【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ -21ページ目

【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

老舗スーパー三代目→先代の赤字1.5億円を2年で黒字化→地域土着経営で中小企業の星に→中小企業診断士試験に出題→早過ぎたSDGs →2017年まさかの倒産→応援団がクラファンで3,000万円支援→破産処理後は「笑って泣かせる」講演講師に。『現代ビジネス』コラムニスト



(休日ネタ)

ネタ探しのために「ワイドショー」を見ることが多い私。苦手なコメンテーターの顔がアップになるたびに、「4チャン」と「6チャン」を行ったり来たりする。(関東地区限定🙏🏻)

☝️今日の話題は「庶民の魚『サバ』が高い!」というもの。

おおよそ日々の暮らしに困っているとは思えない(同年代の)宮根君が、これまた庶民枠ではない弁護士に話しかける。

👤「これじゃサバも食べられなくなりますね〜」

👥「本当ですよ!食費が上がって困ります」

 



【ちょっと待てぃ!】
君たち、普段からサバもイワシもそんなにゃ食わんでしょ?それにサバが高くなっても、買うのやめたりしないでしょ?

そんな「お約束」も知らずにカリカリするのは、日本中で私だけだと思いたい…。

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・サバが高い!(前から高いです)

・イワシが高い!(すでに高級魚です)

・米が高い!(ずっと高いままです)

・値上げが酷い! (もう3年も続いてます)

・キャベツが高い!(だから食べてませんて)

・気温が高い!(10年に一度が毎年ですから)

・箸の持ち方が悪い!(国の首相に向かってw)

・高速道路が大渋滞!(煽ってるのはテレビ局!)

・空港が大混雑!(誰得の話題?)

・テレビ局の相談役が悪い!(そのうちブーメランが来る)

→ endless

そして「この店ではキャベツ1個198円で買えます〜!」と、庶民の視聴者に向かって、テレビが煽る煽る。そんな話題が「数字が取れる」ということか。

その都度、有名なスーパーの社長の所に行ってコメント撮って流してるけど、その社長も今や大手スーパーの傘下入り…。庶民の味方に違いないが、生活に不安はない(おっとまた怒られるw)

 



👥まだまだ地上波テレビの報道を信用する層がいることは確かである。

その人たちにワイドショーが火を付ければ、すぐさまスーパーの商品在庫は底をついてしまう。米が高いのも「危機感」「飢餓への不安」が助長しているのは間違いない。

☝️『◯◯が高い!』と煽るより、「◯◯が高いけどもうすぐ落ち着きます。それまで◯◯を食べて凌ぎましょう!」とか言えないもんですかね(^^;

そもそも、「庶民、庶民」とか言うな!
今の「庶民」は昼間っからワイドショー見る余裕があるんだから(笑)

#そして不人気第一位の司会者になりました

 

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新幹線で10分でお隣の広島に到着する山口県「岩国市」、今日はここで私のお話を聞いていただくご縁を得た。

開始時間まで余裕があったので、近くの日本三大奇橋のひとつ『錦帯橋(きんたいきょう)』を見物に。310円の往復通行料を歩いて巨大な眼鏡橋を渡る。

どんな由緒があるか分からないが、桜の時期には川沿いの桜が満開になると聞いた。

 



岩国は、かのビックモーター社の創業の地でもあるという。その他「宇野千代」さんの生誕地、天然記念物「岩国のシロヘビ」の抜け殻は金運を呼び込むらしいが真偽は定かではない(^^;

 




 

かの銘酒『獺祭(だっさい)』はこの土地で作られているし、米海兵隊岩国航空基地もあり、講演会の参加者名簿に幹部の方の名前があった。

 …………(中略)…………すごい街である

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2日連続で山口の皆さんに話を聞いてもらった。
基地の方、金融機関の方、商工会議所の方、そして経営者の皆さん。とても熱心に聞いてくださり、会の終了後も話が尽きなかった。これが私が来た意味だ。

👤「また会いましょう!私の本はまだ『完結編』が残っていますので」

☝️再会をお約束して、また山梨の田舎へ帰りました。

 

おいでませ山口へ!

 

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今日は講演の仕事で山口県 周南(しゅうなん)市にお邪魔しています。山口県の中でも東部に位置し、山口市や下関市とは反対側の、広島に近い町です。

 



 

さすがに山梨の田舎から片道6.5時間の電車移動は辛いし、雪の予報も出ていたので、広島に前乗りして友人との再会を楽しみました。

周南市のメイン駅「徳山駅」は新幹線こだまが停まり、目の前に海と工場が広がっています。

駅ビルの中には蔦屋(TSUTAYA)が運営し、スタバも併設する、ガラス張りの″もの凄い″市立図書館があり、市民や学生達でとても賑わっていました。これを見るだけでも行政の柔軟さや、教育に対する熱意が感じられます。

 



(前にも書きましたが)前日はアレルギーで広島名物の牡蠣(カキ)も食べられず、山口では青魚の刺身も辞退し、結局食べたのは(先日SNSに上げた責任もあり)タルタルソースたっぷりのエビフライ定食(いかにも冷凍食品のやつ)でした(^^;


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講演会には、地元のテレビ局や土地柄「◯◯興産」の幹部の方などのご参加がありましたが、知人を辿れば共通の知り合いがいたり、出身が山梨の近くだったりと、日本の狭さを感じます。

フグ(ふく)の産地でもありましたが、観光旅行ではないので当然食べる機会もなく、明日はお隣りの「岩国」でのお座敷トークに向かいます🎤

👤『一期一会』の旅役者、行った先々で皆さんが良くしてくれて、毎度感謝のしっぱなし。

『人の不幸は蜜の味』…、そんな美味しい″蜜″を自分が届けていると思えば、これまでの苦労も無駄ではないと感じる私ですm(_ _)m

 

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コンビニ業界に君臨するセブンイレブンに追いつき追い越すために、2位のファミマと3位のローソンはそれぞれ独自路線で差別化を図っている。


特にファミマはいわゆる「イートインコーナー」を廃止して新たに売り場を増設している最中である。加えて店舗に「行き来可能」な「コンテナ店舗」を併設し、取扱商品を増やすことでセブンを圧倒する作戦のようだ。(来年までに1,000店舗)

店内の一角にある事務所もこのコンテナに異動させて、売り場を広げるケースも想定しているらしい。すなわち「小型で店舗コストが低く、アイテムを絞ることで効率化」するコンビニのメリットを捨てて、あえてスーパーの顧客を振り向かせようとしているのだろうか?

 



一般的なコンビニの商品アイテムは約3,000アイテム(ちなみに大型スーパーは20,000以上)と言われているので、ファミマで増えた売り場には相当数の商品が追加されることになる。

ファミマの売上高構成比率は、「食品」が6割、タバコを含む「非食品」が3割、チケットや宅急便などの「サービス」が1割という。スーパーに奪われた弁当や総菜目当ての客を呼び戻すなら今後は「食品」を増やしていくのか?それともドラッグストアへ消えた客のために「非食品」を増やしていくのか?興味が湧くところである。

私はスーパーを経営していたが、確かに大きな売り場で沢山の商品アイテムを扱うことは「売り上げ」に直結するが、その反面「売れ残り」や「回転率の悪さ」で利益はそれほど伸びないことを経験してきた。ワンオペのコンビニで、ほこりを被った商品を見ることはないと思うが…。

単純にコンビニが雑誌売り場やイートインコーナーをやめて売り場にしても、店内在庫が増えるだけで利益が増えるわけではないのだ。ゆえに「増床」こそが起死回生の策だと思っているなら、それはちょっとズレていると感じざるを得ない。


【一日の客数】 セブンイレブン900人  ローソン700~750人


【一日の売上】 セブンイレブン69万円 ファミマ・ローソン60万円弱

さて、今後コンビニの勢力地図は変わるのでしょうか?
それともコンビニ受難の時期が始まるのでしょうか?

#コンビニの迷走 

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ここで何度も取り上げている「クスリのアオキ」のローカルスーパー買収の話。

あまりに急過ぎて驚きが隠せない(^^;

今度は東北の複数のローカルスーパー35店舗を買収し、今後『生鮮食品をしっかり扱うドラッグストア』として、他の「食品も扱うドラッグストア」との差別化を図ろうとしている。

アオキは2020年以降M&Aを進め、今年中に1,000店舗達成を目指している。

もはやスーパーマーケットとドラッグストアの境目はなくなっていて、違いがあるとすれば、

①食品の扱いは多いが、生鮮食品の割合は少ないディスカウントストア

②生鮮食品までしっかり扱うディスカウントストア


この2つに分けられている。

 

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👤でも逆に「巨大なドラッグストアを持つ生鮮食品スーパー」ではダメなのか…?

正解は…
スーパーマーケットがドラッグストアを経営するより、ドラッグストアが(生鮮食品のノウハウを持つ)スーパーマーケットを手に入れた方が簡単なのである。

そして何より、冷蔵冷凍設備に金が掛かるスーパーを買ってしまった方が、新たに設備投資するより格段に安く済むのだ。

☝️かつてスーパーマーケットの利益部門だった「雑貨コーナー」は、もはやドラッグストアや100円ショップにお株を奪われ、その価格にしてもドラッグストアには敵わない。

👥生鮮食品も値上がりやコスト増、競争過多が続き、体力のないローカルスーパーは経営が厳しい(>_<)

ここに「クスリのアオキ」は目を付けたわけである。日本中でアオキの申し出を待つスーパーは多いはず。目の前にアオキを出されて「兵糧攻め」に遭うよりずっとマシなのだから。



それにしてもローカルスーパー買収の速度が速いアオキの戦略である。

裏を返せば「今やらなきゃ他にやられてしまう」ということの証明である。

今伸び盛り?の「ロピア」は、「スーパー」を買うのではなく、ヨーカドーが撤退した後の「場所」を狙って(買って)いるのだ。

両社に共通しているのは、まさに今の経済状況やかつて小売業の主役だったヨーカドーやローカルスーパーの凋落にチャンスを見出しているということである。

これを「ハイ◯ナ」と言おうが「火◯場ドロボー」と言われようが、生き馬の目を抜くビジネスの世界では、『変化に対応できるものだけが生き残る!』が正解となる。

今後もこのスキームで成長(拡大?膨張?)していく企業が増えるはずだ。

しかし個人的には好きなやり方じゃない。

👤私は反対側で生きてきた人間なので(^^;

#これからは業界の境界線はなくなり
#店名で判別する時代になりますね
#スーパーから相当人が流れていると思うなあ

 

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最近は野菜が高くて、スーパーでも簡単に買えない状況が続いていますが、こんなとき消費者の強い味方になるのが、農家が直接野菜を持ち込んだり、規格外の野菜を安く売る「道の駅」「農産物直売所」の存在である。

都会暮らしの皆さんには馴染み薄いかもしれないが、全国各地に展開している施設であり、スーパーにとっても地場野菜を安く販売する「直売所」はライバル的存在だ。

☝️この記事は岐阜県の飛騨高山にある「道の駅」が廃業するという内容。

地域住民が経営していたというが、商売が成り立たず行政にギブアップを申し出た。

「道の駅」が廃業するのは中部地方では初めてとのこと。スーパーが潰れることはあっても「道の駅」や「直売所」が廃業することは稀だったが、商売にならなきゃ道の駅でも廃業せざるを得ない。(おそらくここには補助が出ていたのでは…?)

 



「道の駅」は国土交通省の管轄で、全国に約1,000カ所あるという。

一方「農の駅」や「農産物直売所」は、自治体が指定管理者に委託したり、農業法人・民間企業が経営しているものが多い。その他JA(農協)が経営する「農産物直売所」も人気が高い。

我が家のそばにもJAの「直売所」があるが、お米やちょいキズ野菜を求めて、開店時間にはすぐに駐車場が一杯になるほどの人気ぶりだ。

「道の駅」の他にも、
・空港やヘリポートに隣接した「空の駅」

・自然体験や環境教育の場として設置する「森の駅」

・風力発電所などエネルギー関連施設にある「風の駅」

などがあり、観光や地域振興を目的目的として各地に設置されている。

少し前まではトイレ休憩して、軽食が取れて、地場の野菜や果物が買える程度の小さな施設だったのに、最近では近代化して、「人気商品」や「SNS映え」で集客力の高いスポットになった施設も多い。

☝️イメージ的には高速道路のパーキングエリアに近いものがある。

そうなれば本来の「道の駅」ではなく、民間が利益を稼ぎ出すための『道の駅商法』が蔓延しているのではないか?(失礼🙏🏻)

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今回廃業に至った「道の駅」は、(どちらかと言えば)昭和の香りのする施設と推察する。

チラシを入れたり、イベントで集客しなくてもお客さんが来ていた時代は終わり、旧態依然とした「道の駅」が淘汰されていくのも時代の流れだろう。

スーパーの均一的な野菜ばかりじゃ面白くありませんが、生産者にしてみれば、野菜が高い時ばかり「道の駅」や「農産物直売所」に列をなす消費者心理も、嬉しいやら寂しいやら…(^^ゞ


#利権が絡むパーキングエリアや道の駅
#廃業するのに国交省に届出が必要

 

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コストコは「店舗から半径10kmの商圏人口が50万人」という出店条件がクリアできなければ出店はしない。

そのためお隣の長野県や静岡県(半径100km)まで商圏に見込み、「リニアモーターカーができれば人口も増える」などと出店理由に特例を認めた「COSTCO」がいよいよ山梨県南アルプス市に4月オープンする。

店ができる「南アルプス市」という奇妙な名前の街も、これまでは桃やさくらんぼの果樹地域だったが、開店後はたくさんの買い物客が訪れることだろう。

交通渋滞による日常生活への影響を心配する声もあるが、コストコ開店への期待感が全てを打ち消してしまう。それほど消費者は期待してるということである。

☝️『みんなの幸せのためなら、少数の犠牲は仕方ない』→学校じゃ教わらなかったことだ。

同敷地には地元のテナント棟が半年も前に開業済みで、コストコの開業以降はより多くのお客さんが来ることを見込んでいる。その他来店客の「交流エリア」や「イベントエリア」も用意されている。(どこにもあるが「交流」している様子はない…)

地元メディアも「コストコ関係」のネタはCMも含めてビジネスに繋がるのだろう。出店計画の時点から頻繁に報道してきたが、あるメディアの関連会社が誘致に動いたことも無関係ではあるまい。まあ、田舎に限らずよくある話である。

 


☝️地元唯一の地方紙が「コストコ開業まで2か月」と題して、関係者のコメントを載せていた。

そこに書かれていたのは…


👤地元行政関係者


「これまで観光客が来るのは富士山周辺が多かったが、これからは我が市にフルーツ観光や山岳観光に訪れる客が増えることだろう」

👤同じエリアのショッピングモール関係者(早い話「イオン」)


「オープンしてみないとどの程度影響が出るか分からない。低価格化で販売する食料品は競合する可能性があると考える」

👤県内大手スーパー関係者


「同じ小売ではあるが、大量販売するコストコとは業態が異なる。どの材料を購入すればどんな料理ができるかを提案するなどサービスを充実させたい」と差別化を図る。

👤甲府商工会議所専務理事


「郊外型の商業施設は出尽くした感があり、(少し離れた)甲府市中心街への影響は限定的。ただし地元スーパーにとっては脅威になるのではないか?」

こんな感じである。


もちろんこの関係者が予想するように、県外から観光客がたくさん訪れ、地元小売業もコストコと「共存共栄」して、県都甲府市の商業への影響もなければみんながHAPPYだろう。

👤しかし性格がひねくれている私には、その光景が見えないのである。

☝️これらのコメント通りになるのは、なにより足元の人口がある地域に限ったことである。

 



①商圏のスーパーでの年間支出が1,200億円なのに、コストコは最低200億円分ぶん取っていくのだ。県外からそんなにコストコ目当てで客が来るわけもない。

②コストコに買い物に来た客が、近くの観光農園に寄って行くか?「交流エリア」で交流していくか?

③コストコ開業前でも振るわなかった地元テナントは、コストコが開店すれば一気に売り上げが増えるのか?


④「コストコとは業態が違うから地元スーパーへの影響は少ない?差別化とかサービスって具体的には何?」

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あまのじゃくの私が言うことは、コストコ開店に水を差すことかも知れないm(_ _)m

👥新聞やテレビの経済記者の皆さん。

「コストコが出てあなたの会社は大丈夫ですか?」
これを店の店長や本社の広報、市役所の担当者でなく、地元商店の『社長』に聞いてみてくださいよ!


☝️私なら正直に答えます。

『コストコが出れば業態など関係なく根こそぎ売り上げを奪われます。「共存共栄」などあり得ませんからテナントの売り上げも増えません。そして県外からの来店客はコストコで買い物した後はすぐ家に帰るので、地域経済へ波及などしません。地元メディア小売業は少し離れた甲府市も含めて「終わりの始まり」です。私なら怖くて夜も眠れません』

👤今ではオワコンの私に取材も来ませんが(笑)

#祝コストコ開業

 

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コロナ禍を境に、家庭で食事する機会が増えた頃から、あの「タルタルソース」の需要が爆上がりというニュースである。この5年間でなんと7割以上消費が増えたという。

 



庶民にとってはマヨネーズだけでも贅沢品なのに、その中にピクルスやゆで卵、玉ねぎなんかを刻んで入れて、カキフライやエビフライ、鳥の唐揚げなんかに添えて食す…。

これで一気に食卓が華やかになるものだ。

少し前までは市販のものは少なく、レストランや料理にこだわりのあるご家庭のみが、オリジナルタルタルを作っていた。しかし現在ではキユーピーを始め、地方のメーカーでも「チキン南蛮向け」や漬物店が製造する「ご当地タルタルソース」を販売し始めた。

👥マヨネーズ好きを「マヨラー」と呼ぶのに対して、タルタル好きの人は「タルタリスト」と呼ぶらしい(笑)

もはやタルタルソースはソースではなく、そのもの自体がおかずにもなるし、サラダや飲み物に例えても良いほどの存在感。これをお読みのあなたも大好きなのではないですか?(^_−)−☆



👤それにしてもスーパーの家に生まれて育った私にしてみれば、このタルタルソースを始め、ソースやドレッシング、焼肉などの「タレ」類の異常とも言える種類の多さに驚くばかりである。

昔はマヨネーズといったら「キユーピー」か「味の素」、ソースといえば「ブルドッグ」、ケチャップは「カゴメ」と「デルモンテ」、タレといったら「エバラ焼肉のたれ」と相場は決まっており、日本中の家庭で同じものを使っていたものである。

消費者のニーズに対応した結果、今スーパーの陳列棚は、一年の内にいくつも売れない商品まで「品揃え」という名目でホコリをかぶって陳列されている。

☝️マヨネーズカテゴリーの中でほぼ7%を占めるまでになった、サブカルの雄「タルタルソース」

『孤独のグルメ』で、井之頭五郎さんが旭川の「自由軒」で食べたタルタルソースたっぷりの「カニクリームコロッケ」はまさに「タルタルステマ」でしたw

 



今後も料理番組や食レポで「タルタルソース」が取り上げられることが増えそうです!

 

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コンビニ業界に君臨する「セブンイレブン」に追いつき追い越すために、2位のファミマと3位のローソンはそれぞれ独自路線で差別化を図っている。

特にファミマはいわゆる「イートインコーナー」を廃止して新たに売り場を増設している最中である。

 



加えて店舗に「行き来可能」な「コンテナ店舗」を併設し、取扱商品を増やすことでセブンを圧倒する作戦のようだ。(来年までに1,000店舗)

店内の一角にある事務所もこのコンテナに異動させて、売り場を広げることも想定しているらしい。すなわち「小型で店舗コストが低く、アイテムを絞ることで効率化」するコンビニのメリットを捨てて、あえてスーパーの顧客を振り向かせようとしているのだろうか?

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一般的なコンビニの商品アイテムは約3,000アイテム(ちなみに大型スーパーは20,000以上)と言われているので、ファミマで増えた売り場には相当数の商品が追加されることになる。

☝️ファミマの売上高構成比率は、

「食品」が6割、

タバコを含む「非食品」が3割、

チケットや宅急便などの「サービス」が1割という。


スーパーに奪われた弁当や総菜目当ての客を呼び戻すなら今後は「食品」を増やしていくのか?それともドラッグストアへ消えた客のために「非食品」を増やしていくのか?興味が湧くところである。

👤私はスーパーを経営していたが、確かに大きな売り場で沢山の商品アイテムを扱うことは「売り上げ」に直結するが、その反面「売れ残り」や「回転率の悪さ」で利益はそれほど伸びないことを経験してきた。ワンオペのコンビニで、ほこりを被った商品を見ることはないと思うが…。

☝️単純にコンビニが雑誌売り場やイートインコーナーをやめて売り場にしても、店内在庫が増えるだけで利益が増えるわけではないのだ。ゆえに「増床」こそが起死回生の策だと思っているなら、それはちょっとズレていると感じざるを得ない。

【一日の客数】セブン900人・ローソン700~750人

【一日の売上】セブン69万円・ファミマ・ローソン60万円弱


さて、今後コンビニの勢力地図は変わるのでしょうか?
それともコンビニ受難の時期が始まるのでしょうか?

 

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昨年から連載が始まった~暮らし・生活・芸能の最新ニュースサイト『サイゾーウーマン』  

その中でもスーパーマーケットの話題が人気のため、2月から新たにスピンアウトマガジン『スーパーマーケットファン』が立ち上がりました!

 

☝️さて新天地初となる今回のテーマは、


【野菜が高騰したとき、スーパーの裏側で何が起きる?】

 

と題して、今年のようにキャベツなどが高騰した時のスーパーの状況を解説しました。


最近は価格も少し落ち着いてきましたが、まだまだ手軽に買えるまでにはなっていません。

・なぜキャベツが高くなる?

・半分や4分の1にカットして「198円」じゃ買えないわ!

・こんな時、誰が儲かるの?

・消費者の対策はなにかある?もやし食ってりゃいいの?


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☝️これからも毎月第2・第4金曜日に「スーパーの裏側」を紹介して行きます。

おひまがありましたらぜひご覧になってくださいm(_ _)m

 

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