東証大引け、3日ぶり反発 輸出株中心に買い、G20前に上値限定
東証大引け、3日ぶり反発 輸出株中心に買い、G20前に上値限定
平成22年10月22日
9,426.71
▲ +50.23 (+0.536%)
始値 9,404.09
高値 9,457.62
安値 9,390.14
東証大引け、3日ぶり反発 輸出株中心に買い、G20前に上値限定
22日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反発した。終値は前日比50円23銭(0.54%)高の9426円71銭だった。21日の欧米株が企業の好決算や経済指標改善で上昇したことを手掛かりに、輸出関連株を中心とした買いが優勢だった。外国為替市場で円相場が1ドル=81円台前半に高止まりしたことから上値は重く、韓国できょうから開催の20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議を前に様子見ムードが強かった。
あすまで開かれるG20では世界的な「通貨安競争」や経常収支不均衡が討議される予定で、週明け以降の為替相場に与える影響を見極めようと積極的な取引が手控えられた。もっとも、「通貨安阻止に向けた先進国の協調に対する期待から売り急ぐ動きも限られた」(岡三オンライン証券の伊藤嘉洋チーフストラテジスト)という。
午後に円が対ユーロで一時下げに転じると、株価指数先物にまとまった買い注文が入り、日経平均は81円高の9457円まで強含む場面があった。相場全体は方向感に欠けたが、業績を手掛かりとした個別株物色は活発で、2010年4~9月期の業績が従来予想を上回ったもようと伝わった日立が前日比3%近く値上がりした。
東証株価指数(TOPIX)も3日ぶりに反発した。業種別TOPIXの上昇率上位には「その他金融」「証券商品先物」が並んだ。東証1部の値上がり銘柄数は全体の63%にあたる1044、値下がりは436、横ばいは180だった。東証1部の売買代金は概算で1兆217億円、売買高は同14億9384万株とそれぞれ低調だった。
パナソニック、キヤノン、ルネサスが高く、野村や三井不など大手金融・不動産株の一角が買い戻された。サンリオが大幅反発して約半月ぶりに年初来高値を更新した。一方でホンダ、アステラス、東電が売られ、前日の米原油先物安を受けて国際石開帝石や石油資源が下げた。三越伊勢丹やJフロントなど大手百貨店株の値下がりが目立った。
東証2部株価指数は6営業日ぶりに小反発した。亀田製菓、中央電、稀元素が高く、21日大引け後に2011年3月期の業績予想を上方修正したAQインタは次第に利益確定売りが広がり続落した。〔日経QUICKニュース〕 (10/22 15:35) NIKKEI NET
外為17時 円、3日ぶり反落し81円台前半 当局発言で一時80円台
2010/10/23 5:48現在(単位:円)
81.32 - 81.36
▲ + 0.16 ( + 0.197% )
22日の東京外国為替市場で円相場は小幅ながら3日ぶりに反落した。17時時点では前日の同時点に比べ3銭の円安・ドル高の1ドル=81円12~15銭近辺で推移している。20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議を意識した持ち高調整の円売り・ドル買いが出た。一方で日米当局者の発言を材料に円買い・ドル売りが進み、一時80円99銭を付けた。
野田佳彦財務大臣は滞在中の韓国で「通貨安競争への懸念は共有しなければならない」と述べた。政府・日銀は通貨安競争に拍車をかける円売り介入に動きにくくなったとの見方が円買い・ドル売りにつながった。
14時過ぎにガイトナー米財務長官は「G20諸国は過小評価されている通貨の上昇を妨げたり緩めたりすべきではない」などとの考えを示したと伝わった。ドル安容認姿勢を明確に否定しなかったことが、円買い・ドル売り材料となった。
9~17時の円の安値は81円29銭近辺で、値幅は30銭程度だった。
円は対ユーロで反発した。17時時点では同22銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=113円04~07銭近辺で推移している。ユーロが対ドルで弱含み、対円でもユーロ売りが優勢だった。17時発表の10月のドイツIfo経済研究所の企業景況感指数が市場予想を上回った。発表後は円売り・ユーロ買いが入り、円は上げ幅を縮小した。
ユーロは対ドルで反落した。17時時点は同0.0038ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.3929~32ドル近辺で推移している。G20会議を意識した持ち高調整のドルの買い戻しが進んだ。〔日経QUICKニュース〕 (10/22 17:35) NIKKEI NET
米国株、続伸 ダウ平均38ドル高 ドル高で一時下げに転じる
米国株、続伸 ダウ平均38ドル高 ドル高で一時下げに転じる
【NQNニューヨーク=滝口朋史】21日の米株式相場は続伸し、ダウ工業株30種平均は前日比38ドル60セント(0.3%)高の1万1146ドル57セントと、5月3日以来約5カ月半ぶりの高値で終えた。おおむね好調な米主要企業の決算を好感した買いが先行し、上げ幅は100ドルを超える場面があった。ただ外国為替市場でドルが対ユーロなどで上昇したのをきっかけに資源株などが売られ、下げに転じる場面もあった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は小幅続伸し、同2.28ポイント(0.1%)高の2459.67で終えた。
市場予想を上回る7~9月期決算を発表したマクドナルドが買われ、ホームセンター大手のホーム・デポなど消費関連銘柄が相場上昇をけん引した。週間の新規失業保険申請件数が市場予想より少なかったことも、朝方の買いにつながった。
米連邦準備理事会(FRB)が11月2~3日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で追加の金融緩和を決めるとの観測が根強く、余剰資金が株式市場に流入するとの期待もあった。ダウ平均は昼前に、4月26日に付けた終値ベースの年初来高値(1万1205ドル03セント)を上回る場面があった。
一方、相場は前日に大きく上昇していたことから、高値圏では利益確定目的の売りが出た。ドルがユーロなど主要通貨に対して上昇し、ドル建てで取引される原油など商品先物が割高感から売られ、株式市場でも素材やエネルギー株の売りを誘う場面があった。ダウ平均は一時下げに転じた。
業種別S&P500種株価指数では「消費循環」や「一般産業」、「消費安定」など全10業種中6業種が上昇。「公益」、「通信サービス」など4業種が下げた。売買高はニューヨーク証券取引所(NYSE)が約10億6000万株(速報値)、ナスダック市場が約21億4000万株(同)だった。
朝方の四半期決算の発表と同時に通期見通しを上方修正した事務機器大手ゼロックスが上昇。決算が市場予想を上回った携帯電話大手ノキアも買われた。前日夕に発表した利益や業績見通しが市場予想を上回ったネット競売大手のイーベイが約6%上昇。
ダウ平均構成銘柄ではホーム・デポが上昇率首位。航空機・機械大手のユナイテッド・テクノロジーズが続いた。四半期決算が予想を上回り、通期の利益見通しを引き上げた保険大手トラベラーズも小幅に上昇した。
一方、建設機械大手キャタピラーは下げた。予想以上の四半期決算を発表し、通期予想も引き上げたが利益確定売りなどに押された。1株利益が予想に一致した通信大手AT&Tも安い。住宅ローン担保証券(MBS)買い取り請求問題で収益の先行き懸念が根強い米銀大手バンク・オブ・アメリカは3日続落し、ダウ銘柄で下落率首位。
1株利益が予想以上で通期の利益見通しを引き上げた貨物大手UPSは小幅安。1株利益が予想を下回り、先行きに慎重な見方を示した電炉大手ヌーコアも売られた。前日夕に発表した売上高の実績や見通しが市場予想を下回った半導体大手ザイリンクスが安い。 (10/22 11:08) NIKKEI NET
東証大引け、小幅続落 上海株安が重荷 新安値銘柄数は高水準
東証大引け、小幅続落 上海株安が重荷 新安値銘柄数は高水準
平成22年10月21日
9,376.48
▼ -5.12 (-0.055%)
始値 9,443.95
高値 9,479.25
安値 9,326.78
東証大引け、小幅続落 上海株安が重荷 新安値銘柄数は高水準
21日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続落した。大引けは前日比5円12銭(0.05%)安の9376円48銭だった。あすからの20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議を前に模様眺め気分が強く、方向感の乏しい展開が続いた。キヤノンやTDKなど一部主力株の下げが日経平均の重荷になった。来週から発表が本格化する日本企業の2010年4~9月期決算を見極めたいとして、売買を見送る投資家が多かった。
ドル安をけん制したとも受け取れるガイトナー米財務長官の発言が米紙を通じて前場中ごろに伝わると、円相場が対ドルで一時急落し、日経平均は株価指数先物の買い戻し主導で100円近く上昇する場面があった。しかし、中国・上海株の下落が投資心理に重荷となり、後場は小幅に下落する場面が目立った。この日発表の中国の7~9月期実質国内総生産(GDP)は前年同期比9.6%増と4~6月期の10.3%増から減速。「利上げの影響もあって、中国経済との結び付きが強い日本企業の業績の先行きは読みにくい」(バークレイズ・キャピタル証券の高橋文行ストラテジスト)との慎重な空気が広がった。
業種別東証株価指数(TOPIX、全33業種)は陸運業、保険業、鉄鋼業などが下落。半面、非鉄金属、金属製品、パルプ・紙が上昇した。TOPIXは続落。
東証1部の売買代金は概算1兆2449億円、売買高は同17億7758万株。東証1部の値下がり銘柄数は1077、値上がりは444、横ばいは140だった。
新日鉄、りそなHDなどが年初来安値を更新し、東証1部の新安値銘柄数は274と5日(286)以来の高水準だった。
東芝、キヤノン、ホンダ、JFEが売られ、三菱UFJ、三井住友FG、野村は安い。JR東海の下げが目立った。半面、ソニー、ファナック、京セラが上げ、ソフトバンク、ファストリも高い。JTが買われた。
東証2部株価指数は5日続落し、連日で年初来安値を更新した。アルコニクス、AQインタが下げた。半面、オリコ、FDKが上げた。〔日経QUICKニュース〕 (10/21 15:26) NIKKEI NET
外為17時 円、続伸し81円台前半 対ユーロは113円台に急反落
2010/10/21 17:40現在(単位:円)
81.06 - 81.08
▼ - 0.14 ( - 0.172% )
21日の東京外国為替市場で、円相場は続伸。日本時間17時時点では1ドル=81円05~08銭前後と、前日の同時点と比べ15銭の円高・ドル安水準だった。米国の追加緩和観測を背景とした円買い・ドル売りが優勢だった。
午前は円が81円84銭程度に急落する場面があった。米紙の報道でガイトナー米財務長官が円やユーロに対しドルが一段と下落する必要はないとの考えを示したと伝わり、ドルの買い戻しが進んだ。ただ、ガイトナー氏の直接の発言ではなかったため、再びドル売りが優勢になった。
円が大幅に下落する局面では、国内輸出企業などの円買い・ドル売りが入った。政府・日銀が介入に動いたとみて円を売った市場参加者による円の買い戻しも入ったようだ。円は午後に80円91銭程度まで上昇し、前日の海外市場で付けた80円84銭に近付いた。午前も80円台に乗せる場面があった。東京市場での80円台は1995年4月以来ほぼ15年半ぶりとなる。
今週末の20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議を控え、「午後は様子見ムードが強まった」との指摘もあった。9~17時の円の値幅は93銭程度だった。
円は対ユーロでは大幅に反落。17時時点では1ユーロ=113円28~31銭程度と、前日の同時点と比べ1円12銭の円安・ユーロ高水準だった。欧州景気の相対的な強さを意識した円売り・ユーロ買いが優勢だった。
ユーロは対ドルで大幅反発。17時時点では1ユーロ=1.3974~77ドル前後と、前日の同時点と比べ0.0162ドルのユーロ高・ドル安水準だった。ガイトナー米財務長官の発言を巡って1.38ドル台後半に伸び悩む場面があったが、17時過ぎには1.40ドル台まで買い進まれた。米金融緩和観測などを背景としたユーロ買い・ドル売りが続いた。〔日経QUICKニュース〕 (10/21 17:26) NIKKEI NET
(。・ε・。) 米国株のところにも書いたんだけど、景気はどうなっていくんだろう
大企業の利益は上がってはいるけれど・・・ホント実生活で考えると心配になりますネ
株は、まぁ一進一退を繰り返しながらこのままだと9,000円割れも
でもホンと近頃どの店で食事をしても待たなくていいわ・・・