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喰らうオーディオ!!!

オーディオの、オーディオマニアによる、ピュアオーディオのためのブログ。

RealSoundLab(リアルサウンドラボ)APEQ-2pro DIO CONEQイコライザーレビュー その1
喰らうオーディオ!!!-apec 2pro DIO
CP(新品)   ★★★★★
CP(中古)   ★★★★★
デザイン    ☆☆☆
手放せない度 ☆☆☆☆☆

※基本ざっくばらんですが、星の評価基準はこちら


つい先月CONEQのイベントに参加して「いつか買うと思います」って
言ったのですが、早速買っちゃいました!!


電光石火の勢いで買った理由をあえて挙げますと

・ハイエンドマニアへの実績多数で性能は折り紙付き
・一般向けの廉価モデルの商品化は遠い
・偶然中古で手に入る機会があった
・凄い欲しいから


と8割がた4番目の理由が決定打で買いましたw

メーカー説明のイベントにがっつり参加しておきながら
公然と中古でゲットするのもどうかと思いますが
お金もないし背に腹はかえられませんよってことで(汗)


あらかたCONEQの概要はブログで書いたのですが
ちょろっとだけ説明するとスピーカー補正型のイコライザーです。

従来の音場補正ではなくスピーカー補正として
リスニングポイントではなくスピーカーシステムの特性を
面として測定の上、補正することを主眼としている点。

音圧主体の測定ではなく、位相(タイムアライメント)の問題を
考慮の上補正している点。

が革新的なんだと思います。
詳細はメーカーページ見てください。


■導入に関して
本来だとメーカーの方に測定を依頼しないと
そもそも使えないのが本機の弱点です。

ところが今回お譲り頂いたユーザーの方は
測定ソフトの永久ライセンスおよび測定推奨機材一式を
持っている猛者でしたのでお願いしました。

喰らうオーディオ!!!-sokutei
測定は右端に見えるとんがったマイクで行います。

喰らうオーディオ!!!-sokutei kekka
測定結果がこちら。

100Hz以下がだれ下がりで、60と130Hzあたりに大きな谷がある特性でした
あとは最高域が下がっているぐらいで比較的フラットな特性っぽいです。
聴感上も中低域以下の薄さは感じていたので納得の結果。

しかし、測定結果を画像でもらっておくべきっだったなぁ~orz
そして測定結果を元にソフトウェアで最適化して出力します。


肝心の音ですが



That's Great!CONEQ!!

としゃべれもしない英語が飛び出すほどの効き目でした。



もう少し具体的に説明すると大きな効き目は3点です。

●音場感が凄い
元々スピーカーは消える音の鳴りかたでしたが
より一層空間に溶け込むと共に音場感が広がりました。
低域を厚くしたのでその効果もあると思います。

●定位が半端なく明瞭
元々定位は良いほうだったはず・・ですが、
以前の定位が茫洋と感じるぐらいにビシッと決まります。

●音にキレが生まれる
結構不満があった金管系の音の鳴りっぷりが改善。
これはイベントでも体感した内容ですね。



とまぁ大型補強した甲斐があったぜ!という効き方でした。

次回以降、専用のイコライザーソフトによる使いこなしや
デジタル接続orアナログ接続の比較などもおいおい
やっていきたいと思います。



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ハイエンドオーディオショウ2012にいってきました。
喰らうオーディオ!!!-vilabo

ちょっと気になったブースをレビューします。

冒頭に画像はVIラボのフラッグシップevanui signatureです。

特注のフルレンジの大型ユニットです。
実に個性的な見た目でミギーを彷彿とするのは私だけですかね。

音はなんと言うか良いですねw
家に置きようがないデザインなんで全く欲しくないですけど。



喰らうオーディオ!!!-GPC-TQ
こちらはボルトアンペアのクリーン電源GPC-TQです。

有名な信濃電気のGPC-1500が母体となっているようです。
どうやら信濃電気の価格が跳ね上がって、代理店していた同社が
多少改良してGPC-1500の開発者に依頼の上新商品を他ブランドで創ったようです。

肝心の効き目ですが、デモでは超効いてましたね。
ノイズが消えて、音が整理されてハイファイになった感じです。

製品の特徴としては他のトランス系の電源と比較して
音が甘くならず、かつクセが乗らないようです。
機体もコンパクトなのが良いですね。



喰らうオーディオ!!!-ippin
こちらは逸品館のブースです。
大阪が本拠地の同店舗がなぜ大々的な予算をかけて
東京に打って出ているのかは謎ですが音はすばらしかったです。

特にMAGICOのQ5が素晴らしかったです。

ブースでの説明そのままですけど。
ハイエンドのスピーカーにありがちな良い音だけど冷たい音ではなく、
ハイエンドでありながら暖かい音のするスピーカーです。

エンクロージャーはアルミと真鍮、
ユニットはカーボンと工業製品の極みのような素材なのが不思議です。

ちなみに価格は450万とこれまた音が良くても
少しも欲しくならない不思議な値段です。


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Esoteric(エソテリック)  MG-10 スピーカーレビュー

喰らうオーディオ!!!-MG-10 FL

CP(中古)   ★★
デザイン    ☆☆☆
手放せない度 

※基本ざっくばらんですが、星の評価基準はこちら

久々のスピーカーレビューです。
導入するのが面倒なのであまり自宅で聴いていないジャンルなのですが
そろそろ本腰を入れて次なるスピーカーを検討しているので
ちょいちょいレビューをしたいと思います。

さて、今回はエソテリックのMG-10です。
製品の特徴としてはマグネシウム振動板を全面採用している点です。
企画エソテリック製作はタンノイが担当しており、同ブランドのスピーカー
と言ってもOEMということになります。

デザインは中々優雅な見た目でDALIのヘリコンあたりと同様に実物見ると
仕上げの良いですが、40万円という定価を考えると重量も軽いのでちょっと
不満が出そうなレベルかもしれません。
喰らうオーディオ!!!-MG-10 BK独特なSP端子。カッコイイけど使いにくいです。



で、肝心の音ですが。

これは40万円のブックシェルフとしては駄作だと思います。

根本的に、高域と低域のつながりが悪く感じます。
定位があまりよくなく、バスレフというか箱鳴りがして
中低域に変な付帯音があります。
高域は独特の煌びやかさがあり美しいです。



とまぁ中古や当時の販売価格が総崩れで割安で手に入るのも納得。
定価40万ではなく、定価20万のスピーカーだったらこんなものかなと思います。

当時のオーディオ評論家の特選評価の記事を読むとSPスタンドが純正じゃないと
実力が出ないという言い訳高説がありました。
それはちょっと苦しいだろ!というのが聴いた印象。
良いスタンドを使わないとブックシェルフが消えないのは事実だと
思いますが・・・


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9月のメグ・ジャズ・オーディオ愛好会に行ってきました。
喰らうオーディオ!!!-fl

今月はイコライジングによる周波数補正と位相補正で
数々のスタジオやマニアが導入に踏み切った話題の製品
CONEQパワーイコライザー(http://realsoundlab.jp/index.php)
の視聴がメインです。

喰らうオーディオ!!!-coneq

■なぜかラトビア製
発明者は数学者かつ録音エンジニアかつチェロ演奏者らしい
ラトビアは旧ソビエトの中でハイテク関連の
開発を担っていて、それがバックボーンになっているとのこと。


■そもそもプロ向け製品
詳しい技術的特長はメーカーサイトでご確認頂きたいですが要は
測定方法と解析プログラムが革新的ですという製品のようです。

オーディオマニアとして重要なのはそんなことより、
プロ向け製品だから使い勝手とかどうなの?

ってところだと思います。
結論から言うと問題になるのは測定が自分でできず
業者の方を呼ばないと出来ない点です。


■測定は業者の方しか出来ず
スピーカーはもちろん、パワーアンプ交換時も出来ればと言うことらしい。

一端測定データを測定すれば、PC経由にはなりますが
超緻密にイコライザーによる設定がユーザー側で可能です。

一回の訪問測定は交通費別で3万円~となり、地方や頻繁にシステム変更が
あるマニアは厳しいっすな(汗)
という印象。


当日のシステムは下記のとおり、

プリはKRELLのKSL
喰らうオーディオ!!!-krell ksl

トラポがSTUDERのA730
喰らうオーディオ!!!-studer A730

DACがMYTEK DIGITAL 192 DSD DAC
喰らうオーディオ!!!-dac実はこれがまた凄いです。



肝心の音ですが
これは脱帽の一言!

音はリッチになりキレが出ます
ボーカルは艶っぽく、生々しくなります
ピークの歪みっぽい部分も滑らかに。

これまでハイエンドマニアを中心に
「200勝1敗の訪問実績」とのことが
伊達ではない効きっぷりです。

当日も誰一人として異論のでない
ぶっちぎりの正統進化と言えると思います。



これは欲しい!!

いや、買うと思います。
ちょっと高いけど、いつかきっと・・・。



導入実績の詳細を確認すると
低音に悩むマニアはもちろんのこと、既に完成度の高いシステムへの
導入も有効とか。

SPの種類も問わず、マルチやフルレンジ、2way、コンデンサー型など
あまり関係なく通用する模様。

現在の弱点は、周波数特性が48kHzまでしか対応していない点です。
その内はハイエンド向けの製品をリリース予定とのこと。


ちなみに、本格的なコンシューマー向けや廉価版モデルの開発予定は
ないとのこと。

この会社のビジネスモデルはスタジオ向けへの販売とメーカーの
AV製品の開発向けに測定情報を知的財産として提供しているらしいです。

ケンウッドへのミニコンポへの例など、開発されたSPの特性を元に
最適化したイコライジングデータを提供するというものです。

特に薄型TV業界などは近年の超小型化によってSP設計にとっては
不条理なまでの条件になっているので大手メーカーからの引き合いが
あるとのことでした。



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【メグ・ジャズ・オーディオ愛好会のご案内】9月22日(土)19時~
喰らうオーディオ!!!-coneq1

今月はイコライジングによる周波数補正と位相補正で
数々のスタジオやマニアが導入に踏み切った話題の製品
CONEQパワーイコライザー(http://realsoundlab.jp/index.php)
の視聴がメインです。


これまでにAVアンプを中心に音場補正システムは
出てきてますが、ピュアではアキュがちょっとやっているだけで
ほとんどのマニアが導入に至ってません。

その辺、ハイエンドマニアの導入実績目白押しの本機の実力は
気になるところ。

価格は20万強で高い・・・って感じですが!

●ケンウッドもミニコンポに採用
http://realsoundlab.jp/lic/news_jvcken_k531/


これって廉価な商品企画もあるかも?
という期待も含めて直接聞いてきます。


■日時:9月22日(土)19時~
■場所:吉祥寺 ジャズ喫茶メグ
武蔵野市吉祥寺本町1-31-3
http://www.meg-jazz.com/

■第1部(19時00分~20時30分) CONEQパワーイコライザー試聴
 イコライジングによる周波数補正と位相補正での音質改善!
 納得するまで徹底追及しましょう。

■第2部(20時45分~22時00分) NVSサウンド 各種ケーブルの試聴
 イコライジングで追求した音質をさらにNVSケーブルで
 どこまでどう追い込めるのか挑戦。
 試聴ケーブル候補 Copper1,Copper2,Copper3シリーズ
 およびSilver1,Silver2,Silver2 SE


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