引きとか全然撮っておらず…
いきなりドーンと。
今回のは(も?)の「み~な」系物件でございます…ってのもあまりに不親切か(笑)。
この物件は、かつての東海道本線の廃線跡を道路転用した区間に残る鉄道時代の忘れ形見で、今も現役で稼働している。ここの廃線関連のことは上記の後洞橋梁などいくつかの過去記事で書いてるので、そっちをご参照あれ(笑)。
で、地図を見れば一部の方はおわかりのとおり(笑)、龍ヶ鼻隧道(跡)のすぐ近く。
さっそく中をのぞいて見たらば…
左側に歩けるスペース、そして…奥で塞がれている。
塞がれている部分。その塞ぎ方は、
テキトーと緻密のちょうど真ん中へんくらいの仕事っぷりかな(笑)。
いや…こう見えて案外緻密かも。
で、塞がれているにもかかわらず、
洞内にはとってもきれいな水が。
これはどっからきているのか?というと、
ひっそりと下は開口してたり。
台帳による正式名称は記事タイトルのとおりだが、その名前が示すように姉川につながる樋管である。
龍ヶ鼻隧道を抜けて長浜の平野部へのとば口となるこの場所、1884(明治17)年に鉄道が敷設される前の地形は知る由もないが、もし築堤を通すことで田地と姉川を分断することになったのであれば、それに合わせてこのような埋樋(うめひ/うめどい)が設置されたことは大いに納得できる。もちろんオリジナルの姿は、このように塞がれてはいなかったはず。あるいは、鉄道以前からここには樋門があったのかも?
うーん、マロン ロマンですなあ…。
かなーりマイナーな物件だとは思うけど、
訪問はけっこう容易。
長靴がなくても入れるし、
ビギナーさんにも安心!(謎) 照明ナシでも、まあなんとかなる(笑)。
以上、み~な系(勝手に命名・笑)小ネタでした。