2025年4月桜の名所を巡る釜山&大邱旅 3日目
旅の出会いは思い出を深めてくれる 大邱郷校
東大邱(トンテグ)駅から地下鉄に乗って
半月堂(반월당)駅2番出口から歩くこと約10分
途中 日本家屋らしき建物を見つけました
大邱郷校(대구향교 テグヒャンギョ)に到着
郷校は朝鮮時代の人材を育成する教育機関
さらに儒学者たちを祀る場所でもありました
入って右側に学生達が勉強する明倫堂 その両脇に宿舎があります
他の郷校と違い正面に壁がなく 建物自体も大きい!
きっと朝鮮時代にはたくさんの学生がいたのでしょう
その隣には儒教者を祀る大成殿
養士斎(ヤンサジェ)付属建物
一般的には正門から入ると正面に明倫堂や大成殿 その両側に宿舎などがありますが大邱郷校は違いました
案内板を見るとそれがよく分かります
入口正面に建物はない作りになっています
帰国してから調べると なるほど大邱郷校には幾多の歴史があることが分かりました
1398年(太祖7年)(現在の)中区校洞に設立 *大邱駅近く?
1592年 焼失
1599年 (現在の)達城公園の場所に再建
その後再び校洞に戻り
統治時代に現在の場所に移転
と何度も場所を変えていたのです
そのため独自の配置になっているのかもしれません
楽育斎(ナキュクジェ)
もともと大邱郷校ではなく 1721年選ばれた学生達が寄宿しながら読書と学術研究をする独立した教育機関だったとか
大邱郷校がこの場所に移転する際 一緒に移されたといいます
他とはひと味違う大邱郷校をじっくり見学していたら 女性関係者の方から『ご案内しましょうか』と声をかけていただきました。『簡単な韓国語でぜひ』とご厚意に甘えることにし説明を受けながら再び見学
幸いにも郷校についての基礎知識があったため 女性の説明もなんとか理解できました
さらにこの時 楽育斎では書道の練習が行われていて見学もさせていただきました
その女性のお陰で大邱郷校は強く印象に残る場所となりました
新緑の美しい季節 ありがとうございました
특별한 추억이 또 하나 생겼어요
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