2位の比嘉真美子に2打差をつけて首位スタートの小祝さくらがこの日も良いゴルフをして6〇ノー△の66として通算-17で今季初V。
「サマタバ2019」についでツアー通算2Vです。
前週はニトリレディースで善戦したものの笹生優花に2打差で敗れていますので、この試合でリベンジできたと言えますね。因みに笹生はこの試合29位T(-4)のフィニッシュでした。
小祝のパットの距離勘が冴えていました。バーディーパットを決めたのもそうですが、この距離勘の良さでパーをいくつも拾っています。
凄い!と思ったのは最終ホールのパーパット。
≒1.5mのかすかなフックライン。TVを見ていて思わず、右に抜ける!と思ったら、カップ直前で下に向きを変えるがごとくフックしました。
これ、少しタッチが強かったら外れて△になっていたところですが、絶妙のタッチで決めました。
なので、-17がキープできたので、これはトーナメントレコード達成というボーナス迄ついてきました。
この試合は因縁がありますよね。2年前には申ジエとのプレーオフに敗れてツアー初Vを逸しています(→「ゴルフ5L2018」)。
一時は古江彩佳が2打差まで追い上げましたが、#17(4)でアプローチがグリーンの段差で戻ってしまうという不運もあり追撃できず、小祝は#15、#16、#17と〇として続伸し、2位Tに終わりました(-11)。同じく-11の2位Tに渡邉彩香。
更に1打差の4位に昨年V(→「ゴルフ5L2019」)のイ ミニョンと比嘉真美子でした。
小祝のパット。
若い選手(黄金世代)にしては、前傾が深めです。
特徴的なのは、リズムとテンポが全く狂わないこと。
長いパットも短いパットもいつも同じ、自分のペースを守っています。
同伴の選手が、短いパットを外していましたが、あれは明らかにいつもよりもテンポが速かったです。
それに距離勘の良さ。ツアー仕様(スティンプ=10.3feet)としては普通の速さで仕上がりも良かったですが、狙い通りの距離勘を出していました。ツアー初Vの時に比べて格段に良くなっているのが距離勘だと思います。
この試合のスタッツで、3日間のパット数は28、27、28で、勿論この試合のランク1位でした。
コース整備も良く、こういうコースでプレーしたいな、と何度も思いました。それだけ裏方さん(キーパーやクルーの方々)は苦労なさってるんだと思いながら、も。
いやー、ゴルフって良いですね。
暑くても気になりません(暑い暑いと言いながら、ですが、何か?)。
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