喰らうオーディオ!!! -8ページ目

喰らうオーディオ!!!

オーディオの、オーディオマニアによる、ピュアオーディオのためのブログ。

audio-GD DAコンバーター NFB-8
喰らうオーディオ!!!-audio-GD NFB-8 fl
CP(新品)   ★★★★★
CP(中古)   ★★★★★
デザイン    ☆☆☆
手放せない度 ☆☆☆☆

※基本ざっくばらんですが、星の評価基準はこちら



ブログの更新頻度と裏腹に実は結構オーディオやってるよ!
ってことで久しぶりにマイシステムの変更機器をレビューします。

長らくDACは自作系のDACを愛用していたのですが
性能面はともかく価格面で折り合いが着かずで
遂に導入したのがaudio-GDのNFB-8です。

そらもう爆発的にコスパが良いです。

audio-GDは中国のガレージメーカーで
詳細は不明ですが海外でも結構評判になって
いるらしく、ネットでも一部マニアの話題には
なっている模様。

本機も所謂中華DACですが、一般的な小型のそれとは異なり
中国4000年の歴史を感じるレベルの物量投入型です。
まぁDACの歴史は30年程度ですけど。


喰らうオーディオ!!!-audio-GD NFB-8 innall見よ!この部品群!


回路が解る人が見ればあれっ?て感じもあるようですが
デュアルモノの整然とした基盤は目を引くものがあります。

ちなみに大量にあるコンデンサーは香港メーカーの
オーディオグレードです。

DA変換部分
喰らうオーディオ!!!-audio-GD NFB-8 in right
メインのDACのチップはWolfsonのWM8741をモノラル使用とのこと。


出力部分
喰らうオーディオ!!!-audio-GD NFB-8 in center
ダイアモンド差動回路出力という
回路に素人な私にも強そうなことだけは解る名称です。


電源もRコアが3つあります。
喰らうオーディオ!!!-audio-GD NFB-8 in power
左右と出力段用という豪華な電源構成です。


入力はUSBを含め同軸、光、XLR、BNCと充実。
喰らうオーディオ!!!-audio-GD NFB-8 bk02

出力も充実
喰らうオーディオ!!!-audio-GD NFB-8 bk01
RCA、XLRとクレルのキャスト端子のパクリっぽいオリジナル接続です。

フロントパネルは1センチぐらいの厚手のアルミで
筐体全体もすこぶるしっかりしたモノです。

何気にインシュにまで気を使っており、
開発者のマニアっぷりが伝わってきます。


デザインは極めてシンプルで筐体そのものが良いので
悪くはないです。セレクターの形がイマイチですけどね。


さて肝心の音質ですが

音質として派手さはないですが
情報量が豊富で空間の描写など繊細な表現が素晴らしく、
全体に実に高品位です。


以前自宅で聴いたCHORDのDAC64と比較しても
決して悪くないレベルだと思います。
もっともどちらか選べて言われればDAC64ですけどw


欠点としてはセレクター切り替え時に不快なノイズが出るのが
勘弁して欲しいですがそれ以外は別段不満ないです。


そうなると肝心の価格が気になりますよね?
なんと定価1200ドル日本円で約96000円です。


為替の問題もありますが
これは安いです。

ここはコスパ最強と誉れ高い
FIDELIXのCAPRICEと是非比較したいですね。


なお、audio-GDの一部機種は現在イーオーディオが輸入代理店として
販売しているようです。
http://aedio.bbs.coocan.jp/?m=listthread&t_id=328&summary=on


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8月のメグ・ジャズ・オーディオ愛好会に行ってきました。
喰らうオーディオ!!!-球メイン

今月はラックスマンということで、
球やら石やらのアンプをとっかえひっかえ聞いてきました。


視聴機器は全部ではないですけど下記のとおり。


プリメイン L-590AX
喰らうオーディオ!!!-プリメイン

真空管プリSQ-38U
喰らうオーディオ!!!-球プリ

C-600F
M-600A
喰らうオーディオ!!!-パワー


SACDプレイヤー D-08
喰らうオーディオ!!!-SACDプレーヤー

ラックスの音は聴きづかれしない音を志向しているというとおりで
上位機種ほど音に深みがましてメーカーの音はわかりやすかったです。

一方で悪く言えば茫洋とした音です。
はっきりいって私は好みではないですね。
聴き疲れしない音は好きだけど、もっとキレがほしい。

過去に聞いた感じだとプリメインはもっと良い音で鳴っても
良い気がしますが相性が微妙だったのかもしれません。


寺島さんもコメントに困ってましたね。
優等生で聴き疲れしない自然な音って最も嫌いな部類なんだと思います。

それは私が代弁する話でもないですけどw




ところでメーカーの方にいくつか質問をぶつけた私ですが、

その中で「担当者の方がこのメーカーの音は
凄いと思うのはどこですか?」
と聞いてみました。

回答の中で印象的だったのが
フラッグシップを出した同時期にテクニカルブレーンのアンプが
出てきており、その際にずるいなと感じたという話。

その意味は、音質優先の設計のためにいくつかの安全機構を取り除いて
おり「我々もできれば取りたいよねっ」て吐露です。

それって日本のメーカー的だなと私は感じたわけです。
日本のメーカーは消費者に対して品質を担保する必要があるから
安全性に対して決して手抜きができない。
いわば製造元責任があると。

一方でガレージメーカーや海外メーカーは好き勝手できるから
それは良い音だせるでしょうね。ということ。

そうなると
耐久性や安定性などの品質を担保して欲しいなら
大手日本メーカー
知識があるorリスクをとってでも本気で音質追求するなら
ガレッジorハイエンドメーカー

ということになるらしい・・・
大手メーカーも認識していたのねって話でした。

私はハイエンドは利用者側の使用責任だと思っているので
リスクを知らないなら使うべきではない。と思いますが。


また、真空管アンプを指して
真空管アンプは技術的な欠点から余計な響きが乗る部分があって
それが音の個性などにつながっている。ラックスはその響きが
ないことが正解だと考えているとのこと。

ラックス結構球の商品多いじゃん!と思ったのですが
実際のところ石のアンプ開発者がほとんどのようです。

そうなるとアキュが球のアンプ作っていないのは似たような
技術的な経緯とも考えられそうですね。


まぁ当然その方が大手オーディオメーカーはおろかラックスの声明を
完全に代弁しているわけでもないでしょうが、象徴的な話だと思いました。

ラックスの開発では、設計・試作品完成後からの音のチューニング調整
の時間が長く、音決めも開発者がおこなっているのが特徴らしいです。
なので別に品質・技術至上主義ではないとは思います。
前提条件が違うのでしょうね。



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7月のメグ・ジャズ・オーディオ愛好会に行ってきました。
喰らうオーディオ!!!-zentai


今回は現在オーディオ評論家・ライターの
鈴木裕さん、田中伊佐資さん、村井裕弥さんによる
若手オーディオ評論家3人による超豪華なトークライブでした。

時間が少なかったので流石に各ライターの方々の内面を全て
さらけ出すという感じは無かったですけど、非常に有意義でした。

喰らうオーディオ!!!-suzuki

鈴木さんは意外と年齢重ねてて52才って若手じゃやない
という話もありますが


当日持参されたCDが凄い良かったです。
ジャパニーズ・ソングブック/たなかりか
喰らうオーディオ!!!-tanaka rika


内容はポップスのジャズカバーですが、
純粋に歌が楽しめる極上のボーカルです。
即amazonでポチっとしました。
ここ数年で出会ったボーカルでベスト。


自宅で使っているケーブルの話とかも出たんですが
TMDやプロ系のケーブルが主体で興味深い話でした。



喰らうオーディオ!!!-murai
村井さんは
記事読んでいると結構とんでもないリアクションを
取りそうなイメージですが
実際には質実剛健な感じですね。

オーディオマニア感が強い人です。

リファレンディスクに関しては、
長年固定を行っており決して変更をせず
ライブ冒頭の拍手のシーンの空間やそれぞれ
の拍手の粒立ち、質感で判断していること。

最近はそういう聞き方しなくなりましたね。


喰らうオーディオ!!!-tanaka
田中さんはとにかく話が上手いですね。

それは講演会的なスピーチではなくて
全体の雰囲気をコントロールするイメージです。
空気が読めるというか評判が高かったです。

オーディオライターとしては奔放な感じでした。

言うほど裏話が出たわけではないですが、
オーディオライターってやはりお金にならないらしく
これだけで食える訳でもないので肩の力が抜けている
という印象です。


機会みつけて過去の銘機ってどうなのか?とか
根掘り葉掘りもっと突っ込んだ話を聞きたいですね。


ちなみに当日のシステム構成は
前段が47研究所のシステムだったのですが
喰らうオーディオ!!!-47lab dac

喰らうオーディオ!!!-47lab analog


プリアンプでAGARAが面白かったです。
喰らうオーディオ!!!-agra pre
元々JBLの43モニター系を鳴らし切ることを目的としたプリです。
もちろんパワーもあるのですが本日はプリのみです。

非常に鳴りが良くて、全ての音が躍動感を伴って前に出てくる感じです。
私は非常に好きです、100万と高いので買えないですけどw



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Accuphase(アキュフェーズ)  プリメインアンプ E-305
喰らうオーディオ!!!-アキュフェーズ E-305

CP(中古)   ★★★★
デザイン    ☆☆
手放せない度 ☆☆

※基本ざっくばらんですが、星の評価基準はこちら


久しぶりにオーディオレビューでも。
1年近く書いてなかったですけど(汗)
実際は色々聴いているので、もっと頑張って書いた方がいいですよね。
最近はアンプやDACやスピーカーのレビューネタがあるので
ボチボチ書こうと思います。

アキュフェーズのE-305は同社の87年発売の
中級のプリメインアンプです。
いわずとしれたメーカーなので詳細は語りませんが、
E-305は現在でも市場で人気のある機種ですね。
(E-305の詳しい仕様はこちら

たまにはアキュフェーズも聴いたほうが良いかな?
という気まぐれで家に来ました。


肝心の音質ですが
非常に高いSN比で繊細な情報を隈無く描き切る鳴り方です。
今でも高額で取引されるだけあって実力機ですね。

当時のアキュフェーズの音造りとして見られる
高域に強いアクセントが入っておりキラキラしております。

流石に低域のドライブ力はそれなりです。
このあたりを求めると上位機種にならざるを得ないですよね。

しかし、改めてアキュフェーズが好みでは無いと思う。
もっと楽しい音が欲しくなるんですよね。
とか言いながら最近のアキュフェーズの音が気になり買ってしまう気がしますが・・・



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5月のメグ・ジャズ・オーディオ愛好会に行ってきました。
喰らうオーディオ!!!-kx-3p all

今月はクリプトン特集で
小型スピーカーやアクセサリーを視聴した次第です。


そういうと別に新鮮味がありませんけど、
個人的には収穫が多かったイベントでした。


まず、KS-1HQMのMAYAモデルを聞いて見ました。
喰らうオーディオ!!!-KS-1HQM


構成はMACからUSBデジタルアウトでスピーカーに直結です。
喰らうオーディオ!!!-KS-1HQM 全景

オンライン直販のみの製品で6万円程度の製品ですが、
PCの良い意味での情報量とデジタルアンプの鳴りの良さ
ユニットのシングルコーンの良さが光るよいシステムです。

非常に優れた製品だと思います。
電源やスタンドなどアクセサリーで底上げされているものの
入門機器の必要性をなくしそうなレベルです。

そもそもデジタル入力のあるデジタルアンプは
技術的に難しい部分があり、クリプトンでも韓国の音響を
研究家と共同で商品化を行ったようです。

確かに国内でもフルデジタルアンプで商品化しているのは
ソニーのハイエンドTA-DR1aやラステームのアンプなど
ぐらいだと思います。


次にスピーカーをクリプトンのKX-3Pに変更しました。
アンプはデノンのPMA-2000AEです。
喰らうオーディオ!!!-kx-3p

これが中々良いスピーカーでとにかく嫌な音は出さないし
鳴りっぷりも良いのでアンプとDACの価格を考えると
非常に食指が動く逸品ですね。一度家で聴きたいです!


アクセサリーも色々つかってみました。
USBケーブルも交換して見ました。
情報量が増えて低音の厚みや高域の伸びやかさの
次元が変わります。
今まであまり気にしていませんでしたが、
要検討なポイントですね。

開発者の方と色々話してみたところ
インシュをはじめとするアクセサリーはPCにも既存の
コンポーネントと同じ方向性で効くとのこと。
むしろオーディオ対策がほとんどされていない分効果的
らしいです。


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