あなたは最近、缶コーヒーやペットボトル飲料を「自動販売機」で買ったことはありますか?
私も駅のホームや建物の中にある自販機で、小銭を握りしめ(あるいはスマホ決済で)パッと買うことはあるが、そばにコンビニやスーパーがあればそちらで“ついで買い”することが多い。
☝️自販機で稼いできた「ダイドー」が、過去最大赤字で、自販機を2万台撤去するという話題である。
缶コーヒーも値上げが続き、小売価格が140円、500mlペットボトルも200円近くする昨今、コンビニで淹れたてのコーヒーも安く買えてしまう。
路上に自販機が無防備に置いてあっても成り立つ日本は平和である。しかしこれからはそんな甘いことも言ってられない。
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ダイドーが展開する自販機は全国に27万台、スーパーの店先に置いてあっても、自販機をスーパーが買うわけでなく、あくまで「貸与」しているだけ。
そのためリスクはダイドー(またはその代理店)がすべて持たなければならない「業界の掟」。
食料品の値上がりと共に、自販機で習慣のように買っていた飲料も、“ハイカラな”ボトルに入れて持ち歩くようになった。おまけに性能も良く、中の氷も溶けにくいし、冬でも中身は冷めにくい。
加えて、街のディスカウントストアでは(どこのメーカーかわからないようなw)安い飲料が花盛り。PB(プライベートブランド)はここぞとばかりにNB (ナショナルブランド)を駆逐していく(^^;
私の住む山梨県は、昭和の時代から「ダイドー」が力を入れて自販機を置きまくり、毎回どこかのスーパーで「ブレンドコーヒー」の箱売りをチラシ特売していた歴史がある。そのため、「コーヒーといえばダイドー」が常識だった。それだけにダイドーの凋落は寂しいものがある。
コカコーラも伊藤園も、同様の傾向にあるという自販機事情…。
かつて街角に当たり前のようにあった電話ボックスのように、自販機もまた“見慣れた風景”から消えていくのかもしれない。
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📘元・倒産社長 小林 久 公式サイト
【失敗から学ぶ経営学】
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