高齢者の母が住む
実家を丸ごとお片付けをする話はこちら!
実家を丸ごとお片付け!① 親が高齢になってから片付けるメリットを体験!今ここ
実家を丸ごとお片付け!② 高齢者の母の家が散らかる理由はコレだった!!
実家を丸ごとお片付け!③ 洋服編 どれを残してどれを処分する?
実家を丸ごとお片付け!④ タオル編 どれを残してどれを処分する?
突然ですが、みなさんのご実家は
散らかっています?
片付いています?
私の実家は約築50年の一軒家なのですが
めちゃくちゃ散らかっていましてね
たっぷりある収納は
たっぷりと不用品が詰め込まれていて
押し入れと言うより押し込みだし、
隙間があるところに物を入れているので
どこに何があるかわからない
超!無秩序状態なんですよね。
取り出すことを全く考えられていない収納。
でも、この事件をきっかけに一大決心!!
昨日まで元気だった母が、翌日緊急入院?!①~なんか変だけど、決め手に欠ける母の様子~
昨日まで元気だった母が、翌日緊急入院?!② ~まさかの結果と命に関わる教訓~
高齢の母が動きやすく、
なるべく自分のことは自分でできる家作りを
することにしました。
そのためにはまず
家の中にある物を減らさなくては!!
と始めたのは物を処分すること。
家作りのために始めたばかりなのですが
母に思わぬ効果があったんです!
それが
母の若返り。
母は要介護1なので
まだ自分のことは自分でできることの方が
多いのですが
それでも
1人でいる時間が長くなってきているせいか
少し認知が始まっていました。
意識がしっかりしている日もあれば
さっき話したことをすぐに忘れてしまう日もある
そんな状態の母。
でも、お片付けを始めたら
生き生きし始めたんです!!
理由はきっと…
記憶をさかのぼるから。
例えば
母に自分の洋服を1枚ずつ
「取っておくか・捨てるか」
を選んでもらうのですが
ずっとしまってあった洋服を見ると
初めは「これ何??」という顔をして
思い出すのは時間がかかるんです。
でもそのうち
「これは買ったけれど着てなくて…」
「それは、気に入っていた服だわ!」
「1回だけ着たけど着にくくて…」
などその洋服との思い出が思い出されてきます。
それを続けていくと
どんどん母の目に輝きが戻るのには、
私もびっくり。
なんと初めて片付けをした日は
子どもの時以来ずっとやっていなかった
ウサギのりんごを私に剥いてくれました。
どうやら私が小さい頃、
ウサギのりんごを喜んだことを思い出したみたい。
りんごは切り口はガタガタで
昔のようにキレイには剥けていませんでしたが
それでも、自分から剥こうと思って
やってくれたことが嬉しかったな~。
イメージ写真です。
実際はもっとガタガタの切り口でした(笑)
母は、どうして生き生きし始めたんだろう??
と思って調べてみると
お医者さんが
「部屋の掃除が脳に刺激を受けて
認知予防にもなる」
と書いてあるのを見つけて
「やっぱり!」と納得しました。
参考記事はこちら!外部に飛びます
シニアの「部屋掃除」が認知症予防にもなる理由 片付けることで脳も刺激を受ける
確かに
いつも実家へ行くと
初めはボーっとした目をしているのに
一緒に片付けをして帰る頃には
以前のようなしっかりした目になって
「自分の家の方は大丈夫なの?」
「気を付けて帰りなさいよ」
と私の心配ができるくらいになるんですよね~(笑)
実は20年くらい前に
実家の片付けをしたことがあるのですが
その時は、
「捨てる・捨てない」で母とケンカになって
終わったこともありました。
父母も物を捨てるのを嫌がってたから
全然進まなかったし(笑)
でも今回は
どんどん手放すのが進むのも大進歩。
これはチャンス!!
ということで
「実家丸ごとお片付けプロジェクト」
開始です。
《関連記事》
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