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喰らうオーディオ!!!

オーディオの、オーディオマニアによる、ピュアオーディオのためのブログ。


1月のメグ・ジャズ・オーディオ愛好会に行ってきました。

喰らうオーディオ!!!-fl1


今回はトライオード特集でした。

トライオードというメーカー
私はカインとかオーディオスペースと一緒で中堅の中華系の真空管アンプメーカー
程度という誤った認識でした。

ところがよくよく話を聞いてみると社長の山崎さんは
JRを務めていたオーディオマニアで勢い余って起業したみたいです。
それが1994年ですから時代背景考えると凄いです。


製造は中国で企画、設計は社長の山崎さん自身で行っているとのこと。
この辺、元JRの車掌さんとは思えない戦略的なオーディオメーカーです。

ちなみに最近だとハイエンドのBMCなんかも中国ですし
やろうと思えばかなのレベルまで出来るようですね。

このあたり商売っ気が強いというよりも
手ごろな価格で良い音を提供したいという気持ちが強いから
というのが社長と話した印象ですね。


最初に視聴したのはruby
喰らうオーディオ!!!-ruby
6万のプリメインとはという驚きの鳴りっぷり、
アバンギャルドの能率が高いこともありいい感じでした。

サイズ的に低域のエネルギーが薄いのですが、バランス的には結構好きです。

TRX-M300はリッチでまとまりのある音です。
喰らうオーディオ!!!-M300B1
残念ながら本日の真打は価格も下のアンプだったのですが。


その会場でも私的にはずば抜けて良いと感じたのはTRV-845SE
喰らうオーディオ!!!-845
圧倒的な躍動感があり、音楽を聴く楽しみがあります。


雑誌での評価も高くいくつか受賞していますね。
あまり参考にならないのが雑誌の評価ですが
これは確かに素晴らしいアンプだと思います。

家に帰って自宅の音を微妙に感じるのは久しぶりです。
あぁ~欲しい、欲しいっすよ。このアンプ。
頑張れば買える金額なのが諦めが訊かずまた心憎い。




ちなみに最近ゴールドムンドの代理店を担うことになったので
ムンドの音の秘密をアンプの設計者としてどう捉えているか聞いてきました。

そもそもムンドは基本的な設計・製造をヨーロッパの腕のあるメーカーに
委託しています。
そうすると当然如何にしてムンドの音に仕上げるかが気になるところです。


回答としては
「電源、ドライバー、筐体」
の三点で音が決まるとのこと


ドライバーとはデジ、アナの出力段のことらしいです。

言われてみると「あぁやっぱりね。」というのが私の印象。
みなさんはいかがでしょうか?


ちなみに今年にもう一度トライオードのイベントを実施する予定です。
興味ある方は吉祥寺MEGまでいらっしゃるのをおすすめします。



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PSオーディオ PerfectWave Transport PCトランスポートレビュー 後編
喰らうオーディオ!!!-fi
CP(新品)   ★★★★★
CP(中古)   ★★★★★
デザイン    ☆☆☆
手放せない度 ☆☆☆☆☆

※基本ざっくばらんですが、星の評価基準はこちら


前回の続きです。

スペックや製品の特徴は前回紹介したとおりです。
実際に使ってみるとポテンシャル高いなと感じたので
その過程を紹介します。


まず、Perfect Wave Transport(PWT)の接続形式ですが
喰らうオーディオ!!!-bk

同軸、バランス、光出力のオーソドックなところに
プラスしてHDMI端子で有名なI2Sがあるところが特徴です。

音楽信号とクロック信号を別々に通信するそうで
音がよろしいとのことです。

しかしながら、I2S通信は同社のPerfectWave DAC
もしくはフィデリックスのカプリースぐらいです。


両DAC方とも持っていないので、実力のほどは不明です。

この手の独自通信規格による接続は時々みられますが
好きなコンポの組み合わせで利用するのが趣味性だと
思うので簡便して欲しいですね。


で、同軸とバランスの比較は行ったのですが
あまり差を感じないですね。


好きなケーブルと受け手側の機器との兼ね合いで決め手
良さそうです。


次に行ったのがクロックです。
インフラノイズのCRV-555を利用して外部クロックによる
リクロックを行いました。

これは超絶効果がありました!
ピントがビシっと決まり、元々の情報量の多さと
あいまってハイレゾ再生のような濃密リアルな再生が
実現します。


これならばハイエンドレベルのトラポとして
通用するのではないかと思います。

試してないですけど・・・P-0 はそのうち比較したいですね。



さらに、足元も対策しました。
再生中も結構ドライブが作動しており振動しているから
でしょうか?

SAPのリラクサ1はかなり利きました。
そもそもSAPのリラクサが良いアクセサリーだと思うので
オススメです。

という感じで
JADIS(ジャディス)のJD-3の艶っぽい音質も捨てがたいの
ですがしばらくはリファレンスプレーヤーとして
君臨しそうな感じです。
喰らうオーディオ!!!-タッチパネル2タッチパネルの使い勝手はイマイチなのが残念。



<その他プレーヤーレビュー>
PSオーディオ PerfectWave Transport PCトランスポート 前編
audio-gd DAコンバーター NFB-8
Soulnote(ソウルノート) dc1.0
JADIS(ジャディス)JD-3 DRIVE


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PSオーディオ PerfectWave Transport PCトランスポートレビュー 前編
喰らうオーディオ!!!-fi
CP(新品)   ★★★★★
CP(中古)   ★★★★★
デザイン    ☆☆☆
手放せない度 ☆☆☆☆☆

※基本ざっくばらんですが、星の評価基準はこちら


2012年最後に導入した大型新人です。
JADIS(ジャディス)のJD-3に大きな不満を感じていたわけでは
ありませんがピックアップの寿命の問題もあり白羽の矢が
立ったのがPerfect Wave Transport(PWT)です。

何といっても原理が優れているため気になっていました。


その原理的には
1.CDをリッピング
2.メモリーに一度データを蓄積
3.デジタル信号をDACへ送り出し
って感じです。


えーっと、つまりPCオーディオと一緒です!


というか売り方がずるい商品とも言えそうですが
ぱっと見ハイテクなCDトラポですが
その実はPCだったりします。


借り物画像ですが、中身はこのとおり。
喰らうオーディオ!!!-in



トレーがやたらチープだったり。
(汎用のDVDドライブだそうです。)
喰らうオーディオ!!!-トレー

操作にタッチパネルを採用しているのも。
喰らうオーディオ!!!-タッチパネル


PCだからなんです。


OSはリナックスベースですのでサクサクな動作の上
電源のオンオフもスムーズで確かにPCを感じさせない
高い操作性です。

若干リモコンとタッチパネルの反応が悪いぐらいが
微妙な点ですね。

リッピングソフトもPCオーディオでおなじみの
EACをモデファイしたソフトを使っている模様です。

再生ソフトに関しては謎です。

筐体はなんともいえないクオリティですが
鳴きのない素材なので一応考慮されているのかもしれません。


そう考えると定価30万という値段が高いか安いかですが。
PCとして考えるとそりゃ高いです。

ペアとなるDACはマイナーチェンジされていますが
本製品は出されていないことからも
製品としての完成度も高いと言えそうです。

おそらくソフトの開発に金が掛かっているんでしょうね。


肝心の音ですが。

特に対策しないと普通ですね。
確かに情報量が多いですけどそこまでって感じです。


エソテリックのP-0と比較された方が
イマイチと評してましたが確かにハイエンドに
肉薄する実力があるとは到底思えません。


しかし、
使いこなしを進めると
これまた次元が違ったのであります。


その続きは下記に記載しました。
PSオーディオ PerfectWave Transport PCトランスポート 後編


<その他プレーヤーレビュー>
PSオーディオ PerfectWave Transport PCトランスポート 後編
audio-GD DAコンバーター NFB-8
Soulnote(ソウルノート) dc1.0
JADIS(ジャディス)JD-3 DRIVE



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KINERGETICS RESEARCH KPA-2プリアンプレビュー
喰らうオーディオ!!!-flont
CP(中古)   ★★
デザイン    ☆☆
手放せない度 

※基本ざっくばらんですが、星の評価基準はこちら

喰らうオーディオ!!!-logo
社名の読み方も良くわからないのですがw
たまにはプリでもということで安かったので買いました。

謎のメーカーですがRFエンタープライズが輸入代理店だったようなので。
ちょっと期待できるかなと。

どうやらアメリカのメーカーらしくCDプレイヤーとかDAC内蔵プリなど
が製品として多いようです。

本製品の情報はほとんど無くほとんど勘ですが
製作は90年前後でおそらく定価20-30万円程度かな~という印象です。

電源は別筐体ですがサイズが微妙でデザイン面や置き場所に困りますね。
喰らうオーディオ!!!-電源


背面みると左右独立の構成です。フォノおよびバランス入出力は無しです。
喰らうオーディオ!!!-bk

中身を空けるとメッチャシンプルです。
喰らうオーディオ!!!-in

見た感じ特別なパーツが使われている様子は無いですね。
喰らうオーディオ!!!-in2


ボリュームやセレクターの感触も軽く安っぽいのが
いただけないですね。


肝心の音ですが。

良く言えば、闊達でパワフルなアメリカンサウンドって感じです。
悪く言えば、大味で曖昧な定位で雑味を感じるサウンドで。

ないっすね。




<その他アンプレビュー>
PLINIUS CD-LAD
Accuphase(アキュフェーズ)  プリメインアンプ E-305

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12月のメグ・ジャズ・オーディオ愛好会に行ってきました。
$喰らうオーディオ!!!-12月

12月のメグ・ジャズ・オーディオ愛好会はフェーズメーション特集です。

いつぞやに超弩級の管球式モノラルパワーアンプ(MA-1)の
イベントを本会で行ったのですが行きそびれました。

元々本業はメーカーらしく従業員数100名を超え、ISO14001取得や新卒採用も
行っている地味に立派な企業です。


最初に音が出た際にはシステム構成確認していなかったので
普段のメグの音とあまりに違うため驚きました。


ベストポジションで聞けなかったので定位や音場は謎ですが
もう~とにかく音質が良いですね。

そして、もう~とにかく値段が高い機器ですね。



トラポが150万、カートリッジ30万、
パワーがペアで500万円って・・・国産とは思えん



ともあれ高価すぎて欲しくもならないのは有難いと言えば有難いです。


今回は知人を連れて参加したこともあり途中で退席したのですが
後ろ髪引かれる音質でした。

機会見つけて一度視聴室に伺いたいです。


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