喰らうオーディオ!!! -6ページ目

喰らうオーディオ!!!

オーディオの、オーディオマニアによる、ピュアオーディオのためのブログ。

11月のメグ・ジャズ・オーディオ愛好会に行ってきました。
喰らうオーディオ!!!-全体


今回の主役VIVLABのトーンアーム『Rigid Float/H』です。
喰らうオーディオ!!!-arm

(製品の詳細はこちら


何といっても大きな特徴は、ドーナッツ形の磁石に磁性流動体をコーティングしてフロートされたアームです。
なんのこっちゃって感じですよね。。。

イメージ的には浮き輪(磁性流動体)の真ん中にアーム串刺しにしたボール(支点)を通している感じらしいです。

アームもキャビネットに固定する必要が無い構造で斬新ですね。

価格は30万円・・・高いっす。
部品は基本削りだしって、そりゃ高くなりますよね。


今回は比較対照として割を喰らったSMEです。
喰らうオーディオ!!!-SME3010あたりですかね?

デザインは超クールですね。惚れ惚れとする機械美があります。


肝心の音ですが。
カートリッジも含め全て共通だから本当に言い訳できない状況で比較しました。

ちなみにプレーヤーはガラード301、カートリッジはDENONの103です。
喰らうオーディオ!!!-gara-do


Rigid FloatはSMEと比較して付帯音が少なく、
定位が抜群によく実にハイファイな印象。

SMEには悪いですが桁違いに音が良いです。

私はアナログはやらないと心に決めてる人なので
ときめきませんでしたがアナログ派の人は心揺れてる感じでしたね。


CDとの比較も行いました。
会場だとアナログの方が好意的でしたが私はCDの方が好印象でした。

アナログの方が迫力と鳴りの良さを感じますが
繊細な音の表現はCDのほうが上だと思います。

PCとの比較だとお互い良いとこ出し合ってどっちも良いねって感じでした。

今日一番のレコードは凄かったですけどね!
音の躍動感や花火のように舞い散るシンバルの様子に会場も沸きあがってました!!


ああいうのは我が家にはない音ですね。
素晴らしかったです。

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日本初 PLINIUS CD-LAD の内部公開します!
喰らうオーディオ!!!-up2

ということで。タイトルはタダの煽りですけど。
平行輸入の製品でおそらく誰も使ってないであろう
我が家のプリの内部を公開します。

日本で当ブログのみの情報なのは間違いなさそうですが
誰にとって得なのか?と言われれば謎です。

きっかけはボリュームのネジが緩みぐらつていたので
ついでに内臓見てやろうという流れです。

最近はマニアとしての悦に入り方のレベルが上がりまして
「プリは回路見て楽しむ」なんて救いようのない感じです。


ということでオープン!
喰らうオーディオ!!!-up1

基盤は一枚構成です。
複数基盤の方がロスする可能性が低くなるのですが、
音質面で接点の増加を嫌って行うらしいですね。

基本的に上位機種と同一の回路設計なのでって話もありそうです。

画像の左側から、電源部、出力部、入力部となっており、
バランス設計っぽい綺麗なシンメトリーを基調としています。


喰らうオーディオ!!!-cond
やたら目立つコンデンサがInfini-Cap(インフィニ・キャップ)です。
アメリカのオーディオファイルでは音が良いことで有名らしく、
日本でも一部の自作系マニアの間で知られる逸品らしいです。

ただしハンドメイドで大変高価です。
私のプリの1.0μFで3800円/個ですので、6個だと中々ですね。
入力が3系統と少ないのはコストとの兼ね合いなんでしょうね。


ちなみに同社の社長がこちらです。
喰らうオーディオ!!!-americanザ・アメリカン


喰らうオーディオ!!!-vol
ボリュームは安心のアルプス製です。
ちなみにノブはシンプルなデザインですがアルミの削りだしです。
そこまで高級感のある感触ではないですけどね。


喰らうオーディオ!!!-output
入力出力のセレクターはリレー制御でパーツはシーメンスです。


喰らうオーディオ!!!-dsp
プリの型番があるので恐らくDSPだと思うんですけど。
イコライザーや逆相あたりのコントロール機能の信号変換をやっていると憶測してます。
ラインアンプなのでフォノは無しです。

喰らうオーディオ!!!-denngenn
プリとしてはしっかりしたトロイダルコアとコンデンサで構成されています。


ということで、偶々気に入って使ってたプリですが
良く見ればちゃんと仕事している製品と言うことがわかってなによりです。


ついでにイベントの告知です。

【メグ・ジャズ・オーディオ愛好会のご案内】11月24日(土)19時~

場所:ジャズ喫茶メグ
武蔵野市吉祥寺本町1-31-3
TEL:0422-21-1421

今月はオーロラサウンドの唐木様、(http://www.aurorasound.jp/)
VIVラボラトリーの秋山様をお迎えし、(http://www.vivaudiolab.com/)
話題のLCR型フォノイコライザーと世界初のオイルフロートアーム
「リジドフロート」+VIVLABオリジナルヘッドシェルで新時代のアナログを
徹底的に聞き込みます。

さらに本会初のアナログ盤→PCオーディオ→CD盤の試聴も行います。

詳細はこちら



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東京インターナショナルオーディオショウ2012へ行ってきました
喰らうオーディオ!!!-東京国際フォーラム
今年も行ってきましたよ。東京インターナショナルオーディオショウ!
最近はめっきり新製品に興味がうすく一番感動したのが
東京国際フォーラムの建築空間の美しさって感じです!


でも、それだとオーディオブログとして成立しないのでちょっとはオーディオのこともレビューします。

喰らうオーディオ!!!-YGアコースティックス
YGアコースティックスの音場感はすばらしいですね。
クリアでどこまでも広がるような音です。


喰らうオーディオ!!!-IMG_0497

毎年同じこと言ってますがLansche Audioのスピーカーのプラズマコロナツィーターは素晴らしいです。
高いから買えないですけどMAGICOと並んで本当に欲しいスピーカーです。


喰らうオーディオ!!!-オーディオマッシーナ
オーディオマッシーナのPURE Systemは今回聴いた中では一番良かったです。
小型のトールボーイとは思えない素晴らしい音でした。

デザインがネタとしか思えないレベルで460万円って
ほとんど罰ゲームでしかない買い物のような気がしますが音は本当に素晴らしいですね。

メインのユニットがフォステクスなので日本メーカーも是非ハイエンド界に通用するスピーカーーを協力して創って欲しいです。


$喰らうオーディオ!!!-フォステクス
実は今回の一番の目的は麻倉先生に会いに行こうということでした。
CONEQを個人としては日本初のユーザーとして利用した情報通の先生に他にいいものないか聞くべくいってきました。


結論は大きな収穫は特に無しって感じでした...orz
メーカーの人のブースでは言える部分が少ないって話かもですけど。

ちなみに先生の最近のオススメはUSBケーブルらしいです。スープラとか。


フォステクスの音ですがなかなか気持ちよかったです。
はっきりいって駆動系のアキュの音が好みではないのですがハイレゾのワルツフォーデビィは超ご機嫌で良かったです。


喰らうオーディオ!!!-HP-A8
ついでに?新製品のDAC(HP-A8)の開発者に色々話し聞いてきました。
10万円未満では評価が高いらしく、DACに関しては圧倒的に最新デバイス優位と疑わない小生としてはどういう視点で開発しているのか気になってました。

聞いたのは下記です。

Q:DACのチップおよびそれを選んだ理由は何やろか?
A:32bitのAK4399や。理由はチップにあるローパスフィルターを独自に設計できるチップを探しとったため。

Q:フィデリックスのカプリースとか競合他社の製品は意識しまっか?
A:競合他社製品は基本意識しておらへん。オノレ達の音造りするだけや。

Q:ヘッドフォンアンプ機能があるのはマーケティング上の理由からやろか?
A:どちらかちゅうと設計上の親和性の高さからや。

Q:DSD、PC、ネットワークやらなんやらフォーマットの違いによる優位性は感じまっしゃろか?
A:扱う情報量が同一なら基本的には好みの範疇と感じておるんや。


とまぁ実際は標準語でのやりとりでしたが、少なくともフォステクスはのびのびと開発しているような印象です。



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JADIS(ジャディス)JD-3 DRIVECDプレイヤーレビュー
喰らうオーディオ!!!-fl01

CP(中古)   ★★
デザイン    ☆☆☆☆
手放せない度 ☆☆☆☆

※基本ざっくばらんですが、星の評価基準はこちら


導入したのは結構まえですけど、最近メインのCDトラポです。
PCオーディオはMacが壊れたとか買い換えたMacのG5の音が悪かったとか紆余曲折あって
使い勝手やらなんやらがめんどくさい・・・


という話と
どうしても音の情報量は出せても
音楽性や艶のような音色が出てこない。
という音質上の壁があって現状CDトラポでって流れです。



喰らうオーディオ!!!-fl02
今回のJADISのJD-3ですが
要はJADISのアンプが気に入ってたまたまヤフオクにプレイヤーが出てきたから買ってしまったという・・・
マニアの悪い流れの購入ですね。


喰らうオーディオ!!!-up01
見た目は気に入ってます。
つや消しブラックの精悍な顔立ちです。
シャーシも上から見ると四角ではなくて意匠を利かしています。

見たとおりトップローディングです。
厚手のアルミを手動であけるとこんな感じ。
喰らうオーディオ!!!-in01

スタビライザーは樹脂性で軽いです。価格的に金属でほしかったですけど。。。
ちなみに画像にあるカーボンのCDに重ねるタイプのスタビライザーを併用してます。
純正のごとく見た目はマッチしてクールです。効果は別にって感じです。


ピックアップは調べてないので謎です。
喰らうオーディオ!!!-in02
90年代後半ぐらいの製品なのでその気になればまだ手に入るはず。


画像にはないですが内部構造はトラポ部分がスプリングでフロートされております。
ここら辺は高級機ならではのこだわり。

現在はされにリラクサのSAP(マグネットフローティングボード)で浮かしてます。
これはSN比が一気に上がって効果覿面でした。
新品は高価なためCP微妙ですけど中古なら買いだと思います。



肝心の音ですが。

勢いで買った割りにいい感じ鳴ってくれています。
情報量はPCオーディオにかないませんが、音の粒立ちというか滑らかで非常に心地良い音色です。この辺の音造りが巧みさがCDトラポの良さかなと思ってます。


トラポとしてはPSオーディオのPerfectWaveTransportが気になるところですが当分の間JD-3で行きそうです。


DACは微妙でした。
よく言えば聴き易い音なんですが情報量や分解能が低くメリハリが無い茫洋とした音です。ここは年式考えるとしょうがない所でもありますが。


ということで完全にトラポとして絶賛稼動中です。
この後下流でクロック(インフラノイズ)⇒CONEQ⇒DAC(audio-GD)となってます。


<その他プレーヤーレビュー>
audio-GD DAコンバーター NFB-8
Soulnote(ソウルノート) dc1.0

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CONEQイコライザーレビュー その2
喰らうオーディオ!!!-CONEQ fl
<前回のブログ>
CONEQイコライザーレビュー その1


さて、前回べた褒めしたCONEQですが
欠点がまるで無かったわけではないです。

つなげた時点で感じた欠点をいまさらながら上げておくと
・音色に変化があり温度感が下がったこと
・音質的に固さを感じること

です。


これに対して考えられる要因としてはざっとこんな感じ。
・CONEQもしくはAPEQ-2pro DIOの持つ音質
・イコライジングし周波数特性が変化したため
・バランス接続もしくはケーブルの音質


で、今回は3点目のバランス接続ケーブルに関して試行錯誤しました。

主観ですが悪さしているのは、
ケーブルにあるなぁって当初から感じてたからですね。

我が家ではバランスケーブルは申し訳程度にしかなく
こと安価なオルトフォンの音の微妙さがモロに出ていた印象なので調整できるはずという思惑があったのです。

元々我が家ではバランスケーブル自体がほとんどなかったので
新たなケーブル導入に踏み切りました。
(110Ωじゃないので厳密に言うとデジタルケーブルとしてはアウトですが・・)


導入したのはこちら。
喰らうオーディオ!!!-BELDEN
ご存知ベルデンの83335Eという軍規格のケーブルを利用した製品です。
WAGNUSという店舗の商品です。
http://wagnus.exblog.jp/


某氏のオーディオ雑誌で言えないオフレコ推薦という経緯でその存在を知りまして、
1万円程度と安いし、これでいっか的なノリで購入しました。


肝心の音ですが

クリアでワイドレンジで言うことなし。って感じです。

オルトフォンでは気になっていた音の硬さも改善しました。
素晴らしきCPです。
まぁでも正直ケーブルはこれぐらいの値段であって欲しいものですけど。



当初の目論見であった欠点に関しては
・音色の温度感は全く戻せず
・音の固さは概ね改善

という成果でした。


これは別途アプローチが必要ということで次回の課題ということですね。



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