⭐︎嫁に離婚されるんだ。。ゆみ 俺と結婚してくれ。 | 刺激だけが私の生きる源。。。

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「1年を半年働き、半年旅に出る」を、繰り返し13年。刺激だけが和多田の生きる力。
男より旅、結婚よりも旅。未知の世界に入れば入るほど、好奇心が止まらない。。。

いとも簡単にフィアンセを捕まえたキューバのイケメン僕ちゃん。
 
 
【前回までのあらすじ】
 
 
前半↓
 
 
後半↓
 
 
 
 
 
 
 
40代半ばって言ってたから、彼女にしてみれば、21歳のイケメンはさぞかし自慢の彼氏なんだろう。。。
 
 
 関係ないが、この黒いキューバ人の奥さんは、金持ちらしい。。。
 
 
 
この六本木のビルのワンフロアを買ってくれたと、この黒人キューバ人は言っていた、。。。
 
 
 

 

 

 
 
3人でトータル10杯飲んだので、1万円も和多田は、払う羽目になった。。(和多田は2杯しか飲めなかった。。。)
 
 
飲みたかったけど、一杯1000円だと、飲む気がなくなる。。
 
 
 
 
散々はしゃいで、和多田の東京ライフは、終わった。
 
 
 
 
大阪に戻った和多田は、その後、すっかり彼らのことは忘れていた。。。
 
 
 
 
 
 
それから、半年後、フィアンセをgetした、僕ちゃんからメールが来た。
 
 
ポーンポーンポーンポーン
 
 
 
「visaのために、彼女と、結婚します。」
「彼女はとても親切で、困ってる時は助けてくれるし、なんでも買ってくれます。」
 
 
 
 
 
その一年後、夏。。。
 
 
 
和多田は、またギロッポンに行った。
 
 
 
 
 
 
 VISAのために結婚した僕ちゃんと、久しぶりに、東京で会うことになった。
 
 
 
 
 
 
久しぶりに見た彼は更にカッコよくなっていた。
 
 
 
彼の外国人IDの裏には、「日本人配偶者有り」
 
と、書かれていた。
 
 
 
彼は、「結婚したから、携帯電話も契約できたよー」と、嬉しそうに言っていた。
 
 
 
ID裏の「日本人配偶者有り」は、なにをするにもかなり有力らしい。
 
 
 
 
「働いてるの?」と聞くと、
 
 
 
「働いてないよ。
奥さんが事務で、働いてるから、僕は家で毎日留守番してるんだよ。」
 
 
「どうやって生活してるの?」
 
 
「マンションは奥さんが家賃払ってるし、ご飯も買ってきてくれるよ。
 
 
この前キューバに2人で帰ってきたよー。」
 
 
 
 
中目黒のマンションの家賃。。。
食費。。。
生活費。。。
彼の衣服や、美容院代。。
 
 
キューバ旅行の往復の飛行機代。。。
こいつには到底払える額ではない。。。
 
 
 
 
全てオバちゃん奥さんが払っているのか⁉️
 
 
 
かなりの出費が予想される。。。
 
 
 
普通の事務職らしく、給料は、20万くらいらしい。。
 
 
 
イケメン僕ちゃんの嫁であるオバちゃん。。。
 
 
頑張ってるなー。。。笑い泣き笑い泣き笑い泣き
 
 
 
オバちゃんのfbを一度拝借させていただいたが、彼とのツーショットの写真をかなり載せていた。。。
 
 
 
「今日私と会うことに、奥さんにゆってないよね?」
 
 
 
ふと怖くなり問いただした。
 
 
 
「奥さんは僕の携帯見ないよ。」
 
 
「なんでわかるの?」
 
 
「キューバでは女は、浮気してないか、携帯見せろ‼️って、めちゃくちゃうるさいんだよ。。。
 
でも奥さんは、全くそんな事を言わないんだよ。」
 
 
。。。。
 
 
 
ってゆーか、絶対見てるって。。。
 
 
そんだけ、この僕ちゃん旦那に、出費して
見てないはずがない‼️
 
 
他に女でもできたら‼️
 
 
考えただけでも、こえー
 
 
 
「遊びに行こうー。僕のいとこも一緒って言えば、奥さん疑わないから」
 
 
とりあえず和多田達は、ご飯食べに行って、クラブ行って遊んだ。
 
 
 

 

 

 

 

 
 
もちろん、和多田が全額支払いで。。。
 
 
 
こいつ、うまくやってるなーと、思ったが。。。
 
 
 
 
その後、やはり、事件は起こった。。。
 
 
和多田のFacebookに 知らない人からの「いいね」が押されていた。
 
 
 
 
 
それは、キューバでの彼らとの写真や、ギロッポンのキューバディスコでの写真。。。
 
 
 
その「いいね」をした、人物のプロフィールを見たが、顔なしのプロフィール写真しか見れなかった。
 
 
 
誰だろう?
 
 
 
その数日後、フィアンセをゲットしたイケメン僕ちゃんからメールが、きた。
 
 
 
 
「妻が僕の携帯をずっと前から見てたらしく、ゆみと遊んでたのが、バレた。。大げんかになって、追い出された。今この携帯しか、持ってない。。」
 
 
 
それ、みろ。。。
 
 
 
だから見てないはずないって言ったじゃん。。
 
 
その時ふと、Facebookの見知らぬ女「いいね」を思い出した。
 
 
 
 
あの名前は、たしか、日本語ペラペラな方のオバちゃん奥さんだ!
 
 
 
そして。このオバちゃんの奥さんペアは、友だちと言っていた‼️
 
 
 
 
「助けて。。離婚するって言われてるんだ。。
今夜は、道で寝ないとダメだ。。なにも持ってないから。。。」
 
 
 
 
助けるのは無理無理無理
 
 
 
 
助ける理由もないし、100歩譲って助けたら、私が、やばいじゃん。
 
 
 
不倫相手的な感じで。。。
 
 
 
 
「離婚されたら、visaなくなるんだ。。。
ゆみ 結婚してくれる?」
 
 
。。。。
 
 
「visaが、あれば日本にずっと住めるんだ。」
 
 
僕ちゃんは本当に慌てていた。
 
 
 
しかし、それとはうらはらに
和多田はこう予測していた。
 
 
 
そう簡単にオバちゃん奥さんは離婚しないだろう。
 
 
 
 
40代半ばでイケメン旦那をゲットし、会社や家族、親戚に自慢していたと思う。
 
 
 
 
それが、離婚となれば。。。
 
 
 
イケメン旦那に
 
 
「捨てられた」
 
と、思われる。
 
 
 
そして、この先こんなイケメンを手にすることは出来ないだろう。
 
 
なので!
 
「奥さんに誤りな!!  絶対許してくれるから」
 
 
「もし、許してくれなかったら?」
彼は不安げに聞いてきた。
 
 
「絶対許してくれるから」
 
信じられないのか、
 
「もし離婚されたら?」と、また聞いてきた。
 
 
ラテン人が不安になるなんて、よっぽどだな。。。
 
 
「ゆみ、僕と結婚してくれる?」
 
 
。。。。。
 
 
「とりあえず誤りな‼️」
 
そして、このその後、彼からどうなったかのメールはなかった。
 
 
 
和多田ワールド