⭐️配偶者VISAに利用される女たち 【後半】 | 刺激だけが私の生きる源。。。

刺激だけが私の生きる源。。。

「1年を半年働き、半年旅に出る」を、繰り返し13年。刺激だけが和多田の生きる力。
男より旅、結婚よりも旅。未知の世界に入れば入るほど、好奇心が止まらない。。。

 


 
 
「ねぇねぇ‼️なんでそんな年上の人を選んだの?   君まだ20歳でしょう。
 
 
君くらい イケメンだったら、もっと若くて可愛くて素敵な日本人の女の子をたくさんいるんじゃない?」
 
 
もう失礼を通り越した発言になっていた。
 
 
 
「可愛くて、若い女の子は嫌だなぁ〜。
 
だって、そんな可愛く若い女の子、他の男が奪ったりするだろう。
 
っていうか奪われる危険性があるだろう。」
 

 

まぁ確かにそうだけど。。。
 
 
君くらいイケメンだったら、多分、他の男は奪えないし、奥さんも他に浮気しないよ。
 
 
 
もう一人の彼は日本語がわからないので、退屈そうだったが、黙って横にいた。
 
 
 
その場の状況で、なんとなく、写真みたり、和多田が質問してるので、だいたいの予想はついていたのかもしれない。。。
 
 
 
そして、和多田が、次の質問をしようとした矢先、恐ろしい事を耳にした。
 
 
 
 
「もし離婚されたら、僕日本に住めないんだ。キューバに戻らないとダメなんだ。
 
 
だからブサイクで、歳がいってて、可愛くない方が、そのほうがいいんだ。」
 
 
 
【配偶者ビザのデメリット】

配偶者ビザ最大の難点は、日本人配偶者と離別した場合ビザは無効になる。

 
 
 
 
怖かった。。。
 
 
 
恐ろしかった。。。
 
 
 
何が怖いかって、20歳の男の子が考えることか?⁉️
 
 
 
20歳くらいなら、外見や、恋愛をもっと重視し、親が反対しても、世間が反対しても、それでも一緒ななりたい。とか、もっと熱い情熱のような恋愛をしたがるのに。
 
 
 

 
なんだ。。。その冷めた恋愛感は。。。
 
 
その時アイスクリーム屋さんが、アイスを売りに来た。
 
 
日本語できない方の彼が、アイスクリームを買って私にくれた。
 
 
どこ角度から見てもカッコイイ😍
 
 
 
お前も彼と同じなのか??。。。。
 
 
 
沈黙でアイスを食べた。
 
 
 
空気を読むどころか、彼は話だした。
 
 
 
「お金日本で貯めたいんだよ。で、キューバで、自分のお店したいんだ。
 
 
 
だから、子供作りたくないんだ。お金かかるでしょう。  奥さんが若いと子供出来やすいじゃん。」
 
 
 
。。。。
 
 
恐ろしい。。
 
 
 
ほんな計算も全て考えて、奥さんを選んだ、まだ20歳の男の子が。。。
 
 
 
 
和多田は、恐ろしい気持ちを消そうと、最後の質問をした。。。
 
 
「奥さんのこと、愛してる?」
 
 
 
彼は笑顔になった。
 
 
カッコ良かったです😍
 
 
 
 
「僕が愛してるか、どうかなんて、どうでもいいんだよ。そんな事より、奥さんが僕の事を愛してるかどうかが、大事なんだよ。」
 
 
 
こいつ。。。。
 
 
 
怖すぎる。。。
 
 
 
 
和多田は海外一人旅が、長い。
 
 
 
 
えー⁉️一人で海外バックパッカーって、怖くない?
 
 
 
っと、よく友人に聞かれるが、
確かに、いろんな事件に巻き込まれたが。。。
 
 
 
こいつらの方がよっぽど怖いわ。。
 
 
 
さっきのを、最後の質問にしたかったが、
納得が、いかない。。。
 
 
 
 
和多田は、彼が「愛してる。。。」とゆうと思っていた。。。
 
 
 
とゆうか、言って欲しかった。。。
 
 
 
アイスのコーンの部分を、食べて、もう一度、最後の質問で挽回しようした。
 
 
「君。。。そんな結婚生活で、幸せ?」
 
 
 
 
和多田は最後の力を振り絞って、問いかけた。
 
 
 
 
「幸せだよ。」
 
 
 
きた!‼️
 
 
でかした!‼️
 
 
やるじゃないか‼️ 僕ちゃん😍
 
 
 
彼は笑顔で話し続けた。
 
 
 
 
「だって、国際結婚しないと、一生キューバから出れないんだよ。
 
 
一生貧しい暮らしから、抜け出せないんだよ」
 
 
 
 
えっ。。。。
 
 
 
和多田は度肝を抜かれた。。。。
 
 
その後、もう一人のキューバ人から
何度もメールや電話がきたが、恐ろしくて、返信出来なかった。。。