【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

老舗スーパー三代目→先代の赤字1.5億円を2年で黒字化→地域土着経営で中小企業の星に→中小企業診断士試験に出題→早過ぎたSDGs →2017年まさかの倒産→応援団がクラファンで3,000万円支援→破産処理後は「笑って泣かせる」講演講師に。『現代ビジネス』コラムニスト

 

 

「はま寿司」が、夜10時からの店内飲食に対して、一律7%を加算する「深夜料金」の導入を発表した。

 

ニュースを見て、「ついに来たか」と思った方や、「日本に馴染むのか?」などと感じた方がいるかもしれない。

 

しかし経営的に考えれば、スタッフに「割増し賃金」を払うのだから、その分を加算することは決して“理不尽”なことではない。これは値上げではなく、「ダイナミック・プライシング(変動価格制)」と言えなくもない。

 

深夜営業は、昼間と同じように見えて、実はコスト構造がまったく違ってくる。(人件費ばかりでなく)働き手は少なく、教育にも手間がかかる。その上、来店客数は限られ効率も下がる。防犯面の配慮も必要だ。

 

つまり、同じ一皿を出していても、掛かるコストが違うということ。それなのに日本ではこれまで、その差を「企業努力」という理念で吸収してきた。

 

これまでは、「価格はなるべく変えない+お客様に負担をかけない」、それが“美徳”のように語られてきた。しかしそれも限界、はま寿司は他社に先駆けて「深夜料金」の導入に踏み切ったのである。

 

 

調べてみると、時間帯や曜日によって価格を変える仕組みは、諸外国では意外とポピュラーである。

 

週末や祝日に「サーチャージーを設ける飲食店もあるし、深夜帯に追加料金を設定するのも当たり前。背景にあるのは、「コストが違えば価格も違う」という、とてもシンプルな考え方であり、客側もそれを受け入れているという現実がある。

 

今回、はま寿司が行ったのは、価格を一律に上げることではなく、「時間帯で分けた」ことだ。

昼間に利用すれば従来通り。方や深夜の利便性を選べば、少し負担が増える。

 

もちろん反発もあるだろう。それでも、やみくもに“値上げ”するより、サービスの質を落とさず、働く人を守りながら続けていくために、価格の仕組みを見直す。そう考えれば、今回の動きは一つの「転換点」にも思える。

 

「はま寿司」に続く会社が出てくるかどうか?

今後も注目していきたい。

 

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☝️では、スーパーマーケットでは導入できるだろうか?

 

深夜営業や24時間営業、年末年始営業。

スーパーだって時間帯や時期によって、掛かるコストは大きく違ってくる。

しかし、価格は「いつでも同じ」。むしろ夕方には値引きシールを貼るのが当たり前になっている(笑)

 

現在は、トライアルを始めとして、「24時間営業」の店も多い。きっと本音は、「深夜帯(0時〜5時)くらいサービス料10%上乗せしたい…」と思っているに違いない。

 

スーパーへの導入は、まだ少し先になりそうである。

 

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新政権が、裁量労働制の見直しや働き方改革を進めるというニュースを聞いて、元スーパーマーケット社長の私は、自分がたくさんの人を雇用する立場だった頃を思い出す。

 

スーパーも大手チェーンから個人スーパーまで、さまざまな形態がある。

店の数だけ「店長」がいて、(それが兼任でも)部門の数だけ「部門長」がいる。

 

雇用する側からしてみれば、コストとしての「人件費」は低い方が良い、これも理解できる。

 

大手企業なら営業時間が長くても、2交代・3交代制のシフトで従業員を回すこともできるし、PB商品や手の掛かる惣菜も「外注」で調達する。

 

しかし、中小スーパーはそうはい長いのが現実なのだ。

朝早くから店に出て、中には早朝から市場に買い出しに行って、そのまま閉店時間まで「ワンオペ」、こんなのがザラである。

 

もちろんみんな責任感を持って仕事をするし、「残業手当」を稼ぐために、やみくもに長時間店にいるわけではない(はず)。

 

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👤ここで昭和からの『謎理論』が蔓延(はびこ)るのである。

 

✅『管理職は“残業手当”が付かない』

 

ひと昔前のスーパーは、これを身びいきに解釈して、従業員に「店長」「部長」「課長」やらの“肩書き”をつけ、多くを『管理職』に仕立て上げた。そして(基本給は上げるものの)一切残業手当を付けずに人件費を抑制したのである。

 

☝️正確には「管理職」というのは“呼び名”であり、法的な効力は無い。正式には『管理監督者』という立場で、組織や店舗をトータルで管理する人。残業手当がつかない以前に、そもそも“厚遇”で手当てを当てにすることも少ない。

 

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当時、残業手当をケチった中小スーパーには、労基署の査察が入り、半年間遡って高い「未払い残業手当」を支払うことになった。

 

👤私はビビリなので、始めから役員だけを“管理監督者”に認定していた。

そして店長や部門長には全て「残業手当(超過勤務手当)」を払っていたためことなきを得た。

 

一方で、ライバルスーパーの多くは「ウン千万」の支払いに加え、人件費の増加で翌期に「社会保険料が爆上がり」というダブルパンチを喰らったのである。

 

 

☝️誰が「労働基準監督署」にチクったかはともかく…💀

 

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私は毎朝、アメブロへの投稿を続けていますが、それほどフォロワーも多くありません(^^ゞ

さて、そんな私の記事の中で、突出してインプレッションの多い投稿があります。

 

それが、

【ちょっと、なに言ってんだかわかんない!スーパーの隠語・専門用語】という記事です。

 

今回はそれを改めて紹介します。

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【スーパーマーケットの「隠語」】

 

「◯◯市からお越しの◯◯様、サービスカウンターまでお越しください!」違和感もなく流れる店内放送🎤

 

 私なら「ん?なんかあったな…」と解釈する。

買い物を楽しむお客さんの迷惑にならないように、従業員同士で業務連絡を交わす、そこには業界ごとに「隠語」なるものが存在する。

 

それじゃ、「商品をお待ちの赤井様、お待たせいたしました。精肉コーナーまでお越しください!」

これを聞いたら、すぐに精肉売り場から離れるべきである!
(答えは最後に)

 

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☝️さて、今回はスーパーマーケットの「隠語」や「専門用語」を私の経験に限定してご紹介しましょう!

 

✅ 万引犯→赤井さん(レッドカード)、川中さん(買わない)

 

✅ 苦情→宝船

 

✅ 1番→昼休憩、2番→トイレ休憩、99番→非常事態

 

✅ お兄ちゃん→古い商品、弟→新しい商品

 

✅ 「売り場チェックの時間です」→万引常習犯がご来店

 

✅ サッカー→商品を袋に入れること。「サッカー応援」は袋詰めの手伝い

 

✅ ゴンドラ→商品棚。「エンド」とはその両隅の沢山売りたい場所

 

✅ リーチイン→冷凍食品などお客さんが自分で扉を開けて買うケース、対義語はオープンケース(麻雀とは無関係)

 

✅ ドライ商品→非冷蔵品の乾物商品、ラーメンやお菓子、レトルト商品等(グロサリーとも言う)。その他は豆腐や牛乳など日付けのある「日配品」とおなじみ「生鮮品」

 

✅ えんかん(塩干)→鮭やアジの開きなどの干物類。さつま揚げなどの加工品は「ねり(練り)

 

✅ 風袋(ふうたい)→量り売りの時、値付けの際にあらかじめ引いておく重量。トレーごとにグラム数が決まっている

 

✅ ジャーナル→会計時、お客さんに渡したレシートと全く同じものがレジに保存されるロール紙

 

✅ 中間売価→明日のチラシ商品を今日陳列した時、定番価格より安く、チラシ価格より高い値段をつけること

 

✅ 「パイスご来店です!」→競合店が価格や客の入りを偵察に来た時、みんなで取り囲んで追い出す合図(スパイ)。逆もやられる (笑)

 

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買い物の時、聞き耳を立てていると不審に思われて、隠語でマークされますからご注意を (笑)

 

⭐️「肉売り場に万引き犯がいるぞ。従業員は取り囲め!万引きしたなら商品を戻させないで会計が済んだ時点で捕まえろ。まだなら威嚇して万引きさせるな!」の意 (笑)

 

👤隠語は面白い。それが客に対する気遣いか、内緒話かはともかく…。

 

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先日、コンビニのおにぎりがついに「1個200円時代」に入ったと投稿した。

 

コメ高騰、人手不足、物流費上昇。理由はわかるが、やはり200円はちょっと厳しい。

 

そう思ってコンビニの売り場を見ると「冷凍おにぎり2個入200円」も売っている。

大きさはともかく、1個あたり100円と約半額だ

 

おや?値上げした隣で半額のおにぎりを売るとは、どういうことか。

200円のおにぎりとは「客層」が違うからいいのか?(おにぎりに客層もあるまい)食べるシーンが違うからいいのか?

 

☝️冷凍なら、

・計画的に生産でき、配送回数が減る。廃棄ロスも減る!

これからの「人手不足時代」にも合致している。

 

毎日“売れるかどうか”分からないギャンブル的な「常温商品」に比べ、冷凍食品は店にとってありがたい存在とも言える。

 

売れ残ったおにぎり数十個が、その日の粗利を一瞬で吹き飛ばすこともある。もしかするとコンビニは、おにぎりを「毎日廃棄と戦う商品」から「保存できる商品」へ少しずつ移行したいのではないか?

 

 

☝️そこで私は実験をしてみた。

 

セブンイレブンで「冷凍おにぎり」を買い、レジで温めてもらえるか聞いてみた。

 

すると「申し訳ありません、冷凍食品をここで解凍することはできません」との“つれない”答え。

 

冷凍食品は基本家で加熱して食べるものであり、店で(電圧の違いで)解凍ムラなどがあってはいけないのか?ホームページで調べたら、やはり無理のようだった。(それならイートインコーナーの電子レンジならOKか?)

 

お弁当や普通のおにぎりは温めても、「冷凍おにぎり」はNGとは、少しモヤっとする。

 

安い冷凍品を買って、そこで温めて食べれば半額で済む。

こんな庶民のささやかな抵抗も、こうして打ち砕かれることになったw。

 

【結論】

• セブンで買った冷凍食品 → ほぼ温めてもらえない(ワット数の違いで判断)

 

• ファミマ・ローソン → 商品によっては温めてもらえる可能性あり(特にパッケージに店内温め時間が書いてあるもの)

 

・ただしケースバイケースでOKの場合も多い

 

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☝️200円のおにぎりと、100円の冷凍おにぎり。

 

コンビニの未来を考えた時、限界まで「人手と廃棄をどう減らすか」は永遠のテーマだろう。

 

値上げの裏で、コンビニは静かに“リスクの少ない商品”へ舵を切り始めているのかもしれない。

 

消費者は「高くなった」と嘆くが、企業は「どうすれば廃棄せずに済むか」と思案する。

売り場の小さな変化は、経営の大きな転換点のサインが潜んでいる。

 

最近やけに力を入れている「冷凍おにぎり」を食べながら、そんなことを思いました。

 

次に“冷凍化”されるのは、惣菜か、サンドイッチか…?

 

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ネットで見つけたこの記事、スーパーでは必需品であり、多くのお客さんが買う「玉子」や「牛乳」が、売り場の一番奥に置かれているという「マグネット戦略」に沿った正しい情報である。

たしかに玉子や牛乳は“マグネット商品”だが、それだけで売場が決まるわけではない。

(人の書いた記事に文句をつけてはいけないが)私なら、
「玉子を先にカゴに入れたら割れちゃうじゃん」とか、
「牛乳は重いけど、今はカートだから問題なし」と思わず反論したくなるw



👤私もスーパーの話題を書くことが多いが、「これは俗説」「これは嘘」と思うことがよくある。一方で私が言うことも、経験だけに基づくものなら、100%正解とも断言できない。

ただ、ネットで『お惣菜が人気のスーパーベスト3』などで、「3位オーケー、2位ヤオコー、1位イオン」などという“やっつけ記事”を見ると、思わず「違うだろー」と突っ込んでしまう。

☝️「スーパーマーケットネタ」はPVが稼げるのだろうが、奇をてらうだけの情報は、業界のためにもならない。私も自分の知識をバージョンアップして皆様に発信しなければと思う。



👤さて、そこでスーパーの売り場レイアウトについて

皆さんお気づきの通り、入り口入ってすぐの場所には、季節感をアピールする果物が並んでいる。並行して野菜があり、最初のコーナーから肉や魚の生鮮品がある。そして流れに沿って豆腐や牛乳の「要冷蔵品」、採取コーナーからパンやデザートなどでレジに向かうのが、一般的な売り場レイアウト。

乾物や菓子は売り場の中ほどに何列にもある陳列棚(ゴンドラ)に陳列され、最近話題の多い「惣菜コーナー」の場所いかんで、店の力の入れ具合が分かる。

☝️「客の回遊性を高める」イコール「買い上げ単価を上げる」ために、一度入ったら何か買ってレジを通らなければ店を出られない店がある。あの「逃がさないぞー!」と言わんばかりの“一方通行”は私は苦手である。皆さんもそう感じることがあるのではないか?

その他、陳列棚が長過ぎて、隣の列に行くために遠回りするのも面倒くさい。

途中で通れるように店を切ればいいのに…。


まだまだスーパーは、「◯◯すればお客さんは買うはずだ」の勘違いが多い気がする。

👤店舗レイアウトや顧客データで、お客さんが操れるなら、私は店を潰していませんよね(笑)

 

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講談社のWEBメディア『現代ビジネス』に、取材協力した記事が掲載されました。

 

いつもは自分で書くことが多いのですが、今回はプロのWEB記事制作集団「A4 studio」からのご依頼で、「トライアルの西友買収〜今後の戦略」について私の意見を述べさせてもらいました。


①前編【「西友」を買収し「イオン」「セブン&アイ」に次ぐ業界3位に…福岡発スーパー「トライアル」の圧倒的な強み】

 

 

 

②後編【福岡発スーパー「トライアル」が「西友」買収…革新的IT技術と激安惣菜で首都圏スーパーに激震か】

 

 

西友を傘下に収め、業界3位に浮上した「トライアル」。

今後もスーパーマーケット業界の大再編がある!と予言しました(^^;

 

お時間ありましたら、ぜひお読みください!

 

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私は山梨県で「地域密着スーパー」を経営してきましたが、競合店との戦いに敗れて105年の歴史に幕を下ろしました。

なにせ田舎の特徴のないスーパーなので、なんとか地元に愛されようと「地域密着」をさらに進化(深化)させて、さまざまな取り組みを行ってきました。

・潰れたスーパーを買取って維持する

・買い物難民向けに「移動販売車」を運行

・家庭生ごみを回収して堆肥化→野菜栽培→販売

・ホームレスの正社員雇用

・全国に先駆けて「レジ袋有料化」(2008年)

・高齢者・障碍者の拡大雇用



👤【地域貢献すれば、会社は維持できるのか?】

しかし、現実はそれほど甘くありませんでした、
「中小企業診断士試験」の事例問題にまでなった私の経営手法も、大手資本との価格競争の前にはただの“きれいごと”でしかありませんでした。

まあ、挙げればキリがないのですが、「こんなことばかりやっていたから潰れたんだ」というお叱りの言葉もたくさんいただきました。誠におっしゃる通りで、返す言葉もありません。

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と、過去の出来事になっていた私の元に連絡がありました。

👤「私は筑波大学附属小学校の社会科の教師です。社長さんが行われてきたローカルスーパーの社会貢献を当校(3年生)の授業に採用させて欲しい。」

私は頼まれたら断らないし、その小学校がどんな学校かも知らなかったので、“二つ返事”でOKした。「ありがとうございます!どんどんつかってください」と。


そんなやり取りがあったのでちょっと調べてみたら、なんとその授業は、全国の公立学校が「モデル授業」として採用するものと知った。授業はライブでリモート公開され、書籍でも発表されるとのこと。

これから大人になる(見ず知らずの)子供たちの心に、私なんかの歴史が刻まれる責任は重大だ。

なんだか話が大きくなってしまったが、不肖私、山梨県の教育委員長だったこともあり、学校とは縁が深い。

👥やまとの社長さん、ウチの学校に来てお話ししてくれませんか?

またそんなリクエストが来たら、新しい「商売繁盛シール」を持って、すぐ駆けつけますよ!

私のしてきたことも、まんざら無駄ではなかったということで良しとしましょう。

 

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『半額シール』に出会うと、なぜ人はあんなにうれしくなるのか…。私を含めてスーパーやコンビニでこのシールを見た瞬間、“血が騒ぐ”方も多いはず。財布が寂しい時など、思わず手を合わせたくなるほどだ。

 

『値引き品・おつとめ品・売り尽くし…』

呼び方はどうあれ、客が定価より安く買えることは家計にも優しいし、食品ロス削減にも繋がる。

 

☝️では、いくらまで値引きすればいいのか?

 

①客は安ければ安い方がいい

②店はなるべく少ない値引きで売りたい

 

これに異論は無かろう。

 

最近は「食品ロス削減」の流れでスーパー側も以前より陳列量を減らしている。

そして夕方店に行ったら「値引きシール」の山…、これでは昼間同じ商品を定価で買った客に“不公平感”が出てしまう。

 

そのうえ、「始めは高く売って、値引いた分は丸々儲けでは?」と疑われたら信用が失われてしまう(確かにそんな店もあるがw)。

 

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☝️以下、普通のスーパーにおける各部門の利益率(一例)である。それゆえ値引きはその利益の範囲内で行われることになる。

 

①青果⇒野菜25%・果物→35%

②精肉・鮮魚→30〜40%

③惣菜→40〜50%

④菓子・パン・乾物・日配商品→おおよそ20%

 

この結果、本来なら精肉や惣菜・魚の値引きはMAXで30%、それ以外は20%が限界といったところ。

 

👥しかし客の狙い目は、これを超えた「半額シール」だ。

半額で買えたら(店のことを考えなければ)あなたは「勝ち組確定」である。

 

半額シールを貼るのは店としても“断腸の思い”だ。もはや「捨てるよりはまだマシ」の境地…。

 

値引きの発生原因は、明らかな「陳列量のミス」である。想定した客数を下回り、ライバル店に客を取られた結果の“敗戦処理”なのである。

 

 

・200円程度の商品なら『◯◯円引き』

 

・300円を超えたら『◯◯割引』『◯◯%引き』

 

このように使うシールも変わってくる。

(198円の2割引より30円引きの方が売れる、WHY?)

 

以前からロールに巻かれた「値引きシール」もあったが、最近はセルフレジの普及もあり、「バーコード付き」のものが増えている。これは従業員と客、それぞれの「不正防止」、そして「どれだけ値引きを出したか?」のデータとして担当者の評価にもつながるのだ。

 

今日も日本中のスーパーで「値引きシール争奪戦」が繰り広げられることだろう。

あなたが勝ち組になる日は近い…(^_−)−☆

 

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「サンクコスト(埋没費用)」という言葉がある。既に投資した事業から撤退しても回収できないコストのことで、キッパリ辞められない大きな理由の一つである。

 

ここで何度も紹介してきた山梨の「コストコ南アルプス倉庫店」、その隣りにできた地元のテナント施設『フモット』。ネーミングセンスはともかく、コストコの来店客の流れを見込んだにも関わらず、今ひとつ調子が悪いようだ。

 

このテナント棟のデベロッパーは、コストコ誘致に絡んだ業者である。また、コストコに街の発展を「全ベット」した自治体も「地域交流拠点」の名目でこの開発に多額の補助金を出している。

 

👥失敗するわけがない!

→思っていたのと違う

→やり方を変えろ

→もっと店を増やせ

→もっとやることがあるはずだ…

 

ビジネスばかりではない。引き返せないことで被る被害は莫大なものである。

そしてリスクのない第三者から「もうやめたら?」などと言われたら、かえって意固地になって余計に金を「ブチ込む」結果になる。

 

 

当の「フモット」、魚の掴み取りや、大型プール、ナイトバザールにお祭りやイベントを開催したり、今度は「ガチャポン」を多数並べるとのニュースもあった。また、近くに大型家具店が出るとの噂もあり、「あの手この手」を繰り出す意欲は凄いものがある。

 

☝️さて今度は、そのコストコの隣りの商業施設を「道の駅」に申請するべく整備するとのニュース。

 

「道の駅」に認定されるには、24時間使える駐車場とトイレの設置が必要。市はインフォメーション施設やキッズルームも併設して、コミュニティバスの停留所も作る構えだ。

 

「道の駅登録で集客力や知名度向上が期待できる」と市は言うが、コストコの繁盛を横目に期待通りの結果につながるかどうかはわからない。

 

これでもか、これでもかとテコ入れをしてきたこのテナント棟。失敗するわけにはいかない人や組織が沢山あるのだろう。

 

行政も、新しい橋や道、そして交番までコストコの開店を機に整備してきた経緯がある。

 

日本で最新のこのコストコも、4月で早開店1周年。

全国には同じように、キーテナントや大型店だけが繁盛して、その“おこぼれ”に期待したテナントや地域が伸び悩んでいる事例が多い気がする。

 

👤私もかつて、撤退できずに資金を注ぎ込み続けた経験がある。

そして最後は倒産の憂き目に…。要注意である。

 

🎵走り出したら止まらないぜ!by 横浜銀蝿

 

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『日経トレンディ』から取材を受け、特集記事「スーパーマーケット“序列”変動」の第1回〜2回の記事にコメントさせていただきました。

 

【“ミシュランシェフ総菜”も、イオン・トライアル…スーパー最前線】

 

 

昨年後半は、地上波テレビ(「news every.」「Nスタ」)でスーパーの話題を解説する機会が増えました。

 

年末年始をはさみ、今度は紙媒体やWEBメディアの取材が続いています。

今回は「日経トレンディ」の“スーパーマーケット特集”でした。

 

きっと編集担当の方が、「誰に聞こうかな〜?」と検索している中で、私が引っ掛かったのでしょう。

 

こういうテレビや雑誌、WEBメディアの解説は、横並びで同じ人を使う傾向がありますね。(スーパーアキダイの社長とか、WEBメディアの常連解説者の方々)

 

メディアもいろんなターゲットに向けて情報を発信するので、いつも同じメンバーや評論家ではPVを稼ぐのも鈍化してくるのでしょう。

 

👤スーパー「アキダイ」に対して、スーパー「セルシオ」の店長に現場から解説させる、とか

 

👤有名ジャーナリストではなく、たまには別の人に試しで書かせてみるか…(私とか)

 

しかし、中々私の様な元スーパーの社長が、「ガラスの天井」を破ることは難しいでしょう。記事はメディアの所有物となり、私の役目はそこで終わりです。

 

そんな中にあって、専門家が語るマクロ経済やDXより、私が詳しい「現場ネタ」なら、経営者や消費者の目線で語ることができます。その意味では、文章力を鍛えるアメブロでの発信が役に立っています。

 

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よろしければぜひご覧ください!

 

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