ルームスタイリストは2級・1級ときたら次はプロ
自分の部屋づくりに活かす2級・1級から「対クライアント(プロ)」にステップアップです
実践的なルームスタイリングを学ぶことができたのでレビューします!
※2019年受講。情報はハウスキーピング協会HPより最新のものをご参照ください。
2級・1級がまだの方はこちら
ルームスタイリストプロ講座のテキストと受講料
テキスト
プロ用のテキストは、講座当日に受け取ることができます。
2級・1級で使用したテキストも使うので持って行きましょう
受講料
34,560~39,960円
ルームスタイリストプロ講座の受講料は、持っているテキストによって異なります。
ハウスキーピング協会HPで確認してください。
ルームスタイリストプロ講座のタイムスケジュール
※1例です。講師によって異なります。
ルームスタイリストプロ講座の様子と感想
当日の持ち物
私の当日の持ち物はこれ
- 2級・1級のテキスト
- ペンケース
- シャーペン
- シャーペンの芯
- 蛍光ペン
- 消しゴム
- メジャー
- ハッカオイル
持っていれば三角スケールも持ってくるよう指示がありました
こういうの
ハッカオイルは眠気を感じた時に指に1~2滴取ってこめかみや首筋に塗ると目が覚めます
プロ講座は2級・1級に比べてワークが少ないので今回は大活躍でした
受講者の人数、性別、年齢層
私が受講した時は女性3人、30〜50代だったと思います。
私を含む全員が整理収納アドバイザーの資格保有者でした。
整理収納アドバイザーはこの記事
講座の雰囲気
2級・1級認定講座で一緒だった人や既にプロとして活躍されている方が見学に来ていたりして楽しく受講しました。
受講者全員、会場でランチをご一緒しました
座学(理論編)
講師がパワーポイントでテキストに沿って説明してくれます。
2級・1級の知識も使うので、復習してから受講するとスムーズかもしれません。
ワーク(空間把握能力)
ルームスタイリストには、実際の部屋を見なくても、図面がなくてもレイアウトを把握する力が必要です。
写真資料から間取り図を書き起こす訓練をします。
ワーク(お気に入り分析)
クライアントが作成した(という設定)のリストから分析を試みます。
- こういうモノが好きなんじゃないか
- これを選ぶのは家族構成がこうだからじゃないか
- 直線的なモノを「おしゃれ」と感じるのではないか
しっかり分析することでクライアントの顕在的な要望だけでなく潜在的要望も推察することができます。
それがクライアントの満足度の向上に繋がっていくことを学びました。
試験
感想レポートの提出だけでルームスタイリストプロ講座は終了。
2級・1級と違ってこれでプロ認定にはなりません。
後日プロ認定試験があります。
ルームスタイリストプロ 資格の価値は?
プロまで取得して初めて『ルームスタイリスト』としての活動ができます。
しかしルームスタイリストプロになるには、最低でもこんなにお金がかかります。
経済的にはお手軽資格とは言えませんよね。
プロまで取ればルームスタイリストの肩書で仕事ができるとはいえ、就職に直結するかといえばなかなか難しいのが現状でしょう。
ルームスタイリストプロのお話
今回の認定講座では講師以外に、見学にきていた別のルームスタイリストプロともお話しすることができました。
2人のルームスタイリストプロから聞いた話によると、多くはフリーランスで活躍しているとのことでした。
しかし建築やインテリア関係の会社に勤めていて、付加価値として取得する人もいるとのこと。
そのため、ルームスタイリストプロは次のような人におすすめです。
- 生涯学習の一環として
- 自宅のインテリアに活かしたい
- 自宅の模様替えに活かしたい
- 新築や住宅購入、リフォーム、引っ越しの予定がある
- 既に住まいやインテリアに関わる仕事をしている
- インテリアコーディネーターの付加価値として
- 整理収納アドバイザーの付加価値として
民間資格だし
就職に直結しないし
高いし・・・
って思ってしまいますよね。
でもわたしは受講料の元は取ったと考えています。
自分の「ステキ」「心地よい」「かわいい」が明確化したころで、新築中にこんなことがあったからです。
- 家具やクロス、照明選びに迷いがなくなった
- インテリアコーディネーターに依頼せず済んだ
- 流行りのブランドや高級家具に流されずにインテリア選びができた
- インスタの投稿や友人宅を見ても「自分の部屋が一番」と思えるようになった
- セミナー講師の依頼がきた
時間的・経済的・精神的に大満足な資格でしたよ!
ルームスタイリストプロ講座まとめ
ルームスタイリストプロ講座を受けると、クライアントの「お気に入り」「ステキ」「心地よい」を引き出すことができるようになります。
自分だけでなく、他人の分析もできるようになったことでセミナー講師の依頼もいただくことができました。
整理収納の仕事(実作業・セミナー)で話せる内容に幅が出て、他の整理収納アドバイザーとの差別化もできます。
迷ったけど受講して良かった
ルームスタイリストプロ試験につづく
他にも色んな資格の記事を書いてます
整理収納アドバイザー
北欧式整理収納プランナー
お掃除スペシャリスト
>>>資格まとめはこちら