【マイク1本で客を引き込む「朗読会」】 | 【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

【実録・倒産社長の奮闘記】~こうして店は潰れた!~小林久ブログ

老舗スーパー三代目→先代の赤字1.5億円を2年で黒字化→地域土着経営で中小企業の星に→中小企業診断士試験に出題→早過ぎたSDGs →2017年まさかの倒産→応援団がクラファンで3,000万円支援→破産処理後は「笑って泣かせる」講演講師に。『現代ビジネス』コラムニスト

 

よく地域の図書館やコミュニティ施設で行われている「朗読会」「読み聞かせの会」「読書会」、参加されたことのある方も多いと思います。

 

👤「あんなのどうせ年寄りの趣味の集まりさ!」 始めは私もそう思っていました…。

 

☝️今年もお世話になった地元の友人(図書館司書)から、「時間があったら聞きに来ませんか?」とのお誘い。穏やかな日曜日の昼下がり、夫婦で甲府市立図書館へ向かいました。

 

そこには(やはり)年齢層高めのご婦人方を中心に、50人ほどの聴衆が集っていました。

 

プログラムは4題目、宮部みゆきや湊かなえ、角田光代などの小説やエッセイから抜粋した場面を、「普通の」ご婦人や殿方が朗読をします。

 

 

そこにはテーブルとマイクがあるのみ。ホワイトボードやパワーポイント、配布資料もない。落語と同じで、聞いている人の頭の中にその光景をイメージさせる様に読んで(語って)いく。

 

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私も人前で話すことが多く、これまでも「落語」や「漫談」「演歌歌手のMC」「スタンドアップコメディ」などを参考にしてきました。

 

その朗読会の最中は、会場もやや暗くなるため、寝たけりゃいつでも(_ _).。o○できる。しかしこの強者(おばちゃん)達は、誰にもそうはさせません。私のようにただ“口数“が多いのではなく、淡々と物語の中へ聴衆を引き込んで行きます。

 

もう5年以上足を運んでいるこの「朗読会」。

 

 

人の心を掴むトークは、決してテクニックではないと気づかせてくれて、自分の振り返りにも役立っています。

 

☝️侮れないぞ!マイク1本の「朗読会」

 

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