【みんな大好き「タルタルソース」】 | 【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

老舗スーパー三代目→先代の赤字1.5億円を2年で黒字化→地域土着経営で中小企業の星に→中小企業診断士試験に出題→早過ぎたSDGs →2017年まさかの倒産→応援団がクラファンで3,000万円支援→破産処理後は「笑って泣かせる」講演講師に。『現代ビジネス』コラムニスト

 

 

コロナ禍を境に、家庭で食事する機会が増えた頃から、あの「タルタルソース」の需要が爆上がりというニュースである。この5年間でなんと7割以上消費が増えたという。

 



庶民にとってはマヨネーズだけでも贅沢品なのに、その中にピクルスやゆで卵、玉ねぎなんかを刻んで入れて、カキフライやエビフライ、鳥の唐揚げなんかに添えて食す…。

これで一気に食卓が華やかになるものだ。

少し前までは市販のものは少なく、レストランや料理にこだわりのあるご家庭のみが、オリジナルタルタルを作っていた。しかし現在ではキユーピーを始め、地方のメーカーでも「チキン南蛮向け」や漬物店が製造する「ご当地タルタルソース」を販売し始めた。

👥マヨネーズ好きを「マヨラー」と呼ぶのに対して、タルタル好きの人は「タルタリスト」と呼ぶらしい(笑)

もはやタルタルソースはソースではなく、そのもの自体がおかずにもなるし、サラダや飲み物に例えても良いほどの存在感。これをお読みのあなたも大好きなのではないですか?(^_−)−☆



👤それにしてもスーパーの家に生まれて育った私にしてみれば、このタルタルソースを始め、ソースやドレッシング、焼肉などの「タレ」類の異常とも言える種類の多さに驚くばかりである。

昔はマヨネーズといったら「キユーピー」か「味の素」、ソースといえば「ブルドッグ」、ケチャップは「カゴメ」と「デルモンテ」、タレといったら「エバラ焼肉のたれ」と相場は決まっており、日本中の家庭で同じものを使っていたものである。

消費者のニーズに対応した結果、今スーパーの陳列棚は、一年の内にいくつも売れない商品まで「品揃え」という名目でホコリをかぶって陳列されている。

☝️マヨネーズカテゴリーの中でほぼ7%を占めるまでになった、サブカルの雄「タルタルソース」

『孤独のグルメ』で、井之頭五郎さんが旭川の「自由軒」で食べたタルタルソースたっぷりの「カニクリームコロッケ」はまさに「タルタルステマ」でしたw

 



今後も料理番組や食レポで「タルタルソース」が取り上げられることが増えそうです!

 

https://www.kobayashihisashi.com