CP(中古) ★★
デザイン ☆☆☆
手放せない度 ☆
※基本ざっくばらんですが、星の評価基準はこちら
久々のスピーカーレビューです。
導入するのが面倒なのであまり自宅で聴いていないジャンルなのですが
そろそろ本腰を入れて次なるスピーカーを検討しているので
ちょいちょいレビューをしたいと思います。
さて、今回はエソテリックのMG-10です。
製品の特徴としてはマグネシウム振動板を全面採用している点です。
企画エソテリック製作はタンノイが担当しており、同ブランドのスピーカー
と言ってもOEMということになります。
デザインは中々優雅な見た目でDALIのヘリコンあたりと同様に実物見ると
仕上げの良いですが、40万円という定価を考えると重量も軽いのでちょっと
不満が出そうなレベルかもしれません。
独特なSP端子。カッコイイけど使いにくいです。
で、肝心の音ですが。
これは40万円のブックシェルフとしては駄作だと思います。
根本的に、高域と低域のつながりが悪く感じます。
定位があまりよくなく、バスレフというか箱鳴りがして
中低域に変な付帯音があります。
高域は独特の煌びやかさがあり美しいです。
とまぁ中古や当時の販売価格が総崩れで割安で手に入るのも納得。
定価40万ではなく、定価20万のスピーカーだったらこんなものかなと思います。
当時のオーディオ評論家の特選評価の記事を読むとSPスタンドが純正じゃないと
実力が出ないという
それはちょっと苦しいだろ!というのが聴いた印象。
良いスタンドを使わないとブックシェルフが消えないのは事実だと
思いますが・・・
お読みいただきありがとうございました。
MG-10の私のオーディオレビューが参考になりましたら下記のクリックをお願いします。
にほんブログ村