よく地域の図書館やコミュニティ施設で行われている「朗読会」「読み聞かせの会」「読書会」、参加されたことのある方も多いと思います。
👤「あんなのどうせ年寄りの趣味の集まりさ!」 始めは私もそう思っていました…。
☝️今年もお世話になった地元の友人(図書館司書)から、「時間があったら聞きに来ませんか?」とのお誘い。穏やかな日曜日の昼下がり、夫婦で甲府市立図書館へ向かいました。
そこには(やはり)年齢層高めのご婦人方を中心に、50人ほどの聴衆が集っていました。
プログラムは4題目、宮部みゆきや湊かなえ、角田光代などの小説やエッセイから抜粋した場面を、「普通の」ご婦人や殿方が朗読をします。
そこにはテーブルとマイクがあるのみ。ホワイトボードやパワーポイント、配布資料もない。落語と同じで、聞いている人の頭の中にその光景をイメージさせる様に読んで(語って)いく。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
私も人前で話すことが多く、これまでも「落語」や「漫談」「演歌歌手のMC」「スタンドアップコメディ」などを参考にしてきました。
その朗読会の最中は、会場もやや暗くなるため、寝たけりゃいつでも(_ _).。o○できる。しかしこの強者(おばちゃん)達は、誰にもそうはさせません。私のようにただ“口数“が多いのではなく、淡々と物語の中へ聴衆を引き込んで行きます。
もう5年以上足を運んでいるこの「朗読会」。
人の心を掴むトークは、決してテクニックではないと気づかせてくれて、自分の振り返りにも役立っています。
☝️侮れないぞ!マイク1本の「朗読会」
【小林久ホームページ】


