。
しばらく待ってみたけど、ほんとのんびりと楽しんでおられたので(嫌味じゃないですよ・笑)、この日は橋の詳細な観察は見送って、この後粛々と渡った。
…のだが、その前に。
先日、石橋の師匠・宮川さんから、メールでこの橋の貴重な写真をいただいたので、お借りしてご紹介する。てか、そのおかげで記事にしようと思ったんやけど。
ここからの4枚が、いただいた写真になる。
まずはこれ。
ほぼ完★全★水★没!
撮影日はこの10月1日。前日に通過した台風24号の影響か、木津川が増水して、潜没橋はまさに「潜没」していた!
数名の方が、水中ポンプを使って橋と道路の境目付近に溜まった泥を流す作業をされていたとのことで、ご苦労様です。
それにしても、
絶妙な水位っすな~!
この手の橋が実際に水面下に潜っているのはまだ自分の目では見たことがない。
最後のこの写真を見ると、
国道の対岸、飛鳥路側のわずかな部分だけが、水面上に出ている。
改めて1枚目の写真を見返すと、確かに飛鳥路側から国道側にゆるい勾配がついているのがわかる。ビミョーな勾配だが、それでもこういう違いを生みだすのね~。
これらは、なかなかお目にかかれない貴重な姿だと思う。改めまして宮川さん、ありがとうございました。またお願いします(笑)。
最後に、
なんのヒネリモなく、渡河写真(笑)。
つうわけで、この橋もまた、ズームで撮って渡っただけの要再訪物件なのだった。最近この周辺がマイブームで(笑)。
以上、完結。