⭐️サルサダンスを愛しすぎる国 メキシコ コロナなんぞ屁でもないわ‼️ | 刺激だけが私の生きる源。。。

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「1年を半年働き、半年旅に出る」を、繰り返し13年。刺激だけが和多田の生きる力。
男より旅、結婚よりも旅。未知の世界に入れば入るほど、好奇心が止まらない。。。

⭐️サルサダンスを愛しすぎる国 メキシコ
⭐️Mexico city
 
 
 

コロナ感染者数 90万人を超えるとゆうのに
公園でこんなにもたくさんの人が踊ってる‼️
 
マスクをしていない人が多すぎる。。。
 
あのじいさん。。80歳くらいじゃねーの⁉️
 
あのカップルも結構、歳いってそう。。。
 
マスクせずに普通に、踊ってるじゃん。。。
 
コロナに感染することに、恐怖を感じてないのか。。。
 
しかし、すごい数の人が踊ってるな〜💦
 
三密が、どうこうのレベルじゃない。。。
 
和多田は今、メキシコのメキシコシティにいる。。。
 

どうしても、和多田は彼らに質問したくなり、我慢できなくなった。。
 
「コロナ怖くないの?」
和多田はある爺さんに聞いてみた。
 
「コロナなんか、ただの風邪だよ」
 
ただの風邪⁉️
 
爺さん知ってるかい?
このメキシコで、何人コロナで死んでるか?
 
90万人以上の感染者のうち、9万人以上死んでるんだぜ。
 
「もう、コロナは終わったよ」
爺さんは、次に踊るターゲットを探しながら、そう呟いた。
 
なんだと?⁉️
 
コロナが終わった?
 
皆メガネをかけ、マスクをして、フェイスシールドを付けて生活してるんだぜ。。。
 

 
 
和多田の友達の家族は、「スーパー以外は、外に出ない」と、言って4月、いや、3月半ばから自宅にこもっている。
 
  
 

 
そんな警戒してる人々が多いなか、マスクなしで何百人と踊ってる爺さんを彼らが見たら、どう思うだろうか。。。
 
学校も3月半ばから、休みになっている。
もうかれこれ半年以上、子供達は家で過ごして退屈している。
 
「学校嫌い。勉強嫌い」
と言っていた近隣の子供たちは、
 
「学校に行きたい。。勉強したい」と言い始めている。
さすがに半年家にいると、最初は喜んでいるものの、もう気が狂いそうになってるだろう。
 
時はさかのぼり、今年の2月頃 
サルサクラブの帰りの和多田に父から、着信があった。
 
「ゆみ‼️今日本は中国からのコロナとゆう感染病が、広がって大変な事になってるよ。中国やスペインで、どんどん人が死んでるよ!‼️」
 
コロナ?
 
さっきまでサルサを踊りながら、コロナを飲んでた和多田だが。。。
 
 

 
 
はてコロナとは?
 
ほとんどニュースをみない和多田だが、
毎日コロナビールを飲んでいたので、
すぐに頭にコロナと言い言葉が、インプットされた。
 
「メキシコはどう?
マスクしてる?」
 
マスク⁉️
 
誰一人マスクなんてしていない。。。
 
そう日本がコロナで騒いでいた頃、この時は、まだメキシコでマスクをしてる人は誰一人いなかった。
 
その後。。。。
 
10万人
 
20万人
 
30万人
 
最近では1日の感染者数 8000人⁉️
 
どんな事をすれば、1日に8000人も感染するのか?⁉️
 
 

 
日本とメキシコの人口はほぼ同じである。
 
じゃあなぜそんなにも増えたのか⁉️
 
タコスを手で食べるからか?⁉️
 

ハグやキスが多いからか?⁉️
 
「スーパーマーケット 
1家族 1人のみ、買い物可能」
 
「コンビニ 店内3人まで」
 
「入り口と出口は別です。出口からは入れません。」
 
四月からスーパーマーケットは入場規制され始めた。
 
和多田が、買い物をしようと、スーパーに行くと、入り口にマスクをした女の人が立っていた。
 
「こちらで、熱を測ってください」
 
熱を測る?
スーパーの入り口で?⁉️
 
和多田は熱を測られた。
 

あなたは何度です
などの報告もなく、
 
入っていーですよ。
 
だけの合図だけがあった。
 
それを通過すると、
 
「こちらで、消毒ジェルを手に塗ってください」
 
ジェルを持った男の人が、立っている。。。
 
客にジェルを塗る、そのためだけに、1日スーパーの入り口に立っているのか?⁉️
 
「37.6度ありますね。店内には、入れません。」
 
和多田は1度 買い物が出来なかった日がある。
 
追い返された。。
 
熱なんかない。。いたって元気だったのだが。。。
 
あの体温計がおかしいんじゃないか?
朝から晩まで体温計がフル起動してると、体温計もおかしくもなる。。。
 
しかし、熱があると判断されると、店内には入れないのだ。。。。
 
しかし、毎日すごい数の感染者数だな。。。
これは報告されてる人数だけであって、
報告されてない数もかなりあるに違いない。
 
ここメキシコはスラム街や、浮浪者が多い国である。
 
「ゆみー。
明日と明後日の土日は感染者数
8000人を超えると見込んでるから、外出しない方がいーよ」と、メキシコ人の友人からメールがきた。
 
一体どんな予想だ?⁉️
 
金曜日、土曜日、日曜日
いたるところの公園などで、おおぜいの
メキシコ人がサルサやクンビアを踊っている。。。
 

しかし、ホント楽しそうに踊ってるな〜😊
ラテンは陽気って、この事だな。
 
その時警察が来た。
音楽が鳴り止み、警察官と、音楽を流していたメキシコ人が話している。
 
「警察官とおじさん何話してるの?」
 
和多田はとなりの夫婦に聞いてみた。
 
一応、政府が禁止してるらしい。
サルサだけではなく、沢山の人が集まるとゆう事を。コロナ対策だろう。
 
ずっと見ていると、小さいじいさんが、
警察官に何かを叫んでいた。
 
「わしは踊ることをやめんぞ‼️  
何を言われようが踊るからな‼️
何年この公園で踊ってきたと思ってるんだ‼️」
 
警察官が爺さんをなだめるように話している。
 
「しかし、爺さんよ。今メキシコは90万人もの感染者を出しています。こんな密な接し方をしていると、ますます感染者が、増えるんですよ。」
 
爺さんを見ると、
フン‼️っと、鼻をならしている。
 
いる。
 
「コロナで亡くなってる方も、かなり増えてるのが現状なんです。」
 
警察官は、困った顔をしていた。
 
その時、小さい爺さんは、顔を赤くして、最後の力を振り絞るような勢いで、こう叫んだ。
 
「サルサを踊れんくらいなら、もう死んだ方がマシだ‼️」
 
そして傍観していた、おばさんの手を引っ張り音楽無しでサルサを踊り始めた。
 
和多田はある昔の光景を思い出した。
 
和多田のおじいちゃんが病気で、病院にお見舞いに行った時、向かえの爺さんが看護婦や彼の家族に叫んでいたのを。。。
 
「酒が飲めねーくらいなら、死んだ方がマシだー‼️」
 
和多田は、その2人の爺さんは何があっても死なないと思った。。。