つい先日まで1リットル150円を切っていたガソリン価格、あれよという間に今では200円近くまでに急騰しました。
暫定税率が廃止され、満タンにしても5,000円ちょっとに下がって喜んでいたのに、以前より高くなってしまった「ぬか喜び」
原因はご存知「石油タンカーの通り道」が危険になってしまったことにあります。「備蓄を放出するから大丈夫」といわれても、今後のことが不安になれば“我れ先に”と買い占めや確保に走るのは人間の本能ともいえます。
少しでも安いうちに入れようと、近所のコストコのガソリンスタンドにも長い列ができています。
これからも石油製品の値上がりが予想されると報道されていますが、「こんなことってたまにあるよな…」と思う私です。
--------------------------------------------------------
ここで昭和の「オイルショック」を持ち出す自分も年を重ねたものですが、1973年、中東戦争がきっかけで石油価格が一気に4倍近くに跳ね上がって日本は大混乱に陥りました。
ガソリンや灯油が高騰し、物価がどんどん上がって経済も停滞。「狂乱物価」と呼ばれた時代です。その中でも一番印象に残っているのは「トイレットペーパー騒動」です。
「紙が不足する」という噂が広まり、主婦のみなさんがウチのスーパーにも殺到。トイレットペーパーがあっという間に売り切れになりました。
テレビでその様子が大々的に報じられると、全国で同じことが起きて、(根拠もないのに)洗剤や砂糖、醤油まで店頭から消えました。不安が不安を呼んで買い占めによる「人工的な品薄」です。
その後しばらくして、「あの騒ぎはなんだったの?」と思うくらいに商品が行き渡るようになり、ウチのスーパーの倉庫には売り切れないほどの砂糖や油・トイレットペーパーが納品されたことを覚えています(買い占め後なので売れずに不良在庫にw)
1979年の第二次オイルショックでも似たようなことがあり、歴史は本当に繰り返します。メディアの「大丈夫です!冷静な行動を」と言っている割にコメンテーターが不安を煽る“罠”に踊らされてはいけませんね。
パニックになって買い占めると、必要以上に価格が上がったり、本当に必要な人が困ったりしてしまいます。
キャベツが高騰した時も、なんとか“もやし”で凌いだり、使い方を工夫して乗り越えたものです。私たちは過去の教訓から知恵を身に付けたはず。同じ間違いをしてはいけません。
☝️きっと大丈夫。歴史から学んだ私たちなら、きっと上手くやれるはずです。
さて、納屋からチャリンコを引っ張り出して、近所のコンビニへ行くとしますか!
─────────────────────
📘元・倒産社長 小林 久 公式サイト
【失敗から学ぶ経営学】
倒産から再起した経験をもとに、
講演・執筆・経営相談を行っています。
▶ 講演テーマ・実績・お問い合わせはこちら
https://www.kobayashihisashi.com
─────────────────────


























